陸奥の秘湯くろがね小屋に泊って残雪の安達太良山堪能しました
- GPS
- 07:12
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 815m
- 下り
- 1,200m
コースタイム
4:57 自宅
↓ (所要時間 4:33 )
9:30 〜 9:56 奥岳登山口(安達太良エクスプレス乗場) 休憩 0:26
↓ (所要時間 0:14 )
10:10 〜 10:20 薬師岳(安達太良エクスプレス山頂駅) 休憩 0:10
↓ (所要時間 0:30 )
10:50 〜 10:58 休憩 0:08
↓ (所要時間 0:42 )
11:40 〜 12:35 安達太良山 晴れ 休憩 0:55
↓ (所要時間 0:15 )
12:50 〜 13:02 矢筈の森 休憩 0:12
↓ (所要時間 0:43 )
13:45 くろがね小屋(宿泊)
行動合計 3:25 (歩行 2:10 休憩 1:15 )
2014/4/27(日)
7:15 くろがね小屋(宿泊)
↓ (所要時間 0:45 )
8:00 峰ノ辻
↓ (所要時間 0:25 )
8:25 〜 8:45 安達太良山 快晴 休憩 0:20
↓ (所要時間 0:20 )
9:05 〜 9:12 峰ノ辻 休憩 0:07
↓ (所要時間 0:33 )
9:45 勢至平(くろがね小屋分岐)
↓ (所要時間 0:15 )
10:00 〜 10:08 馬車道分岐 休憩 0:08
↓ (所要時間 0:43 )
10:51 奥岳登山口(安達太良エクスプレス乗場)
行動合計 3:36 (歩行 3:01 休憩 0:35 )
天候 | 4/26;晴れ 4・27;快晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ちょうどこの日が運行開始日でした。 http://www.adatara-resort.com/green/waribiki.stm 駐車場は乗り場のすぐ下の駐車場を利用。100台以上駐車可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースの状況は季節や天気、個人の力量や体調ので変わりますので、ここに記載の内容を参考にしていただくのは大いに結構ですが、鵜呑みにせず、自己判断でお願いします。 一般道についての夏道の一般的な情報は他のレコやガイドブックを参照してください。 ★ゴンドラ(安達太良エクスプレス)駅〜安達太良山 ゴンドラを降りてすぐに雪道でした。夏道はほとんどわかりませんが、木の枝についた赤テープとトレースを頼りに進めば問題ありませんでした。 雪は気温が高いために表面が緩んでいましたが、トレース外でも潜ることはありませんでしたので、アイゼンもワカンも無で快適に歩けました。斜度が急な所もなく、滑落の心配はありませんでした。 山頂の手前からは雪が無くなり、夏道を登りました。 ★安達太良山〜矢筈の森 雪はありません。この日は風がなく大変暑い日でしたが、普段は風が強く雪が飛ばされてしまうためと思われます。 ★くろがね小屋分岐→くろがね小屋 夏道沿いに歩きます。矢筈の森の南側と東側の巻道部分には雪がたっぷりありました。特に峰ノ辻を過ぎてからの東側の巻道はやや急な斜面のトラバースですが、トレースがしっかりしていてゆきも柔らかくて滑落の心配はありませんでした。ただし気温が低く雪が固い時はアイゼンが必要になると思われます。 ★くろがね小屋→峰ノ辻(バリルート) 一般道の南側の谷を登りました。一か所だけ、小さな滝があって雪が割れていましたので北側の斜面をトラバースで高巻きしましたが、それ以外は雪に覆われ、まだ朝だったため雪も良く締まっていてアイゼンを付けて歩きやすい状態でした。斜度も緩く登りやすい谷でした。 ★安達太良山←→峰ノ辻 登りは途中の雪がない所の手前でアイゼンを外しました。山頂直下の雪上の巻道は、前日のトレースに従って、キックステップで登りました。雪は緩んできていました。 下りは、山頂直下のトレースのない雪の斜面を真直ぐに下って、下のトラバース道へ下りました。やや急でしたが、雪が柔らかくアイゼン無でキックステップでOKでした。ただ、部分的に固くて踵がほとんど蹴り込めないところもありましたので、アイゼンを着けた方が無難です。 ★峰ノ辻→勢至平(くろがね小屋分岐) トラバース部分は雪がないところもおおかったですが、緩やかな斜面になるとほぼ雪道を夏道沿いに赤テープとトレースに従って下りました。 ★勢至平(くろがね小屋分岐)→馬車道分岐 ほとんど雪の上でしたが、夏道が露出しているとことも脇の雪の上にトレースがありました。気温が上がって踏みぬきもありました。 ★馬車道分岐→奥岳登山口 旧道(登山道)を下りました。南向きなので日当たり良く、雪溶けで泥の斜面になっていて 滑りやすいところもありました。下って植林の中に入ると、雪が残っていて歩きやすくなりました。 あだたら渓谷自然歩道は冬季は閉鎖されており、通行できませんでしたので、スキー場横の林道を下りました。 |
