富士山(須走口)初登山だよ!!

- GPS
- --:--
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,765m
- 下り
- 1,751m
コースタイム
天候 | 晴れ・上の方は曇りがち |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
空気が薄いこと以外、危険ではありません。 |
写真
感想
登山なんて全く興味なかったけれど、妻の発案で息子の夏休みの自由研究の為に富士山に登ることになった。
登山なんて全く興味ないから「靴とか鞄とか普段のでいいでしょ。1回きりの為に買うのもったいないし・・・」って思っているのにも関わらず、妻が勝手にザックとか雨具とか買ってきてしまって、行く前から険悪なムード。
「靴はちゃんと合わせなきゃいけないから、自分で買ってきて!」と、命令され、仕方なく7000円くらいの安物を購入。まったく!スニーカーでいいのに・・・。
というわけで、言われるがままに、ザックに荷物を詰め、言われるがままに車を運転し、須走口に23時到着。車の中で仮眠に入る。
子供はよく寝ている。妻もウトウトと眠っている。デリケートな僕ちんは眠れない・・・。
「コケコッコー!(もちろん標高2000メートルに鶏はいない)」
1時間寝たか寝てないかの状態で午前5時19分登山開始。
大人になってからの登山と言えば、3日前に近所の大楠山(標高241m)に靴慣らしとトレーニングの為に登っただけ(結局靴は慣れなかった・・・)。すぐに、足の指先が痛み出してきた。
1時間半かけて六合目に到着。すごく遠く感じた。10分休憩して出発、40分ほどで次の山小屋に到着、あれ意外と近いね七合目。と、思ったら本六合目ですって。先が思いやられた。
七合目。高山病にかかり、途中で下山してきた人が休んでいた。本当に苦しそうだった(自分たちもそうなってしまうのではないかという不安に駆られた)。
足の指先が痛いのにも慣れてきて、また、この辺からは山小屋の間隔も短くなっているので、コンスタントに休憩もできて、楽になってきた。
そして、スニーカーと手さげカバンで来なくて良かったと、実感した。
九合目を過ぎると、子供が3分おきくらいに「座りたい」と言い出し、休憩の回数が増える。日没までに下山しなければと焦っている妻が、息子を煽る。
午後2時20分。9時間1分かけて山頂到着。誰も高山病にはならなかった。ゆっくり時間をかけたのが良かったのかも知れない。眺望は良くなかったけれど、何とも言えぬ達成感。まあ、親だから自分が登れたことよりも、子供が登ったことの方が嬉しかったりもする。
親戚から借りてきたコンロで湯を沸かし、ぬるいカップ麺を食べてすぐ下山。なにしろ妻は焦っている。登山なんか興味ないから、ヘッドライトなんか持っていない。
帰りは砂走り。
「あれ?なんか楽しいぞ。これ」
ザクザクザクザク降りていく。水がなくなってしまったので。七合目で高級コーラを買う。
更にザクザク降りていくと、砂払い五合目の売店が見えてきた。「よし、ゴールだ!」と、ラストスパートをかける。のども渇いている。高級ドリンク買うぞ!
と、思ったら、ゴールでもなく、売店も閉まっていたとさ・・・。
そこから、トボトボ歩いて本当のゴール(須走五合目)へ。下山は3時間17分かかりました。
まあ、人生で一度は富士山に登るのもいいかもね。でも、もういいや、山登りは、足痛いし。
と、思っていた次の日。
「あれ?なんか山登りたい、足痛いけど・・・」と、登山にはまっていくのでした。
富士山から始まったんですね。ご一家で初登頂おめでとうございます!
自分は1997年に仲間8人で富士宮口からハイキング感覚で登頂した富士山。
雲海とか山頂からの眺めとか素晴らしかった記憶はあるけれど、そんな時代だからか山には興味もたなかった(^_^;) そういえば妻もその中の一人なんだけど・・・ 今も山歩きには興味無し(>_<)
去年は富士宮口から登りました。砂走りしたかったので、帰りは途中まで御殿場ルートで降りて、宝永山経由で富士宮口まで戻りました。なかなか良いルートでした。
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