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Yamareco

記録ID: 4426684
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ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

湯ノ丸山―咲き誇るレンゲツツジに癒やされて

2022年06月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:50
距離
9.0km
登り
614m
下り
607m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:00
休憩
0:11
合計
4:11
7:18
7:18
36
7:54
8:02
20
8:22
8:22
33
8:55
8:56
10
9:06
9:06
30
9:36
9:37
46
10:23
10:24
26
天候 晴れ時々曇り

・晴れなのに「てんきとくらす」C判定の理由は強風でした。登っている途中は気になりませんでしたが、山頂や稜線上に出ると吹きざらしになるので肌寒く感じるほどでした。体感では風速15m〜20mほどに感じました。
・山頂到達時は雲の中。タイミングが良ければ、風が雲を吹き飛ばしてくれたのかも。北アルプスは雲越しにかすかに見えたのみでした。
・下界では猛暑日続出、群馬県では気温40度を超えるところもあったほどでしたが、やはり標高2000mほどの山となるとそこまで暑さは感じませんでした。
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【駐車場】湯ノ丸スキー場駐車場(地蔵峠)(無料)
・6:30頃到着時点で、60台ほど駐車していました。レンゲツツジ満開ということもあって、多くの登山客が訪れていたようです。
・駐車場に至る長野・群馬県道94号は基本的に片側一車線が確保されており、ヘアピンカーブもそこまで多くなく、走りやすい車道でした。
コース状況/
危険箇所等
【登山口〜鐘分岐〜湯ノ丸山山頂】
・リフトの下を通過し、リフトの終点までゲレンデを登っていきますが、なかなか傾斜があります。蛇行してできるだけ足の負荷を軽減するよう意識して登りました。
・リフト終点から少し歩くとレンゲツツジの群生地。できるだけ踏み荒らさないように気をつけながら楽しみたいです。
・鐘分岐から山頂までは基本的に視界が開けており、左右には四阿山、志賀高原、八ヶ岳、振り返ると篭ノ登山と桟敷山が見えました。浅間山は篭ノ登山とかぶっていて見えませんでした。急登もなく、歩きやすい道でした。
・南峰〜北峰までは吹きざらし。この日は風が凄まじく強かったので、止まると寒いくらいでした。

【湯ノ丸山山頂〜角間峠〜鹿沢スキー場跡分岐】
・北峰〜角間峠まではレンゲツツジは一旦お預け。正面に四阿山を望みながら歩きます。次第に樹林帯に入り、展望も無くなってきます。
・角間峠から先はまたレンゲツツジがちらほら見えてきます。九十番観音方面にゆるやかに下っていくと、東屋のある開けた場所に出ます。おそらくこのあたりが鹿沢スキー場跡なのでしょう。

