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Yamareco

記録ID: 443721
全員に公開
雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳〜黒い槍と白い槍♪

2014年05月04日(日) ~ 2014年05月06日(火)
 - 拍手
inoyasu その他1人
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
14:47
距離
34.1km
登り
2,415m
下り
1,999m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目 歩行時間 7時間43分(14.5km) 消費した水 900ml
新穂高     6:19
 ↓
白沢出会い   7:52
 ↓
槍平小屋    10:07
 ↓
飛騨沢(2300m)11:16
 ↓
飛騨乗越    13:30(17分休憩)
 ↓
槍ヶ岳山荘   14:03
================================
2日目 吹雪のため終日停滞
================================
3日目 歩行時間 7時間4分(22.0kmうち横尾山荘〜上高地11km) 消費した水400ml
槍ヶ岳アタックしたものの 30分ほどで帰ってきた
槍ヶ岳山荘   6:54
 ↓
槍沢ロッジ   9:07
 ↓
横尾山荘    10:18
 ↓
小梨平(入浴) 12:32(40分)
 ↓
上高地     13:27

天候 4日晴れ 5日吹雪(停滞) 6日快晴
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
毎日アルペン号 新宿(都庁舎)→新穂高 9200円 (7時間)
帰り 上高地14:10 →松本 2540円 +特急あずさ6600円 →自宅 (6時間)
コース状況/
危険箇所等
★早朝の槍ヶ岳(穂先)の登山は危険
前日に雪が降って滑らない条件なら大丈夫です  現に日の出前に登った人は余裕で往復していました。
ところが朝日が当たり溶けたりすると岩にビッシリと氷が付着する状態になり大変危険です。
手掛かりも凍った岩しかなく手が滑りそうですし、足掛かりも凍った岩の上です。
ザイルを使った確保があれば安全かということなく、先行して登った人たちはそれらの装備を駆使していましたが、危なっかしくて降りるのに苦労していました。(1時間たっても上の方で右往左往しているのが見えました)

凍りついた穂先には登らないほうが無難です。

予約できる山小屋
槍平小屋
2週間ほど前に毎日アルペン号新穂高行きを予約(9200円) 中は3列シート(2+1)
まあまあ快適 思いっきりリクライニングはしないのが難点
2014年05月08日 20:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/8 20:58
2週間ほど前に毎日アルペン号新穂高行きを予約(9200円) 中は3列シート(2+1)
まあまあ快適 思いっきりリクライニングはしないのが難点
予定より30分早く新穂高到着  そそくさと準備します。
2014年05月08日 20:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/8 20:58
予定より30分早く新穂高到着  そそくさと準備します。
穂高平小屋 登山道を見落とし林道を延々歩きました  トイレのみ使用可
2014年05月08日 20:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/8 20:58
穂高平小屋 登山道を見落とし林道を延々歩きました  トイレのみ使用可
2014年05月08日 20:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/8 20:59
だそうです
2014年05月08日 20:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
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だそうです
2014年05月08日 20:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
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槍平到着
2014年05月08日 20:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
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槍平到着
冬季小屋の中 20人ほど寝られるかな。 1階は未確認
2014年05月08日 21:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/8 21:00
冬季小屋の中 20人ほど寝られるかな。 1階は未確認
奥丸山を登ってきたのか、それとも雪上訓練なのかは分かりませんが、強そうなメンバーでした。
2014年05月08日 21:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/8 21:00
奥丸山を登ってきたのか、それとも雪上訓練なのかは分かりませんが、強そうなメンバーでした。
飛騨沢 初め快適・・  チラッと槍が見えた
2014年05月08日 21:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
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飛騨沢 初め快適・・  チラッと槍が見えた
おおっ 飛騨乗越がまもなく
2014年05月08日 21:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/8 21:00
おおっ 飛騨乗越がまもなく
12の写真から20分歩き続けていますが、ほとんど近付いていない(ToT)
だんだん斜面は急になるし足が攣っています
2014年05月08日 21:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/8 21:00
12の写真から20分歩き続けていますが、ほとんど近付いていない(ToT)
だんだん斜面は急になるし足が攣っています
2014年05月08日 21:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
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もう少し先が乗越 ガッカリデス
2014年05月08日 21:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/8 21:01
もう少し先が乗越 ガッカリデス
長蛇の列・・  1時間半待ちだそうです
2014年05月08日 21:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/8 21:01
長蛇の列・・  1時間半待ちだそうです
大喰岳方面
2014年05月08日 21:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
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大喰岳方面
間近で槍
2014年05月08日 21:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
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間近で槍
連泊した人向けの夕食(1日目は自炊でした)
1日目の人と何が違うかというとサバが鶏肉になった程度・・ これだったら自炊でないと飽きそうです。
2014年05月08日 21:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
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連泊した人向けの夕食(1日目は自炊でした)
1日目の人と何が違うかというとサバが鶏肉になった程度・・ これだったら自炊でないと飽きそうです。
2日目は20人ほどです テント泊は確認したところいませんでした(吹雪だし・・)
2014年05月08日 21:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
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2日目は20人ほどです テント泊は確認したところいませんでした(吹雪だし・・)
3日目の朝
2014年05月06日 21:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3日目の朝
2014年05月08日 21:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ここで断念・・ ピッケルとアイゼンではこれ以上は危険です。
というかザイルがあるからと安全ではなく、この人も苦労しています
2014年05月08日 21:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ここで断念・・ ピッケルとアイゼンではこれ以上は危険です。
というかザイルがあるからと安全ではなく、この人も苦労しています
2014年05月08日 21:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
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2014年05月08日 21:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
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2014年05月08日 21:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
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2014年05月08日 21:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
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2014年05月08日 21:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
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小梨平のキャンプ場  とりあえずお風呂へ
2014年05月08日 21:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
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小梨平のキャンプ場  とりあえずお風呂へ
上高地に着きました  もう歩かなくてすみます
2014年05月08日 21:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/8 21:06
上高地に着きました  もう歩かなくてすみます
久々の在来特急に乗ります
2014年05月06日 16:47撮影 by  F-06E, FUJITSU
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5/6 16:47
久々の在来特急に乗ります

