利尻山 Sea to Summit(鴛泊港〜山頂ピストン)
- GPS
- 08:43
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 1,784m
- 下り
- 1,783m
コースタイム
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 8:42
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船 飛行機
・主要ルートは2通り。 A:陸側ルート ・国道40号線・名寄経由 ・約250km・4時間15分 B:海側ルート ・国道233・239号線・留萌経由 ・約270km・4時間45分 ⚫︎稚内港よりフェリーで鴛泊港へ ・ハートランドフェリー ・一日3便(時期による) http://www.heartlandferry.jp/ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 07:45 羽田空港発(飛行機) 09:20 旭川空港着 10:00 旭川空港発(レンタカー) 16:00 稚内港着 16:20 稚内港発(ハートランドフェリー) 18:20 鴛泊港着 18:50 利尻島ファミリーキャンプ場ゆ〜に(徒歩) |
コース状況/ 危険箇所等 |
⚫︎鴛泊コース ・特筆すべき危険箇所はない。 ・9合目より上部は、路肩の自然崩壊が著しい。 ・沓形分岐〜山頂直下は、急勾配かつ火山灰と小石のザレが続く。強風時や渋滞時のすれ違いに注意。 ⚫︎残雪 ・地元のガイドさんが上部の残雪を崩してくれたらしく、夏道が出ておりアイゼンは未使用。 ⚫︎山頂 ・現在の山頂は北峰。 ・最高峰の南峰は、崩落が激しく、ロープが張られ立ち入り禁止になっている。 ⚫︎避難小屋 ・利尻山避難小屋 ・緊急時のみ(宿泊・御来光のための利用は禁止) ⚫︎携帯トイレブース ・5〜6合目間 ・利尻山避難小屋 ・9合目 |
その他周辺情報 | ⚫︎利尻島ファミリーキャンプ場「ゆ〜に」 ・鴛泊港より徒歩で20分くらい ・テント泊:一泊@500円 ・日帰り入浴:@520円 (テントサイトから道路を挟んで向かい側) https://www.town.rishirifuji.hokkaido.jp/rishirifuji/1133.htm ⚫︎セイコーマート利尻店 ・鴛泊港より徒歩で10分くらい ⚫︎ATM ・利尻おしどまり郵便局 ・稚内信用金庫利尻富士支店 ⚫︎利尻ルール(利尻山登山道等維持管理連絡協議会 ) ・マナーとして携帯トイレを使う ・ストックにキャップをつける ・植物の上に座らない、踏み込まない https://www.town.rishirifuji.hokkaido.jp/rishirifuji/1398.htm |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
スリング
環付カラビナ
|
---|---|
備考 | 上部は日差しが強く、日焼け止めを忘れたことを後悔。 アイゼンも使わなかった。 |
感想
3ヶ月振りの北海道遠征登山。
梅雨前線から逃れるように、6月は北海道を訪れることが多いです。
2022年度は、ずっと行きたかった利尻山。
せっかくなので、海抜0mからのSea to SummitにTRYすることにしました。
⚫︎現地までの移動
羽田空港から旭川空港へ飛び、レンタカーを借りる。
稚内港まで約280km、休憩含めて6時間弱のドライブ。
今回は、留萌経由で海側ルートを迂回したが、陸側を北上すれば20kmほど短縮できる。
その日の最終フェリーに乗り、18:20に利尻島上陸。
鴛泊港からファミリーキャンプ場「ゆ〜に」まで20分ほど歩いてテント設営。
とても綺麗なキャンプ場。
日帰り温泉も近く、人気なのも頷ける。
翌日は3:30起床。
キャンプ場から鴛泊港へ下って、04:30に登山開始。
⚫︎鴛泊港〜利尻北麓野営場(3合目)
舗装路が続く。
途中で登山道へ左折したので、往路は野営場を経由せず下山時に立ち寄ったが、非常に綺麗で申し分ないベースキャンプ地と感じた。
少し進んで、日本最北端の名水百選・甘露泉水でチャージ。
⚫︎5合目〜第一見晴台 (6合目)
樹林帯の登り。
第一見晴台で、ようやく背後(海側)の展望が開ける。
⚫︎7合目〜長官山(8号目)
胸突き八丁は、名前ほどのキツさはなく、第二見晴台辺りまでは、岳樺に覆われた稜線を行く。
展望はないが、直射日光を遮ってくれてありがたい。
8合目の長官山まで登ると、ようやく利尻山の展望が開けてテンション上がる。
⚫︎利尻山避難小屋〜山頂
避難小屋の先に、平坦な残雪区間が出てきた。
雪原の先から、いよいよ急登が始まる。
ここから上部は、路肩の自然崩落が著しく、登山道の元の高さから3mほど抉られた箇所もあるそう。
残雪は崩されて夏道が出ており、アイゼンは不要だったが、火山特有の小石とザレが山頂まで続く。
所々痩せた箇所では、人の多い夏場のすれ違い渋滞もありそう。
⚫︎山頂
ほぼ360度のパノラマ。
礼文島も見える。
遥か小さくなった鴛泊港に、海抜0mからの遠い道程を思い返し、珈琲を片手に感慨に耽る。
近くに目を移すと、聳り立つローソク岩や、親不知小不知方面の鋭利な稜線など、利尻山の凛々しさが際立つ。
⚫︎感想
花の百名山を愛でるには、ひと月ほど早かったと思われるが、登山者も10組程度で、静かなソロ山行を満喫するには最高の時期だった。
簡単には来れる山ではないけれど、沓形コースも歩きたいし、雪を纏った時期も気になる。
登れるうちに再訪したいと思った。
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