丹沢周回(塔⇒ユーシン⇒大石⇒同角⇒檜⇒蛭⇒丹⇒塔⇒大倉)

- GPS
- 12:12
- 距離
- 39.7km
- 登り
- 4,012m
- 下り
- 3,995m
コースタイム
06:32 塔ノ岳 06:35
07:46 熊木沢出合
08:11 ユーシンロッジ 08:21 おにぎり
09:07 大石山 09:14 おやつ
10:04 同角ノ頭
10:57 檜洞丸
12:06 臼ヶ岳
13:09 蛭ヶ岳 13:30 蛭山荘でコーヒ、おにぎりと大福
14:32 丹沢山
15:14 塔ノ岳 15:18
16:44 大倉どんぐり前
==============================
・標準CT合計 18時間
・実際タイム 12時間12分(休憩込み) 11時間27分(休憩含まず)
・短縮率 63.6% (休憩含まず)
(標準CT) (実際) (短縮率)
大倉 − 塔ノ岳 3:30 2:00 57.1%
塔ノ岳 − ユーシン 2:05 1:36 76.8%
ユーシン− 大石山 1:30 46 51.1%
大石山 − 同角頭 1:40 50 50.0%
同角頭 − 檜洞丸 1:25 53 62.3%
檜洞丸 − 臼ヶ岳 1:40 1:09 69.0%
臼ヶ岳 − 蛭ヶ岳 1:20 1:03 78.7%
蛭ヶ岳 − 塔ノ岳 2:30 1:44 69.3%
塔ノ岳 − 大倉 2:20 1:26 61.4%
| 天候 | 曇り・時折雨 終始ガスガスで展望なし。風も強く寒かったです。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
【塔ノ岳⇒ユーシンロッジ】沢に行くまでに何箇所か踏み跡不明瞭なところも合った気がしますが、注意すれば問題無いです。熊木沢出合付近で崩壊ポイントが有りますが、ここも踏み跡に沿って歩けば問題無いかと。 【ユーシンロッジ⇒同角】大石山への登りは急登です。ザレている事も合ってここで消耗しました。同角へもアップダウン多し。痩せ尾根や橋は写真で見ていた程危険は感じませんでした。大石山からの下りの長い鎖場は、滑りやすく緊張しました。登山道は明瞭。同角山稜は変化に富み素晴らしいです。 【檜洞丸⇒蛭ヶ岳】こちらもアップダウンが多く体力を消耗します。 この日は蛭方面から10組程とスレ違いました。 【蛭ヶ岳⇒大倉】快適トレイルです。雨で泥濘を覚悟していましたが、そうでもなかったです。ヒル様にも遭遇しませんでした。 |
写真
感想
mattsooさんの丹沢大周回のレコ見て驚愕してから早一年
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-302834.html
このレコを見てコメントをした事がmattsooさんとのご縁です。
変形パターンでmattsooさんのレコより、難易度は下がりますが、ようやく周回コースを実行できました。
本当はこの日に富士山にチャレンジしてみようと思い、情報収集や装備補充にと、気持ちを高めていたのですが、生憎の雨。中止にしました。(富士山は遭難事故が複数件有った様ですね。)
考えたのが、まだ歩いた事が無い、塔ノ岳−ユーシン−同角を歩いてみること。自分の脚力と体力を考えてスケージュールを立て、13時より前に檜へ立てたら周回して見る事にしました。オーバーすれば西丹沢へ下る。天候とも相談です。
塔ノ岳からユーシンへ下る道は快適な森林歩きでした。
ユーシンから大石山へは予想以上の急登で、ここで既に私のおけつ筋の7割を使った様な気がします。。
同角前後は痩せ尾根や長い梯子有りと、変化に富みます。大自然の雰囲気を満喫出来たり、アスレチック感も有ったり、これ以上無いと思える程楽しい登山道です。(是非おけつ筋をしっかり鍛えてから行って下さいね!)
