オーレン小屋から根石岳と硫黄岳
- GPS
- 14:00
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,249m
- 下り
- 1,242m
コースタイム
27日:7:30オーレン小屋-8:15夏沢峠-9:50硫黄岳-12:00オーレン小屋-14:00桜平
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
桜平までの林道は轍が深く雪も残っているためスタッドレスタイヤかチェーンが無ければかなり難しいと思います。諦めたのか途中のスペースに停めてある車がかなり有りました。 登山ポストは夏沢鉱泉に有ります。 登山コースの雪は締まっている所と踏み抜く所があり注意が必要です。 |
写真
感想
前夜
いよいよゴールデンウィーク突入、新緑の季節の到来、夏に向けて日々暑くなっていきます。
しかし、山はまだまだ雪山、残雪期。
ピッケルとアイゼンを買ってしまった僕は隊長に連れられてオーレン小屋で宴会を、じゃなく、山登りに行きました。
今回先生は不参加なので大先輩の運転で金曜の夜出発。
桜平の駐車場までは林道を走るのですが、ここがまた、轍が深くて深くて、時々車体の底からガリガリっという音が。
それに、さすがにもうないと思っていたのに途中から雪が出てきました。
ノーマルタイヤで来てしまったので行くか戻るか迷っていたところ、前方に車のライトが見え、そこから1人の男性が出てきました。
その人の話ではチェーンを巻かないとこれ以上進めないようです。
そこで意を決してチェーンを巻きます。
そして慎重にゆっくり進みます。
もうすぐ桜平という地点で先の男性が手を降っています。
どうやら駐車場は雪が多くて入れないのでこの辺りのスペースに停めた方がいいようです。
その男性は1人で来ているらしく僕達に出会わなければ諦めて別の所へ行こうとしたそうです。
彼には安全な別の道を行かせた方が良かったのでしょうか?罪作りな僕達。
ともかく、朝まで車の中で寝ることにします。
一日目
ほとんど眠れず朝を迎えると隣の車の男性が一足先に出発、お気をつけて、行ってらっしゃい。
僕達も腹ごしらえと準備をして出発。
今年初めてのテン泊装備なので重いです、こんなに重かったっけ?ちょっと心配。
足元注意で歩いているので周りの景色を見る余裕がありません、う〜ん、残念。
写真も沢山撮ったつもりなのですが家に帰って見てみると意外と撮ってません、う〜ん、残念。
そんなこんなで夏沢鉱泉に到着。
ここで登山届を書いてポストに入れます、そしてアイゼン装着。
なぜか3人共ブラックダイヤモンド、なぜでしょう?偶然です。
ここからが長い長い、オーレン小屋までコースタイムでは50分ですが、なぜか2時間近くかかってしまいました。
雪の中を歩くのはなかなか大変ですね。
小屋に着いたら受付をしてテントを張ります。
テン場にはすでに1張ですが広いテン場は張り放題です。
さっそくテントを張りますが雪のテントは初めてです、寒いんだろうなぁ〜
テントを張ったら根石岳へ出発。
晴れた空の下、雪の樹林帯を歩くのは気持ちが良いですね〜
固く締まった雪にアイゼンの刃がサクッサクッと刺さります。
「ああ、僕は今雪山を歩いています。」
でも柔らかい所もあるので注意です。
ツボ足で固まっている所は更に注意です。
樹林帯を抜け根石岳へ。
360度見渡せます、実に素晴らしい。
その後夏沢峠経由でオーレン小屋まで戻ります。
どのくらいテントが増えているかと思っていたらなんとびっくり!
全く増えてません、先の1張りと僕達の3張りだけです。
小屋泊まりの人達はそれなりにいるようですが、テントがこんなに少ないなんて、隊長もビックリです。
その後テントで寛いでいると1人テントが増えましたが本日はそれまで、5張りです。
小屋の前の素敵なテーブルで夕食を済ませて就寝。
今回雪上テントと言う事であったかロールマットを新調、断熱性が高いので思った以上に暖かいです、というより、冷たさを感じません。
とはいえそこはさすがに雪の上、時々ブルっときます。
たまらずカイロ貼ってウイスキー飲んでzoo...
二日目
次の日もいい天気です。
今日は硫黄岳へ登ります。
夏沢峠からしばらくすると傾斜がきつくなりいよいよピッケルの出番です、もちろん初ピッケルです。
サクッサクッピッケルが雪に刺さります。
サクッサクッアイゼンが雪に刺さります。
「ああ、僕は今雪山を登っています。」
しか〜し、雪の斜面をアイゼン付けて登るのはかなり大変です。
縦になったり、横になったり、斜めになったり、足を広げてみたり、なかなか慣れません。
余計なところに力が入るせいでしょうか体力を消耗します。
そんなこんなでヘロヘロになりながら頂上へ。
爆裂火口は文字通り火口が爆裂しています、八ヶ岳にもこんな火口があるなんて思ってもいませんでした、壮観です。
頂上でランチパックdeランチをした後オーレン小屋まで来た道を戻ります。
ちょっとノンビリした後撤収して下山します。
車まで戻るともう彼の車はありません、元気に旅立っていったのでしょうか。
それにしても、昼間林道を走ってみるとよくこんな道を夜中走ってきたなぁ〜と、大先輩のドライビングテクニックに感心しきりです。
息を呑むような林道を走り終え帰路につきます。
お疲れ様でした。
初めましてMichitoKeiと申します。
晴れで良かったですね、お疲れ様でした。
お聞きしたいことがあります。
来週の連休でオーレン小屋テントで天狗岳に行こうと思ってますが
桜平駐車場はまだ停められないんでしょうか?
二週間前にノーマルに変えたけど再度スタッドに変えたほうが良さそうですね。
アイゼンは10本爪は重いので6本にしようと思ってますが10本以上がいいでしょうか?
トレーニング不足なので最軽量(15kg)以下にしたいんですが。
数年前から5月連休は八ヶ岳にテント泊してますが美濃戸口や麦草峠は雪がなかったです、今年は多いんでしょうか?
コメントありがとうございます。
良い天気の山行は最高ですね。
さて、ご質問の件ですが、あれから数日たっていますし、今後どうなるかも天気によってはわかりません。やはり山小屋に連絡して状況を確認されたほうが良いと思います。
アイゼンですが、これも雪の状況やご自身の歩行技術にもよると思いますので、アイゼン初心者の私からはなんとも申し上げられません。
それと、今年はたぶん雪は多いと思います、そんな話をした記憶があります。
とはいえ、例年に比べてどの程度多いのかはわかりません。
せっかくご質問いただいたのに参考にならずに申し訳ありません。
安全で楽しい山行になるといいですね、お気をつけて。
いいコースでしたね。
けっきょくお話できませんでしたが、3人で宴会をされてて楽しそうでした。
桜平までの林道、よく夜中に来られましたね。出会われた方も山行記録に載せられてますよ。
コメントありがとうございます。
天候にも恵まれてほんと良かったですね。
1人で来られるなんて凄いですね、お話ができなかったのは残念ですがまた何処かでお会いできると良いですね。
それと素敵な情報ありがとうございます、さっそくご挨拶しようと思います。
m_tanu さん
コメントありがとうございました。
あの時は、出会えてほんとに良かったです。
タイヤ空転していて前にも進めず、戻りもできないでいたのです。
もう少し試してダメならチェーン装着をと思っていましたが、
ちょうどその時お会いしました。
何より仲間ができたようになり、心強くなりました。
硫黄岳で出会えるかなと思っていましたが、先に根石岳の方だったのですね
またどこかでお会いできること期待しています
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