雁峠(予定変更で新地平から往復)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 789m
- 下り
- 777m
コースタイム
・日帰りコースですが、イワナ釣りとセットの沢泊まりで計画
(柳沢峠まで縦走する予定でしたが、炎天下の林道歩きで日射病状態になり計画変更)
<5/3>
新地平バス停10:20−亀田林道ゲート10:40−12:45廃林道終点手前の渡渉点(2.5万地形図の標高1550m)−ビバーク地
<5/4>
ビバーク地−廃林道終点6:55ー7:45雁峠7:50−8:00分水嶺8:20−雁峠8:27−9:20廃林道終点ービバーク地ー廃林道終点11:10ー12:45林道ゲート12:55−13:10新地平バス停
天候 | 2日とも快晴 登山口は桜満開、林道は真夏の日差し、明け方は氷点下(標高1550m付近) |
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過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:塩山駅行バスで「仲沢」下車、塩山温泉に寄って、徒歩で塩山駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況等: ・距離で5分の4は川沿いの林道歩きで、途中から廃道状態だが危険個所なし ・山と高原地図では新地平バス停の側に一般車通行止のゲートが記されているが、 実際のゲートは1kmぐらい先にある ・ゲートから先は未舗装の林道で、日陰がほとんどなく、日差しと輻射が強烈 ・林道や廃林道が川の両岸にあり、ルートは必ずしも地図の破線通りではない ・廃林道の終点から小川沿いの登山道で、リボン目印が豊富な森の径 ・廃林道、登山道ともに、渡渉が何か所かあるが、増水してなければ問題ない ・雁峠に出る手前に水場あり(峠から下り2分) 峠から標高差で80mほど下りた平地にも沢水の湧出あり(山と高原地図の水場記号?) この沢はすぐに涸れ沢になり、しばらく下で再び湧き出す なお、下流側から見て右側の枝沢は、残雪の融雪水が主体と思われる 温泉: ・塩山温泉「宏池荘」併設の公衆浴場を利用(\400) 「仲沢」バス停から徒歩5分強、塩山駅まで徒歩10分程度 入口は駐車場側、飲料の自販機あり、脱衣所はカゴのみ その他: ・広川の上流部は、途中から伏流気味で、そのまま分流して小川になり、 イワナも小さいので、釣り目的にはお奨めしません ・廃林道沿いにテン場スペースが随所にありますが、 亀田林業の私有地らしいので、ビバークは遠慮しました ・必要無いのかもしれませんが、峡東漁協の日釣り券\800を購入 (塩山駅北口徒歩5分のセブンイレブンで売っています) |
写真
感想
大昔、西丹沢の避難小屋で同宿した当時中年の山ヤさんに
「奥秩父は『がんとうげ』がいいですよ」と聞いたことをふと思い出した。
改めて地形図を眺めると、雁峠の山梨側に川に沿って道がある。
川は緩やかで終始開けており、ヤマレコの記録でも釣り師が目撃されている。
そこそこ釣りができそうなので、1泊2日の釣り+縦走に行ってみた。
実際の広川は、地図で想像したよりも川幅が狭く、水も少なかった。
伏流かも?と、日当たり最高の林道をてくてく歩いて上流に行くが、
川はどんどん細まり、ついに小川になってしまった。
おまけに、強烈な日差しと輻射で日射病みたいなバテ方に・・・。
翌日の稜線縦走は中止、笠取山か雁峠だけ往復することに決めて、
テン場を探して、ツエルトのフライを日除けに、横になって休んだ。
夕方、川沿いに廃林道を下って釣りをしてみたが、
釣れるイワナは流れに見合ったサイズばかりで、不完全燃焼。
川原で小さい焚火を熾し、夜中まで何とはなく考え事にふけった。
翌朝は、天気予報の通りに冷え込んだ。
濡れた鍋は凍りつき、プラティパスにも氷が浮いていた。
寒かったが十分に眠れたので、まずは雁峠を目指して出発。
小沢が分かれる森の中を目印リボンに導かれるように登る。
急登がほとんどない穏やかな森の径から、疎林のトラバースになり、
木が無くなると草原の雁峠に出た。
さらにひと登りで、荒川/多摩川/富士川の「小さな分水嶺」に到着。
富士山がきれいに見えて満足し、笠取山が近かったけどカットした。
テン場に戻って早い昼食をとり、焚火の痕跡を消して出発。
バス時刻から逆算しつつ、流れに魚影を探しながら林道を歩いた。
登山口は桜が満開で、まだ春だったことを思い出した。
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