【鹿沢スキー場跡分岐〜コンコン平〜鐘分岐】
・現地にあった地図では破線ルートのようですが、登山道は概ね明瞭、道迷いの危険性は少ないと思います。多少登り返すので、面倒くさい人は鹿沢スキー場跡分岐を九十番観音方面に下って、車道を歩いて駐車場に向かっても良いかもしれません。
・他の登山道と比べると泥濘が多い印象で、ゲイターが活躍しました。
・鐘分岐に合流する手前に分岐があり、左手に折れると至るところにレンゲツツジが咲き誇っている場所に出ます(ここがコンコン平?)。赤テープは時折あるものの、登山道らしい道が見当たりませんでした。突っ切ることもできなくはなかったと思いますが、植生を踏み荒らすのも気が引けたので、途中で引き返しました。
その他周辺情報 【お土産】湯の丸高原ホテル
・売店にて湯の丸高原のバッジ(500円)を購入しました。
朝6:30。既に多くの車が集っています。
朝6:30。既に多くの車が集っています。
地蔵峠。
つつじ祭り開催中。
1
つつじ祭り開催中。
登山口。ゲレンデを歩いていきます。
1
登山口。ゲレンデを歩いていきます。
アヤメ。
この平べったいのが桟敷山で。
この平べったいのが桟敷山で。
この後ろに見えるのが篭ノ登山かな。
この後ろに見えるのが篭ノ登山かな。
雲多いな〜。
リフトの下を通っていきます。まだリフトは動いてません。
リフトの下を通っていきます。まだリフトは動いてません。
リフト直下。
早速お目見え、レンゲツツジ。
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早速お目見え、レンゲツツジ。
朝露に濡れるレンゲツツジというのもまた美しき。
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朝露に濡れるレンゲツツジというのもまた美しき。
傾斜が結構キツい…。
傾斜が結構キツい…。
モグラかなんかが掘った穴?と、そこから生えるきのこ。
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モグラかなんかが掘った穴?と、そこから生えるきのこ。
ヒメイチゲ?
良い咲きっぷりです。
3
良い咲きっぷりです。
ふくらはぎに負荷がかかりすぎないよう、蛇行しながら登っていきます。
ふくらはぎに負荷がかかりすぎないよう、蛇行しながら登っていきます。
こちらはシロバナヘビイチゴですかね。
こちらはシロバナヘビイチゴですかね。
リフト終点が見えてきたら、登りひと段落。
リフト終点が見えてきたら、登りひと段落。
うーん、山頂は雲の中。
うーん、山頂は雲の中。
つつじ平は帰りに寄ります。
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つつじ平は帰りに寄ります。
ツツジに見惚れていると、ぬかるみでグチャッといくので注意。
ツツジに見惚れていると、ぬかるみでグチャッといくので注意。
ここの東屋、ツツジに囲まれてるし、湯ノ丸山も見えるし、良いところです。
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ここの東屋、ツツジに囲まれてるし、湯ノ丸山も見えるし、良いところです。
南峰・北峰ともに雲が取れてきました…!
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南峰・北峰ともに雲が取れてきました…!
雲がかぶっちゃってるあたりが四阿山、その右に見えるのが志賀の山々ですかね。
雲がかぶっちゃってるあたりが四阿山、その右に見えるのが志賀の山々ですかね。
湯の丸高原。
サラサドウダン。こちらもツツジなんですね。
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サラサドウダン。こちらもツツジなんですね。
前日にでも雨でも降ったのかな?結構ぬかるんでます。
前日にでも雨でも降ったのかな?結構ぬかるんでます。
鐘分岐。
まずは湯ノ丸山を目指し、帰りは旧鹿沢温泉方面から鐘分岐に戻ってきます。
まずは湯ノ丸山を目指し、帰りは旧鹿沢温泉方面から鐘分岐に戻ってきます。
八ヶ岳ですね!
八ヶ岳のピークたちは漏れなく雲の中…。
八ヶ岳のピークたちは漏れなく雲の中…。
振り返ると常に篭ノ登山が見守ってくれてます。湯の丸スキー場もよく見えますね。
振り返ると常に篭ノ登山が見守ってくれてます。湯の丸スキー場もよく見えますね。
視界がひらけていて楽しい登山道です。
視界がひらけていて楽しい登山道です。
やはり赤は映えますね。
やはり赤は映えますね。
登山道に岩が目立ってきました。
登山道に岩が目立ってきました。
足元にはツガザクラ。
足元にはツガザクラ。
振り返ってみると雲襲来!何も見えません…。
振り返ってみると雲襲来!何も見えません…。
ガスって参りました…。
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ガスって参りました…。
山頂が近づいてきた雰囲気。山頂に着く頃まで保ってほしい…。
山頂が近づいてきた雰囲気。山頂に着く頃まで保ってほしい…。
山頂まであと少し…。
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山頂まであと少し…。
登頂。残念ながらタイミング悪く雲の中です…。
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登頂。残念ながらタイミング悪く雲の中です…。
この先に北アルプスが見えるはずなんですよ…。
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この先に北アルプスが見えるはずなんですよ…。
三角点。
妙高山とか、高妻山とか…。こちらはよく見えます。
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妙高山とか、高妻山とか…。こちらはよく見えます。
北峰方面。歩いているうちに北アルプス方面の雲が取れることを祈りながら歩きだします。
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北峰方面。歩いているうちに北アルプス方面の雲が取れることを祈りながら歩きだします。
気持ちの良い稜線歩き…なのですが、爆風に曝されています…。
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気持ちの良い稜線歩き…なのですが、爆風に曝されています…。
意外と足を挫きやすい道。
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意外と足を挫きやすい道。
イワカガミ。複雑な形の花はなかなかピントが合わない…。
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イワカガミ。複雑な形の花はなかなかピントが合わない…。
この岩場があるのが北峰。
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この岩場があるのが北峰。
根子岳・四阿山が間近に見えます。菅平牧場までハッキリ。
