朝日岳


- GPS
- 05:00
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 458m
- 下り
- 456m
コースタイム
7:10 峰の茶屋跡
7:30 剣が峰
8:00 岩稜線支点
8:50 朝日岳山頂
9:40 剣が峰雪渓
10:30 峠の茶屋駐車場着
天候 | 晴れ(下界は曇り) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道路および駐車状況: 峠の茶屋駐車場まで車であがることができた。 連休前の朝だったので駐車場はかなりすいていたが、 トイレ状況: 峠の茶屋駐車場のトイレはまだしまっていた。トイレは 大丸温泉駐車場に公衆トイレがあるので、ここで済ませたい。 雪の状況: 峠の茶屋駐車場は除雪されていたが、駐車場から登山道がいきなり雪深くなる。鳥居はくぐれるかくぐれないかという状況。暫くトレースをたどっていくと、雪の残っていない夏道が現れるが、ところどころ雪道のトラバースがある。おもな箇所を上げると、まず峰の茶屋跡の少し前、それから剣が峰の巻き道で、いずれも今回はアイゼンなしでも歩くことができたが、天候しだいではアイスバーン化していることもありえるので、アイゼンをつけたほうがいい場合もありそうだ。なお、那須は強風で有名で、無雪期でも風で飛ばされて滑落することがあるので、強風時の雪道トラバースはやめたほうがいい。 朝日岳の肩から山頂にかけても若干道に雪が残っている。 剣が峰の上り下り、朝日岳への巻き道および稜線は雪はない。 剣が峰のコースは厳冬期にとられることが多い。上述の巻き道が雪崩れの危険をはらんでいることを嫌うためである。逆に無雪期には砕けかかった石版を積んだような状況なので非常に崩れやすい。自分が歩くのも大変だが、それ以上に落石で巻き道を歩いている他の登山者に怪我をさせる危険が大きい。またコースといっても道はない。 剣が峰から朝日岳への稜線のコースも何割かは一般コースと重なっているが、岩稜に道はないし、鎖やはしごもない。また、浮石だらけで自分も危険であるし、他人に対する危険も大きい。自分は基本的に一般コース側を避けて通り、万が一落石した場合にも登山道側には落とさないように心がけた。 人が多く歩いている時期/時間帯に通るときはくれぐれも気をつけて。 |
写真
感想
翌週に北アルプス(目標・北穂)を控え、足慣らしをしておこうということで、足慣らしに朝日岳を選んだ。天気予報はあまり芳しくなく、家を出たときには小雨が降っていた。やめようかとも考えたが、下界が雨なら、山は雪だからかえってちょうどいいだろう。荒れていたら、下のほうでアイゼン歩行だけやって帰れば元は取れるだろうということで出発。
那須高原から登山口に続く県道21号線を走っても、夜明けということもあるがまるで山が見えてこない。これはだめかなと思って車を走らせているうちにどんどん明るくなり、峠の茶屋駐車場に着いたときには晴れてしまった。
稜線から見渡せば、まさに雲海とはこういう状態をさすという見本のような状態であった。
駐車場は完全に除雪されていたが、雪道を歩くつもりでいたし、鳥居はまだ雪に埋もれていたから、から、スタートからアイゼンをつけて歩き出したが、マナーとしては駐車場はアイゼンをつけずに歩くべきであった。
年5月中旬に登りに来たときに、まだ峰の茶屋跡と剣が峰に雪渓が残っていたから、4月下旬ならば相当の残雪がと思っていたのであるが、基本的に雪は融けていてアイゼンも途中ではずしてしまった。
朝日岳東南稜を歩こうかとも考えたが、取り付き口を忘れてしまったので、今まで何度か歩いている剣が峰からずっと稜線を歩くコースを選んだ。自分が落ちないかという不安もさることながら、下の登山者に落石を起こさないかということに気を使うコースである。
本来ならば朝日岳から三本槍岳を通過して須立山へ向かい、残雪の斜面を登り降りしたりピッケルワークを練習したりできればよかったのだが、午後用事があったために朝日岳で引き上げてしまった。
山歩きは記録に残した雲竜渓谷以来な上に、欠かさず続けてきたランニング等の下界トレーニングも仕事が多忙なことにかこつけて2ヶ月近くさぼり気味で、翌週の本番(?)に不安を残す山行きとなった。
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