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Yamareco

記録ID: 4419217
全員に公開
ハイキング
氷ノ山

氷ノ山から ”しそう天空回廊” を経て三室山へ

2022年06月19日(日) ~ 2022年06月20日(月)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
16:57
距離
30.6km
登り
2,307m
下り
2,322m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:26
休憩
1:28
合計
4:54
11:33
16
11:49
11:55
4
11:59
12:00
16
12:16
12:18
20
12:38
12:38
7
12:45
12:58
30
13:28
13:45
5
13:50
14:00
33
14:33
14:33
5
14:38
14:38
7
14:45
14:49
12
15:01
15:27
18
15:45
15:46
24
16:10
16:11
6
16:17
16:24
3
16:27
2日目
山行
11:29
休憩
1:18
合計
12:47
5:22
2
5:24
5:29
170
8:19
8:28
35
9:03
9:12
59
10:11
10:36
121
12:37
12:44
78
14:02
14:16
111
16:07
16:16
87
17:43
17:43
26
18:09
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
1. 三ノ丸展望所付近から背高以上の笹藪を抜ける為の体力疲労は甚大、加えてルートの見極めが肝要。この笹藪を抜けるに約1.5時間要しました。朝露で雨具を着けての歩行にも関わらず靴下もグチョグチョ、又転ぶこと多々、向こう脛は打ち身頻繁、二度と歩きたく無いコース。