ガスガスの中を歩いていたら、鳳凰三山の稜線を歩いている様な錯覚すら覚えました。僕だけかな。。
玄倉−ユーシン−同角−檜−石棚というコースは、晴れた日にじっくり歩きたい素晴らしいコースです。
檜洞丸には自分の計画より30分早い11時に到着出来ました。太腿とおけつは悲鳴を上げていますが、体全体の疲労感は少なく、頭の回転もしっかりしています。ならば行くでしょうと蛭を目指します。何か有った場合には、ここから先に山荘が3っつも有るのは心強いですね。
12時前あたりから雨がちらほら、風も強く、とても寒かったです。その中を休憩ポイントの臼ヶ岳迄頑張ろうと、半袖短パンのまま突撃してたら、体が冷えて冷えて。。上着を着るのが遅かったです。それと手袋を持ってこなかったのが今回の一番の失敗ですね。雨・風での冷えを甘くみていました。雪山にはしっかりと装備を準備していくので、寒いと感じた事は無かったのですが、今回初めて難儀しました。
蛭ヶ岳山荘で暖かいコーヒーと何故か軽くシャーベット状のコーラーを購入して、残るは慣れた蛭→大倉の道。
鍋割を踏んでいないのが悔しくて、『やるか!』と頭をよぎりましたが、これから西山林道を歩く気持ちにはなれず無難に大倉尾根を飛ばして帰りました。寒さと雨のせいで、各ピークでの休憩を少なくした事も有り、日が高いうちに下山できました。
mattsooさんのレコが2013/05/26なので、憧れて実行出来る様になるまでに準備して丁度一年か。少しずつ体力をつけながら、今回実行出来た事は素直に嬉しいです。
※今回の山行では、トレラン用のザックにトレランシューズで。軽量化したからこそ完走出来ました。これ迄少しずつステップアップして経験を積み、体力アップにも励んでいます。自分がどれだけの水分と食料が必要なのかも把握出来る様になってきました。それを知り、実行可能との判断を下したからこその今回のルートです。普通は2泊・3泊のコースですので、それをご考慮下さい。
トレランへの苦言と共に、ネットのせいで少し行き過ぎ!との苦言も多く目にします。情報の開示側にはあまり責任は無いのでは?というのが僕の意見ですが、安易に真似て失敗する輩が多いと・・・。
開示側もしっかり注意を促す位の配慮が必要なんでしょうかね。情報をオープンにする流れは止まらないので、全部公開して、受け取る側がしっかり吟味するしか無いと思うのですが。。沢山議論され尽くした話題かも知れませんが、少しナーバスになっています。失礼しました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
fumihiko_ono















30キロ、累積標高3600メートルを12時間を1年計画で達成するとは
スゴイですね。
これだと、日本アルプスも殆ど日帰りが可能ですね。
富士山は行かなくて正解だったようですね。
4月末はコンディションが良かったようですが、
5月に入って状況が変わっているようで自分も延期しました。
話は変わりますが、神ノ川乗越の水場行ったことがあります。
南側を5分ほど下ったところにありましたよ。
yaimatsuさんこんばんは
もっと早くやりたい!と思いつつなかなか勇気と自信が沸かず、一年が過ぎました。先週の陣馬ピストンをこなせたお陰で精神的に余裕が生まれたかもです
アルプス日帰り・・・> いえいえ、2500mを超えると本当に運動能力低下が激しいんですよー。それを補うために体力アップに努めています。その成果を見るためにも富士山に挑戦したかったのですが、この月曜日は早々に諦めて大正解でした。僕のスキルであの凍結の斜面は全く無理ですね。焦らずに時期を待とうと思います
神ノ川乗越の水場は木道から離れるんですね。次はちゃんと見つけたいと思います
12時間で周回してきてしまうとは驚愕です
ほとんど走ってないと書かれていますが、それならなおさらですね。
蛭への登りがサクッと行けてしまうところに、体力のあるところが伺えます。
苦言の件ですが「情報の開示側にはあまり責任は無いのでは?」は同感です。
それを見て判断するのは自分自身ですから、真似して失敗して
「お前がそんな情報載せるからだ」なんて言われてもねぇ
情報はうまく利用したいですよね
hiroumiさんこんばんは!
頑張って走ってみようと思ったのが熊木沢⇒ユーシンあたりですが体が重くてなかなか・・・。でも下りになると体が勝手に小走りしてる場合が有り自分でもどの位の距離を走っているのか全然把握出来ていません
トレランザックで軽量化しているのが本当に大きいと思いますよー。今後は歩荷トレも組み込んでいきたいと思っています
そうですよね、キチンとした嘘の無い情報で有れば積極的に開示していく方が、幅広く登山の発展に繋がると僕は思っています。僕はこのヤマレコが無ければ、ここまで登山にハマっていなかっただろうし、こんなに色々な道を歩けていません。
ただ、発信するにあたりマナーやモラルアップも必要なのかなーと、自戒の意味も込めて書きました。hiroumiさんの様な真摯な伝え方は勉強になります!
ふみひこさん、こんにちは。
長い距離をお疲れ様でした(^-^)/
家で地図を見て、「すげーっ!意味わからん」って呟いてしまいました(笑)
私はトレランやるつもりはないですが、とても楽しそうです。
来週お天気良いといいなぁ。
ご一緒するのが楽しみです(^^)
winblazeさんこんばんは!
