千沼ヶ原〜烏帽子岳（乳頭山） 平ヶ倉から周回

2022年06月14日(火) [日帰り]

• GPS: 09:00
• 距離: 15.5km
• 登り: 1,038m
• 下り: 1,031m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:05
• 休憩: 0:44
• 合計: 8:49

7:21 烏帽子岳平ヶ倉登山口
8:13 8:25 熱交換所登山口分岐
9:53 9:54 平ヶ倉のやせ尾根
10:53 10:54 千沼ヶ原・三角山分岐
11:09 11:18 千沼ヶ原
11:37 11:38 千沼ヶ原分岐
12:16 12:16 千沼ヶ原分岐
12:22 12:30 乳頭山
13:23 13:26 白沼上水場
13:37 13:38 山頂まで2キロ標柱
14:24 14:32 白沼
15:23 15:23 滝ノ上温泉登山口
16:10 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・平ヶ倉登山口前の待避所に10台程駐車可能
・トイレはその手前2�劼�らいのところの左手山側にある玄武岩展望所の水洗トイレをお借りした。
・なお滝ノ上園地のトイレは断水のため使用できないと張り紙あり。

コース状況／危険箇所等

・平ヶ倉尾根は倒木が多いがきちんと処理されている。ややワイルドなコースで緩急を繰り返す。
・雪渓は1100位のところの小沢を横切るところ、5m位だが傾斜が強いので要注意。まもなく消えると思うが。
・千沼ヶ原から縦走路へのトラバース道に例年大雪渓がある。今年は見事なウエーブになっている（一見の価値あり。）このウエーブは直登できないので左端に向かっていくと登れる斜度の斜面になっている。今後雪解け状況によりどうなるか不明だが。軽アイゼンあれば安心。この雪渓の入り口と出口にはテープなどがみあたらないので、目視で出口を見極めてから動く。
・乳頭から滝ノ上への下山時、例年残る大雪渓だが、今年は巨大なクラックがあってクレバス状態。横一線にどこまでも走っている。下りの時は左端から回り込んでいくと避けられる（登りの方は右端から）。ここはそれほど急ではないが軽アイゼンあると安心して降りられる。雪渓の出口は上から見えないので、左端と思うといいかも。出口に見える箇所が二つありその左側です。
・朝にクマに出会った。ここは歩く人が平日はほとんどいないので、ときどき音をだす。自分は雰囲気があるときは、声をだしてから通過している。

写真

今日歩く山。左から右へぐるっと周回。

平ヶ倉登山口
この手前で車道にクマが現れた。お互いびっくり。

ブナの急登のあとに杉林があったりする。

平ヶ倉沼

コケイラン

大型コケイラン

まだこんな感じ

ズダヤクシュ

シラネアオイは上から下まで一杯

オオバキスミレ

ブナは1100m位まで

一か所急な雪渓を左から右に横断

サンカヨウ

ツマトリソウ

トンネルを抜けると

大展望
下に平ヶ倉沼が見える

岩手山

大深と三ツ石

ハクサンチドリ

緩やかな雪渓の周りに

ヒナザクラ

ミヤマカラマツ
咲き始めが可愛い

三角山と高倉山

右手に周回する乳頭山が見える

千沼ヶ原に着いた

チングルマの木道

下の湿原は五分咲

ヒメシャクナゲ咲き始め

木道が続く

会津駒的な風景

一番大きい池塘

三角山

岩手山

ミツガシワ

笊森山

上の湿原に上がった

こっちは花はまだ

巻道にミツバオウレン

サンカヨウ

高さ10mはあるか
こんな状態は初めて見た

でも左端に弱点あり

上は緩い斜度

乳頭山と右手が周回路の尾根

ミヤマキンバイの咲く縦走路に出た

笊森と乳頭の鞍部に

いつものトナカイ

キバナコマノツメ

ムシトリスミレ

近づく

左奥が秋田駒

滝ノ上分岐付近にザックをデポし空身で山頂へ

乳頭山到着

5時間かかったので、とりあえず一休み

岩場のヒメイワカガミ

とイワウメ

秋田駒と田沢湖

右肩遠くに鳥海山

左肩に和賀山塊

帰ります

こっちはまだ大雪渓がつながっている

烏帽子岳を振り返る

大白森の奥に森吉山

ヒナザクラの群生地

大雪渓に来た

噂の大クラック
もはやクレバス

出口は二本ある沢型のうち左手です

緩んでいるので怖くない

信号機風ダケカンバ

小湿原に降りて雪渓を振り返る

木道にチングルマと

ワタスゲ

マムシ坂のコバイケイソウ

白沼で一休み

ツバメオモトはあちこちに

ブナの森の急坂を下る

滝ノ上園地
このトイレは断水で利用禁止

鳥越の滝

なぜこんなところに

きみもか！

感想

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花旅遠征二日目。この時期の千沼ヶ原の周回は毎年の楽しみ。見たい花がたくさん咲いていて、今年も（掲載していないものも含めて）ほぼ全部見ることができた。
このコースは花の咲きだす6月は秋田側と違って残雪が多いので年によっては注意必要。また平ヶ倉の痩せ尾根の稜線は片側が切れ落ちていて、雨の日は滑りやすい。全体として岩手側は登山道の整備は十分。また藪が濃いことがある秋田駒縦走路もこの区間に関しては全く問題ない。
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登山者は平日はごくわずか。今日はお二人の方とお会いした。健脚のソロの方とほぼ同時出発。もう一方はヤマレコさんで、乳頭直下でスライド。雪渓の様子を教えてくださった。ありがとうございます。
このコースを歩けるのも今年で最後かもしれない。いい思い出になった。