2. しかし、笹藪を抜けてからは、ブナ、ナラの巨樹を含めた樹木が続くルート、新緑と併せ快適な樹木地帯の連続。登り降りが頻発はしますが・・。

3. 全行程に言えることだが、踏み跡があったりなかったりでルートの見極めは頻繁に行う必要有り。

4. 赤西山を過ぎた鞍部付近だったと記憶しているが、稜線から5分程の北斜面に"しそう回廊" 唯一の水場(沢)を見かけました。気持ち的に先を急いでいたため確認しないまま通りすぎましたが・・。
昨年11月末同様、福定親水公園の登山口(660m)。
2022年06月19日 11:57撮影 by  iPhone 8, Apple
1
6/19 11:57
昨年11月末同様、福定親水公園の登山口(660m)。
少し寄り道して布滝の全景。
2022年06月19日 12:08撮影 by  iPhone 8, Apple
1
6/19 12:08
少し寄り道して布滝の全景。
昨年気づかなかった28曲がりを過ぎた箇所に ”ブナ” の巨樹-1 が。
2022年06月19日 12:30撮影 by  iPhone 8, Apple
1
6/19 12:30
昨年気づかなかった28曲がりを過ぎた箇所に ”ブナ” の巨樹-1 が。
地蔵堂
2022年06月19日 12:36撮影 by  iPhone 8, Apple
6/19 12:36
地蔵堂
明日の難コースに備え、氷ノ山越の5分程手前の ”一口の水” で、3.5Lを追加採取していきます。ここから山頂の間は、行違う登山者が多くなりました。
2022年06月19日 13:49撮影 by  iPhone 8, Apple
6/19 13:49
明日の難コースに備え、氷ノ山越の5分程手前の ”一口の水” で、3.5Lを追加採取していきます。ここから山頂の間は、行違う登山者が多くなりました。
氷ノ山山頂(1510m)。昨年と略同タイムで到着。
2022年06月19日 15:02撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/19 15:02
氷ノ山山頂(1510m)。昨年と略同タイムで到着。
氷ノ山 三の丸(1464m)
2022年06月19日 16:11撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/19 16:11
氷ノ山 三の丸(1464m)
昨年と同様、貸し切りで三ノ丸避難小屋にお世話になります。
2022年06月19日 16:27撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/19 16:27
昨年と同様、貸し切りで三ノ丸避難小屋にお世話になります。
避難小屋から200m程進んだ箇所にあるトイレ付展望所(トイレ扉を開けると蝿で床が見えない程の超過密状態)。
2022年06月20日 05:24撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/20 5:24
避難小屋から200m程進んだ箇所にあるトイレ付展望所(トイレ扉を開けると蝿で床が見えない程の超過密状態)。
明日、案内板の裏手から笹薮に突入します。その下見。気持ちを奮い立たせました。
2022年06月20日 05:25撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/20 5:25
明日、案内板の裏手から笹薮に突入します。その下見。気持ちを奮い立たせました。
笹薮突入して10分経過時点の所。視界は笹で四方囲まれた中をGPS頼りに進む以外ありません。雨具着用していたにも関わらず朝露と汗で靴はもとより全身ずぶ濡れ状態、打ち身と足を取られての転びが続き、エネルギ-を使いました。
2022年06月20日 05:33撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/20 5:33
笹薮突入して10分経過時点の所。視界は笹で四方囲まれた中をGPS頼りに進む以外ありません。雨具着用していたにも関わらず朝露と汗で靴はもとより全身ずぶ濡れ状態、打ち身と足を取られての転びが続き、エネルギ-を使いました。
笹薮を抜けたと思った時、振り返り撮った写真(実は中休み)。この時、左手に巻いていたストック、ズボン・ポケットに入れていた手帳、ザック・サイドに入れていたペットボトル2ケ(500cc&350cc)が無くなっていることに気付く。
2022年06月20日 06:30撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/20 6:30
笹薮を抜けたと思った時、振り返り撮った写真(実は中休み)。この時、左手に巻いていたストック、ズボン・ポケットに入れていた手帳、ザック・サイドに入れていたペットボトル2ケ(500cc&350cc)が無くなっていることに気付く。
暫くすると写真のような笹薮が続いていることにウンザリするものの(抜けるのに約30分要しました)、遠景に見える樹木帯目指して踏ん張ることに。
2022年06月20日 06:31撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/20 6:31
暫くすると写真のような笹薮が続いていることにウンザリするものの(抜けるのに約30分要しました)、遠景に見える樹木帯目指して踏ん張ることに。
樹木帯に入ると、素晴らしい ” ブナ ” の林がありました。
2022年06月20日 06:52撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/20 6:52
樹木帯に入ると、素晴らしい ” ブナ ” の林がありました。
所々には写真のような巨木がありました。撮りたい巨樹が多く撮りきれません。巨樹-2
2022年06月20日 07:08撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/20 7:08
所々には写真のような巨木がありました。撮りたい巨樹が多く撮りきれません。巨樹-2
笹とブナの生存競争を見ている思いがする光景です。
2022年06月20日 07:11撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/20 7:11
笹とブナの生存競争を見ている思いがする光景です。
ブナ林-1
2022年06月20日 07:17撮影 by  iPhone 8, Apple
6/20 7:17
ブナ林-1
ブナ林-2。思い出したように赤布がありました
2022年06月20日 07:19撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/20 7:19
ブナ林-2。思い出したように赤布がありました
巨樹-3
2022年06月20日 07:21撮影 by  iPhone 8, Apple
6/20 7:21
巨樹-3
巨樹-4
2022年06月20日 07:23撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/20 7:23
巨樹-4
巨樹-5
2022年06月20日 07:24撮影 by  iPhone 8, Apple
6/20 7:24
巨樹-5
巨樹-6
2022年06月20日 07:25撮影 by  iPhone 8, Apple
6/20 7:25
巨樹-6
ブナ林-3
2022年06月20日 07:35撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/20 7:35
ブナ林-3
1182m のピークを示す標識(三ノ丸展望所から2km 付近/2時間程経過)。
2022年06月20日 07:38撮影 by  iPhone 8, Apple
6/20 7:38
1182m のピークを示す標識(三ノ丸展望所から2km 付近/2時間程経過)。
戸倉峠 900m。赤谷山 登山口でもあり踏み址もしっかりしていました。
2022年06月20日 09:07撮影 by  iPhone 8, Apple
6/20 9:07
戸倉峠 900m。赤谷山 登山口でもあり踏み址もしっかりしていました。
赤谷山 1217m。2kmを1時間のペースです。
2022年06月20日 10:11撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/20 10:11
赤谷山 1217m。2kmを1時間のペースです。
戸倉スキー場分岐。踏み址の乏しい道に入ります。
2022年06月20日 10:43撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/20 10:43
戸倉スキー場分岐。踏み址の乏しい道に入ります。
巨樹-7
2022年06月20日 11:21撮影 by  iPhone 8, Apple
6/20 11:21
巨樹-7
写真のようなブナ林を進みます。
2022年06月20日 12:18撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/20 12:18
写真のようなブナ林を進みます。
波佐利山(1192m)。赤谷山から約3.7kmを2時間程で到着。まだまだ良好なペースで歩いています。
2022年06月20日 12:39撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/20 12:39
波佐利山(1192m)。赤谷山から約3.7kmを2時間程で到着。まだまだ良好なペースで歩いています。
” 宍粟50名山 しそう天空回廊” の標識。このしそう回廊の文字に釣られての山行です。この標識は2回程見かけました。
2022年06月20日 13:35撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/20 13:35
” 宍粟50名山 しそう天空回廊” の標識。このしそう回廊の文字に釣られての山行です。この標識は2回程見かけました。
赤西山 1202m を過ぎた辺りから観た 三室山。段々歩行ペースが落ちてきました。行路は写真を大きく右回りしていきます。ここから三室山迄100分程要しました。
2022年06月20日 14:22撮影 by  iPhone 8, Apple
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6/20 14:22
赤西山 1202m を過ぎた辺りから観た 三室山。段々歩行ペースが落ちてきました。行路は写真を大きく右回りしていきます。ここから三室山迄100分程要しました。
三室山 1358m。今回の最終頂上です。笹薮抜けの疲れが後半出て、赤西山からの2.7kmを2時間程要してしまいました。当初計画の大通峠経由は諦めざるを得ません。又、東河内発・最終バスにも乗れない時間になってしまいました。
3
三室山 1358m。今回の最終頂上です。笹薮抜けの疲れが後半出て、赤西山からの2.7kmを2時間程要してしまいました。当初計画の大通峠経由は諦めざるを得ません。又、東河内発・最終バスにも乗れない時間になってしまいました。

