曇天の栗駒山湯浜コースそして会いたかった千年クロベ 曇り時々トレラン & ♨


- GPS
- 07:42
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 1,347m
- 下り
- 1,365m
コースタイム
天候 | 曇り山頂付近はガスガス 降りたら晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
数十台止められるのでよほどのことが無ければ止められる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1225m、1260mにある残雪は斜度は大したことないのでツボ足可 ただしガスっていると夏道の入り箇所が分からないと思います。 1100m位から残雪が見られる。そこまでの道は沢道なので水が流れているか湿地化している。(長靴の方がいいか?) 夏道と残雪の接続部の踏み抜き注意(何回か踏み抜きました。下は水流れています) お室直下の雪渓は下部の斜度がきつくアイゼン・ピッケル必要 |
写真
と下は水が流れている
この下980m付近で他山者1名とスライドした
GPS無しとのことなので、自分のトレースを行くように勧めた。(ガスってないといいのだが...)
装備
MYアイテム |
![]() 重量:1.01kg
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個人装備 |
半そでTシャツ
腕用カーフ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食(おにぎり2個)
非常食
ハイドレーション
地図1/25000
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
携帯
時計
ツェルト
カメラ
エマージェンシーシ−ト&ポンチョ
チェーンスパイク
ストック
|
感想
栗駒山の表掛けは今年雪が多いのでまだしばらく行かない方がいいだろうな〜 ...ということで、もう忘却のかなたの湯浜コースそして未踏の大地の森コースを周回することにした。
湯浜温泉駐車場着、どうも登山者はいないような感じである。
どんよりと曇っていて、寒い。上だけジャケットを着こんでスタート。
母沢の橋を渡り道脇に露天風呂があるのをロックオン。登山届は出してあるので旅館の登山届ポストだけ確認して通り過ぎた。
すぐは登りだが少し行くと走れる道になった。
ただし湯浜分岐からは登りもきつくなり湿地も多くなるのでほぼ歩きです。道が沢になっていて上部の残雪からの雪解け水が流れている。
流れていなければ湿地である。逃げ場がない湿地もありローカットシューズは不可である。(長靴でもよいくらいだ)
登るに従い道は苔が生えたゴロ石になってきた。1000mを超えたあたりから残雪がちらほら出てきた。あまり踏み抜きはないが下は水が流れているので注が必要だ。
1200m付近では大きな雪面があり、ガスっていることもありGPSが無いと
夏道の入り箇所を探すのは困難だ。
それさえ超えれば山頂までは夏道なのである。
ただし今回は山頂に地下ずくに従い風が強くなり、寒くなった。
特に天狗平から山頂は遮るものはなく15mの風に吹かれることになる。
視界も悪く50m位であろうか。なので天狗平からの絶景は全くなかった。
西風に乗り須川温泉からの硫黄臭が少しする。
山頂には2人ほど登山者がいた。天候が悪いので中央コースからでしょうか? 写真だけ撮ってとんぼ返りUたーん。次の目的地大地の森コースに向かう。
お室の分岐から数十メートルで御沢の雪渓に出た。ガスってて下部は良く見えない。お室の祠はまだ雪の下でしょうか?
雪渓の100m位は斜度大したことなくツボで下った。赤布の細竹がすべて
倒れていたので立ててきた。さらに下ろうかと下部を見ると急に傾斜が強くなっていてアイゼン・ピッケルが無いと無理だ。今回の軽装備では無理なので雪渓の途中で戻ることにする。
下りもあの水の流れている道を行くのかと思うとゲンナリするが、わさびをとる楽しみもある。
下りは苔の生えた石を下るので全然スピード上がらない。手袋も濡れた石をつかむので防水手袋の方が良かった。
980m付近で登山者1名とすれ違った。山頂まで行くそうなので残雪の情報を伝えた。
湯浜分岐までは湿地だったりするのであまり走りはできなかった。
分岐から千年クロベ方面は比較的フラットで走りやすい。
勿論ところどころ枝が張り出しているので注意は必要だ。
渡渉は小さな沢を除いて2か所あり、小桧沢は水が多かったので少し苦労した。(渡渉用のロープは切れていました)
千年クロベまでの道には廃林道があり、壊れた軽トラがありました。内陸地震で取り残された車だそうです。湯ノ倉温泉や川原小屋沢までの道も
この時に破壊されたのでしょうね。
千年クロベは幹周10mの黒檜です。保護のため木の近くはロープが張ってあります。タッチしたかったが少し若い木で代用する。
それでも十分に木の精気を得た。
帰りは足も若返り軽快に?走り戻った。
湯浜温泉の近くまで走ってきたら犬の鳴き声が聞こえてきた。まずは宿の看板犬のおでむかいがあり、吠えられた。朝も遠くで吠えていたので、どうも自分の熊鈴に反応したみたいだ。でも、すぐになついた。玄関で宿の主人と少し話をし、温泉のお金\500を払い露天風呂へ。
先客のおっちゃん(自分もですが...)がうまそうに風呂に入りながらビールを飲んでいた。泊まるのなら飲むんだが、がまんがまん。しばらく山の話などをした。
お湯は41℃か?少し自分にはぬるいな。脇から温泉がしみだしているそうだ。もちろん、無加水・無加温だ。
30分ほどで温泉を後にしてR398の車道脇の駐車場に到着して山旅終了。
最近感じるのは、昔の登山道が通行止めや廃道になっているのが多いことです。火山の場合はしょうがないと思いますが、崩壊などはう回路ができても良いと思います。最近は登山者が多いといっても昔ほどじゃないし、東北ではさらに少ないので整備しないのでしょうね。
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