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根子岳・四阿山が間近に見えます。菅平牧場までハッキリ。
雲越しに一瞬だけ北アルプス。中央が鹿島槍あたりだろうか…。
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雲越しに一瞬だけ北アルプス。中央が鹿島槍あたりだろうか…。
この日初の烏帽子岳、ようやく姿を現してくれました…。
この日初の烏帽子岳、ようやく姿を現してくれました…。
ベニバナイチヤクソウ。
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ベニバナイチヤクソウ。
ハクサンチドリ。
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ハクサンチドリ。
角間山・鍋蓋山方面。こちらも展望良さそう。
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角間山・鍋蓋山方面。こちらも展望良さそう。
そろそろ好展望地も終わり。
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そろそろ好展望地も終わり。
ここからは樹林帯歩きです。
ここからは樹林帯歩きです。
角間峠。旧鹿沢温泉方面に下りていきます。
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角間峠。旧鹿沢温泉方面に下りていきます。
雲の先にあるのはおそらく浅間山…。こんなに近いのに、この日一度も姿を目にできず。湯ノ丸山から見ると、篭ノ登山のちょうど真裏なんですよね。
雲の先にあるのはおそらく浅間山…。こんなに近いのに、この日一度も姿を目にできず。湯ノ丸山から見ると、篭ノ登山のちょうど真裏なんですよね。
レンゲツツジが再びちらほら見えてきました。
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レンゲツツジが再びちらほら見えてきました。
湯ノ丸山。まだ雲の中っぽいですね。
湯ノ丸山。まだ雲の中っぽいですね。
この分岐は九十番観音方面へ。旧鹿沢温泉方面に下ると、駐車場まで車道歩きになりそうなので…。
この分岐は九十番観音方面へ。旧鹿沢温泉方面に下ると、駐車場まで車道歩きになりそうなので…。
プチ渡渉。
コンコン平がどこだかわかりませんが、鐘分岐に向かう道はこっち。
コンコン平がどこだかわかりませんが、鐘分岐に向かう道はこっち。
ちょっと笹が登山道にかぶってきちゃってるところもあります。
ちょっと笹が登山道にかぶってきちゃってるところもあります。
桟敷山、小桟敷山、篭ノ登山。
桟敷山、小桟敷山、篭ノ登山。
ゼンマイ。
マーガレット?山ではあんまり見かけませんね。
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マーガレット?山ではあんまり見かけませんね。
原っぱみたいなところに出ました。コンコン平へは、少々登り返します。
原っぱみたいなところに出ました。コンコン平へは、少々登り返します。
クソ〜、山頂が晴れてきやがりました。
クソ〜、山頂が晴れてきやがりました。
こちらは現地にあった地図では破線ルートになっていました。
こちらは現地にあった地図では破線ルートになっていました。
ぬかるみがちですが、道は明瞭です。
ぬかるみがちですが、道は明瞭です。
この分岐を左手に折れると、おそらくコンコン平なんですかね。
この分岐を左手に折れると、おそらくコンコン平なんですかね。
至るところにレンゲツツジが咲き誇っています。
至るところにレンゲツツジが咲き誇っています。
ただ、どこを歩けばよいのかよくわからない…。引き返しましょう。
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ただ、どこを歩けばよいのかよくわからない…。引き返しましょう。
鐘分岐方面への道は明瞭です。
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鐘分岐方面への道は明瞭です。
鐘分岐に到着。
鐘があったんですね。
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鐘があったんですね。
左奥が先ほど道を見失ったところ?やっぱり道はないですよね…。
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左奥が先ほど道を見失ったところ?やっぱり道はないですよね…。
下山するころには多くの登山者で賑わっていました。
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下山するころには多くの登山者で賑わっていました。
ベニヒカゲ、この日よく見かけました。
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ベニヒカゲ、この日よく見かけました。
なんか動いているな…とおもったら牛さん!
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なんか動いているな…とおもったら牛さん!
雲との戦いとなった一日でした。
雲との戦いとなった一日でした。
れんげ平に立ち寄ります。
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れんげ平に立ち寄ります。
いやー、綺麗です。どこを歩いて良いのかよくわかりませんが…。
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いやー、綺麗です。どこを歩いて良いのかよくわかりませんが…。
下山する頃にはリフト稼働中でした。多くの観光客がやってきてました。
下山する頃にはリフト稼働中でした。多くの観光客がやってきてました。
苦労して登ったゲレンデを駆け下ります!気持ち良い。
苦労して登ったゲレンデを駆け下ります!気持ち良い。
車が溢れてますね。
車が溢れてますね。
ヤマスタの湯ノ丸山スタンプ。
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ヤマスタの湯ノ丸山スタンプ。

感想

この日は夕方から用事があったので、早朝出発でサクッと登れる山を探してきました。
どうせなら旬の花が咲いている山に行きたいと考えていたのですが、結果的には2週連続でレンゲツツジの群生地を訪れることになりました。

湯ノ丸山のほうが、前週に登った甘利山よりもレンゲツツジの咲き具合が良かったように感じました。ただ、群生地はもう少し歩いて良い場所をはっきりさせたほうが植生保護のためには良いのでは…と思わなくもなかったです。

今回は登頂を果たしたタイミングで雲に襲われてしまいましたが、天気が良ければ北アルプスまではっきり見えそうです。手軽に登れそうな山なので、今度は冬にでも再訪してみようかな。


※湯ノ丸山に咲く花については、以下のページが詳しいです。
https://tomikan.jp/yunomaru_hanagoyomi/

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