木曽駒ケ岳はまだまだ冬山

2014年05月03日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 3.5km
• 登り: 469m
• 下り: 474m

コースタイム

登り
　8：55　千畳敷駅
　9：42　乗越浄土
10：02　中岳
10：25　木曽駒ケ岳

下り
10：32　木曽駒ケ岳
11：06　乗越浄土
11：32　千畳敷駅　

登り　1：30
下り　1：00
トータル　2：37

天候

快晴のちガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き
世田谷自宅　3：45　　　中央道　八王子ー小仏トンネル渋滞9k　一宮ー甲府昭和12k
菅の台バスセンター　7：05（チケット購入、バス待ち）駐車場は広く千円、7時で半分位
　　　　　　　7：40発（臨時バス）
しらび平　　　8：10着
　　　　　　　8：30発（ロープウェイ）
千畳敷駅　　　8：40着
帰り
千畳敷駅　　12：30発
しらび平　　12：40着
　　　　　　12：45発
菅の台バスセンター　13：15着
こぶしの湯　14：52
世田谷自宅　17：35

コース状況／危険箇所等

●千畳敷ー乗越浄土
千畳敷はザラメの状態ですが、最初からアイゼン装着、カールの斜度がだんだん増すに従いストックとピッケルを使う方が半々になります、緩んだ滑る雪質のため斜度が上がると固められたトレースをたどるように登ります、両岩が迫ってきてルートが狭くなるとトレースも限られてくるためかなり混み合い一列状態で進みます。夏だとつづらの道ですが、直登なため上がれば上がるほどに斜度がきつくなります。コルが間近になり岩の露出があるともう乗越浄土到着です。危険個所なし
●乗越浄土ー中岳
乗越浄土に上ると風が強く、中岳までは緩やかなひと登りなのですが、西からの強風で歩きにくかった。それでも真冬の寒さではないため顔や手足の冷たさは大したことありません、春を感じますね。中岳の西の巻き道は危険なためピークを越えるルートを取ります。危険個所なし
●中岳ー木曽駒ケ岳
中岳から一旦下降し駒ヶ岳頂上山荘の脇を通り頂上へ最後の登りとなります。雪質は多少ゆるいですが千畳敷よりは固いのでまだ上りやすいです。危険個所なし
帰りは途中からアッというまにガスって真っ白になりました、乗越浄土までは広く平らな部分が多いのでこうなると方向が分かりずらいので道迷いに注意です、トレースやありがたい山小屋などを目印に注意して進みます。乗越浄土から斜度がきついところは注意してピッケル使用で降り、半分からはシリセードであっという間に下山完了です。

下山後は菅の台バスセンターから3分ほどの「こぶしの湯」で入浴（620円）

写真

5/3 8:31

しらび平駅
付近は遊歩道が整備されています

5/3 8:39

ロープウェイ後方に南ア

5/3 8:39

5/3 8:40

左から鋸、甲斐駒、仙丈、北、間ノ、農鳥、

5/3 8:43

農鳥の右にさらに塩見、悪沢、赤石も

5/3 8:43

後方に見とれていたら、いつの間にか、下は真っ白に

5/3 8:51

千畳敷駅を降りれば、冬の千畳敷カール、宝剣岳が存在感たっぷり。山好きにはたまらない風景。

5/3 8:51

乗越浄土に向けアリさんの行列、千畳敷は積雪4m。夏は遊歩道になっているがすっかり埋まってます。

5/3 9:12

アリの行列に吸収されます。

5/3 9:12

カールは雪はザラメでかなりゆるい。

5/3 9:31

ゆるいザラメの雪でアイゼンの効きは悪い、トレースを忠実に利用。このあたりで指導員の方が登山者をチェックしてます、アイゼン、ピッケルなしで登ろうとする方がいるらしく、注意しているそうです、本当にご苦労様です。