装備

個人装備
ツエルト 長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え ザックカバー ザック 行動食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター コンパス 熊笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ランタン 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ マット シュラーフカバー 携帯トイレ シャベル 蚊取り線香、水筒(4.3L相当) 単行本 モバイルバッテリー ラジオ 洗面具 手帳

感想

1.昨年11月末に今回と同じ行程をトライしたが三ノ丸避難小屋泊中、夜半から降雪が続きエスケープ、その挽回行。当初は台高山脈、又は 八ケ岳の縦走を想定していたが、最も好天が予想される”氷ノ山ー三室山” 山行に急遽変えて行った。

2.先の写真のメモにも記載した通りの笹薮抜けの奮闘を強いられたが、その代償は少なくなかった。特に、古くから使っていた手帳の紛失は。

3. 笹薮を除けば、”しそう回廊”は高山植物(花)よりブナの樹林地帯を歩き続けたい人にはもってこいの行程と思う。特に今は新緑の季節でもあり小鳥のさえずりを聴きながらの山歩きは、自然と向き合うにはもってこいかと。氷ノ山から三室山迄の回廊整備を望みたいものです。

4.以下備忘録として。
1)三室山からゴール地点(バス乗場)に到着したのは、18時過ぎ。バスは翌朝6時35分迄ない。已む無く、バス停駐車スペースにツエルトを張り一夜過ごすことに。疲労感から食欲もなく早く横になりたい思いで、ツエルト張り終えるとそのまま寝てしまった。

2)翌朝4時頃に起き簡単な飲み物でも沸かし飲み始めて気づいたが、ツエルト底一面に蟻の群れが。ゴミを簡単な袋に入れたままにしていたのが蟻を引きつけたらしい。手足付近の痒みが始まったのはそれからまもなく。ツエルト内には蚊取り線香を炊いていたので安心していたのだが、蟻対策は全くの無防備でした。

3)ツエルトを片付けた頃から小雨が降り始め、雨を凌げる近くの住居宅・納屋の軒先に移動。まもなく戦中生れと思しき住居人が現れ、これから田圃を見に行くといいながら、バスが来る迄話相手になって頂く。この土地に根ざした生き方が感じられる話とその素朴な語り口が温かい気持ちになりました。以下その断片。
90世帯あったが今は60世帯となり、団塊の世代がいなくなると空き家が更に多くなる、
∧討六絢嫉海らの水、飲料可の水を田圃にひいている。温暖化の影響からか米が下より(山崎&姫路周辺)美味しくなっている。下より気温は5℃程低い。
J討賄垈颪吠襪蕕校辧孫のために作っているようなもの。
だ里亘悗匹覆った鹿害が頻発し、対策を講じざるを得なくなった。最近は住居・庭にも被害が出ている。最初の頃に出された保護指示が間違っていた。
ゲ甲伐修留洞舛如▲ーラー無しの生活が当たり前だったのが、最近どの世帯でもクーラーを設置している。
ε仍鈎譱遇した立派なブナ林の話をすると、この集落あたりでも以前はブナ林が多くあったが、営林署主導でその殆どを伐採、杉林ばかり目立つようになってしまった。ブナ・ナラは火持ちもよく火力も強いため燃料としても重宝していたが、杉は燃料にも使えない。等々・・・。

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