写真
感想
かねてから泊りたかったくろがね小屋に泊って手軽に楽しめる雪山として安達太良山へ登りました。
もともとは2日目のみに安達太良山登頂の予定でしたが、天気が下り坂だったので、天気が良かった初日に登頂しました。
しかし翌朝の方がさらに良い天気でしたので、二日目も再び登頂しました。ただ登るだけではつまらないので、アイゼン歩行訓練も兼ねてプチバリルートで雪で埋まった沢を登ることにしました。
天気は初日は晴れてはいましたが、かなりもやっていて、磐梯山が何とか見える程度だったのですが、二日目はもう少し良く見えて、吾妻山もはっきり望むことができ、登りなおした甲斐がありました。
登りで使ったプチバリルートも快適で雪山の自由を堪能できました。
くろがね小屋の温泉は岳温泉の源泉に近くて鮮度がよく、白濁したとても温泉らしい温泉でした。窓の外には鉄山の岩壁が望めました。
到着後すぐ、夕食前、寝る前、翌朝と4回の湯につかりました。小さいですが、宿泊客がそれほど多くなく、貸切のことが多くてとて長湯を堪能できました。
この一週間はずっと天気だったため雪解けが一気に進んだようです。そのため、この日はさすがにスキーの人はいませんでしたが、古いシュプールはたくさんあり、来シーズンはぜひとも山スキーをやりたいと思いました。
スキー場付近にショウジョウバカマや蕗が咲いていましたが、他の花はありませんでした。しかし、次の目的地の土湯温泉にある仁田沼(水芭蕉の群生地)へ移動の途中、塩沢温泉側へ下る道路の両側にカタクリの大群生がありました。水芭蕉が咲いている小さな沼もありました(写真参照)
仁田沼の水芭蕉の群生(10万株以上!ちょうど見ごろだった!!、カタクリもすごい、キクザキイチゲもたくさん見られました)は次のレコをご覧ください。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-436679.html
shigetoshiさん、こんにちは。
丹沢24出ないで、こんなところに来てたのですね。
私も昔、山スキーで冬に泊まったことがあります。
味のある小屋で温泉入って疲れがとんだのを覚えています。
カタクリも見られてよかったですね
次期もちょうどいい感じで。
kurosukeさん、こんばんは。
すみません,kurosukeさんたちが、丹沢24で限界にチャレンジしている最中に、
のんびり温泉&雪山ハイクを楽しんでおりました
今回はくろがね小屋に泊まりたいという妻のリクエストで
丹沢24に後ろ髪ひかれる思いもありましたが、こっちへ行くことにしました。
日帰りでも十分いけるコースでしたが、あえて小屋泊まりということで
時間に余裕がたっぷりだったので、2回も安達太良山へ登頂することができ、
雪上歩行訓練にはよかったと思います。
は白濁で本当にいいお湯でした。宿泊客はそこそこいましたが、
あまりお風呂には入ってこなくて、長く入っていると一人になることも多く、
堪能できました
(ちょっと入りすぎて湯あたりしたかも )
shigetoshiさん、こんばんは
私は安達太良山 に、夏、秋、冬と訪れていて、春はまだなのですが、
いい雰囲気ですね(^^)
山肌にゼブラ模様、足元にはお花 …春の訪れを感じさせるお写真が
素敵です
くろがね小屋、宿泊された方の評判は良いですよね!
常連さんも多いのだとか
私は休憩で寄りました。小屋の落書き帳に何やら書いた覚えがあります
pippiさん、こんばんは。
今日までGW後半の山旅(今度は北ア常念・蝶)に行っておりました。
(レコはこれからです)
春以外全部ですか
私も今回で夏、秋につづいて3シーズン目になりました。
とても気楽に楽しめる雪山でした
ありがとうございます
残雪と花、両方が楽しめて、春の山を満喫できました
くろがね小屋、温泉は最高でした
夕食のカレーは学食カレーのようで意見が分かれるかもしれませんが、
お変わり自由なのでまあいいかと思います。
でもサラダかお浸し位はほしいなあ・・と感じました
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