5/3 9:39

登るにつれて斜度が増し、ルートの幅も狭まり一列になり混み合います。

5/3 9:39

後方の千畳敷ホテルがマッチ箱のよう

5/3 9:39

前方に露岩が見えてくると乗越浄土はもう少し

5/3 9:42

乗越浄土到着

5/3 9:42

横からの宝剣、下からのほうがかっこいいね

5/3 9:42

天狗荘は雪に覆われてます。

5/3 9:42

中岳へのアリさん行進

5/3 9:42

5/3 9:44

5/3 9:44

伊那前岳と飛行機雲

5/3 9:45

乗越浄土から千畳敷、遠くは南ア

5/3 9:45

農鳥と塩見の間に富士山が顔を出してます。

5/3 9:55

宝剣岳、右奥は三の沢岳

5/3 9:55

赤いのが天狗荘、青は宝剣山荘、こちらは営業してます。

5/3 10:02

中岳から宝剣から空木岳への稜線、右のかっこういいピラミッドは三の沢岳。ここまでの稜線、非常に風が強く写真を撮るのも大変、でも真冬の寒さはないですね、春を感じます。

5/3 10:02

中央アでは稜線から外れている三の沢岳、形の良いピラミッドの単独峰、孤高の気高さあり、登りたくなる山ですね。宝剣から登り返しが結構きついらしいがぜひ行きたい。

5/3 10:02

伊那前岳、その向こうにまぶしく左右に伸びる南アオールスターズ。

5/3 10:03

宝剣とは対照的なたおやかな木曽駒ヶ岳、

5/3 10:04

伊那谷、遠くには八ヶ岳オールスターズ、右奥は金峰などの奥秩父連峰

5/3 10:04

中岳からの宝剣はまた違った感じ、結構とがって宝剣を主張してます。

5/3 10:05

宝剣をイメージしたが剣先入らず。

5/3 10:08

ご一緒したSちゃん、このまま明日は蓼科に連チャンらしい。

5/3 10:24

山頂もかなりの積雪

5/3 10:24

強風であっという間に天候が怪しくなる。

5/3 10:25

5/3 10:25

5/3 10:26

5/3 10:32

5/3 10:45

好天から10分ほどでこの状態。

5/3 10:45

平らな所はルートを見失いやすい、

5/3 11:06

乗越浄土も1時間前からは考えられません。

5/3 11:21

狭いところを通過後尻セード、楽しいーー！子供に帰りますね。下はどこまで落ちてもスキー場なので安心。

5/3 11:28

千畳敷スキー場、仮設のTバー？で営業してます。千畳ほどの広さかも

5/3 11:32

5/3 12:19

また少し雲が切れてます

5/3 12:19

5/3 12:19

5/3 12:21

5/3 14:50

こぶしの湯のしだれ桜

5/3 14:51

5/3 14:51

撮影機器：

COOLPIX P310 NIKON

感想

reopapa

GW山予定としては5、6で唐松岳を予定していたが、天気予報かんばしくなく中止、そのため3日に友人に便乗して木曽駒に、連休初日ということで渋滞を予測、3時半すぎに出るが八王子でやはり詰まるそこまでは想定内だったが、一宮から甲府昭和で事故渋滞12k時間50分、これはやばい、7時集合に間に合いません、一宮で下に降り20号を行く早朝ということでガラガラ、大正解、なんとか7時5分に菅の台バスセンターにつく。未明到着の友人と合流してバス待ちの列に並ぶ、臨時がどんどん出る。30分でしらび平、今度はロープウェイ待ちの列に並ぶ、それにしてもここまでバスの乗車も自分たちの前で「次の便を」ロープウェイもまさかの「次の便を」なにかいやな予感、思い返すと始まりは高速入口、ETCのゲートが開かず、おかしいとカードを渡すとまさかの「期限切れてます」久しぶりの通行券、面倒くさい！なんか誰かに悪いことしたかなと心に問いかけこれ以上悪いことが起こりませんよう懺悔しながらの登山と相成りました。懺悔が効いたのかそこからは快晴の山頂、帰りは渋滞なし、といいことずくめで終えられほっとしてます。