いえいえ、winさんなら出来る気もしますが
確かに自分で地図を見ると良くやれたなーという気はします。同角と主稜は本当にアップダウンが厳しいですからね。でも地道にやっていけば出来るようになりました
winさんて塔の下りを走ってなくてあのタイムなんですか
それはそれで凄いなー。トレランに踏み出したらとんでも無い事になりそうです。
ナイトハイク楽しみですね(^_^)
fumihiko_onoさん凄いですね、もう私なんぞより強脚なような気がするのですが..
丹沢は主稜(檜洞丸まで)ばかりやっている自分にとってはこういうルートもあるのかと毎度新発見なレコで楽しく読ませていただいています。
苦言の件ですが成程な〜と思います皆が皆一次情報をちゃんと精査してちゃんと自分なりの「無理のない計画」にフィードバックしてくれると良いのですがね。
詰まる所自分の場合は「登山は自己責任」となってしまうのですが..
kichijitsuさんこんばんは
まさかkichijitsuさんにアンビリバーボ頂けるなんて!
これ以上無いファンサービスですね(^O^)v
僕は奥穂なりの冬の北アは全く未知の世界なので、kichijitsuさんの凄さがまだ理解出来ていないのです。冬山のスキルが上がって行けば、凄さが分かって行くと思うのですが。いつのことになるのやら
一次情報を精査して・・・> まさしくその通りですよね。ヤマレコ内で有ればある程度のモラルを持った人が見ていると思われるので、いきなりkichijitsuさんのレコを真似しよう!なんて人は居ないと思うのですが、実際にはアイゼンもピッケルも無しで行く人も居るんですよねー。びっくりです。
自己責任で人様に迷惑かけ無い様に楽しみたい物ですね。そうだ!kichijitsuさんの丹沢レコもたまには拝見したいなーと思ったりしてます
fumihikoさん、こんばんは
悪天候のなか40
レコを拝見してお尻の筋肉を意識的に使っておられるようで僕的には嬉しいです
かなり余裕もあったようなのでこの先も期待です
自分の許容範囲が解るのであればfumihikoさんは素晴らしいレベルアップですよ
kaikaireiさんこんばんはー
実は悪天候だからこそかも知れません。暑かったらもっとヘバッたていたハズですし、水の消費量もやばかったと思います。僕は寒い位が丁度良いのです。少し冷やし過ぎましたけどね
いやー、kaiさんの「おけつ」で登る!のアドバイスは、今年一番のキーワードな気がしていますよー
蛭迄はシンドい局面も有ったんですけどね。蛭過ぎたらなんだか回復してきました。塔からの下りはkaiさんの下り方を思い出しながら。なんとかズッコケず頑張れましたよ!
こんばんは。
玄倉方面、気になりますねー。
富士山もそうですが、GW中の遭難事故、多かったですね…
例年多い時期でもありますが、せつなくなりますねぇ
masa25さん、こんばんはー
玄倉方面も気になりますよね!写真では良く見ているのですが。怖そうなトンネルがいくつも有るらしいです。暗闇の中を一人で歩くのは相当勇気必要みたいですよ
本当に、遭難事故の報道が多かったですね。僕も一歩間違えれば・・・と思う節がゼロでは無いので安易に批判は出来ませんが、装備も不十分な上に計画も無しで人様に迷惑を掛けては駄目ですよね
楽しい登山にする為にも、体力アップとスキルアップに努めたいと思います
あっ、写真もmasaさんの様に綺麗に撮れる様になりたいな
fumihiko_onoさん、すばらしい記録ですね!
僕がテントでダラダラとコーヒーすすってる間にこんなことやられてたんですね!
ここのところのfumihiko_onoさんの急成長っぷりに、次ごいっしょするときを思うと戦々恐々としてます
僕の1年前の痛々しいレコとのギャップが哀しすぎます
しかも、こないだの僕より全然早いという・・・
同角山稜の登りなら負けない!と勝手に思ってましたが、僕より30分近く速いとかもう面目丸つぶれです
いや、むしろ頼もしい
mattsooさんこんばんはー
何をおっしゃいますやら。。重いザック担いでロングの縦走されている事を思えばこそ、僕も頑張れたのですよー。丹沢24時での大周回にも刺激されましたし
鍋割山稜を通っていない分、難易度も下がりますし、諸所の条件により時間は変わりますよね。今回歩いてみて登山開始半年でこのコース(しかも反時計回り)に挑まれたmattsooさんに驚きです。あのレコが無ければこんなに熱くなっていないかも知れませんし。
30分近く速い・・・、そうですか?この前の赤岳の中山展望台への登りでは全然追いつけませんでした
明日のレコアップ、楽しみにしていまーす
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