感想

やっぱりGWは北アルプスでしょう! と2週間前に毎日アルペン号を予約しあとは天気を祈るだけ。
最高の山行でした  山小屋で停滞というのが正解でした。

1日目は飛騨沢を登り槍ヶ岳山荘まで
全く雪のない新穂高を6時30分に出発  そうはいってもやや涼しい。
毎日アルペン号はほぼ満員(26名定員)だったが、ほとんどが上高地で下車し新穂高まで乗っていたのは5人だけだった。 新穂高から槍ヶ岳に登ったのは僕ら2人だけだった。

1時間半ほど暇な林道歩き・・  全く雪もなくつまらん。
白出沢出会いまで来るとようやく雪が現れバッチリ踏まれたトレースにそって飛騨沢を目指す。
当面は槍平小屋まであるくこと  一気に歩けるかと思ったが、暑いしほぼ避難小屋を泊まる装備を背負ったザックは重くなかなかペースが上がらない。
10時過ぎに槍平小屋に着く
テントがたくさん張ってありきのうは30張りはあったそうな。 大盛況なようで冬季小屋は不人気なのでしょうか。

さてここからが本格的な登りになる ここから1000m登らなきゃならん。
不安だった雪の状態は全く問題なくやや重い雪程度でザクザク登って行く  300mほど登ったところで嫌になってきて休憩 たかが1時間しか登っていない。
ただここで槍ヶ岳がチラッと穂先を見せた ここからが心臓破りの急な登りにかかる。
いよいよ飛騨乗越が見えてきた 間近なようだが高度計でみるとあと500mある ホントにそんなにあるのか?
機械は正確ものでやっぱりある
見えてからが遠い 歩いても歩いてもさっぱり飛騨乗越が遠ざかるようで距離が縮まったように見えない。
延々に続くような飛騨沢

槍平小屋から3時間半ほどで登りきる  久々の3000m級の山登りで高度障害にでもかかったか それにしても夏季の登山道がありがたい 冬季はそんなものがないのでメチャクチャ急な斜面を登ったことがキツかった。
後半は足がパンパンで傾斜が緩くなった所からは足が攣った。

ここでようやく槍の穂先の全貌を拝むことができた  槍の穂先に登る人は長蛇の列で1時間半ほどかかったそうな。
それにしても登るのは難しそうだ。

14時過ぎに槍ヶ岳山荘に入り明日の天気は期待できそうもない  停滞または、やや下って横尾山荘に泊まるかを明日の天気によって決めることにする。

(2日目)翌日はやはり吹雪で小屋から一歩も出ないで停滞を決め込む 暇だあ
上がってきた人の話を聞くとババ平(槍沢小屋のやや上)では雪で大したことがなかったので登ってきたとのこと。
景色も見えず現在地もほとんどつかめず苦労したらしい。

(3日目)5時起床 曇っているが、5時30分になると一気に晴れた。 一気にテンションが上がり穂先に登る気満々  だけど僕らの技量ではとても無理で10分ほど登って岩と岩が狭い部分を乗り越えられず(夏なら何てことない)諦めた。
下山は楽勝かというとそんなこともなく、凍った岩は危険でピッケルも刺さらない  10分以上かかって降りてきた。  無念・・  というか無理しなくて良かった。

再び山小屋でパッキングをし直し槍沢をガシガシ下る  下りは早い早い。
あっという間に槍の穂先は見えなくなり、ババ平  横尾山荘まで降りてくればあとは遊歩道を歩くだけ

3日も風呂に入らなかったので小梨平で温泉に入り上高地入り

いやいや3日間大満足でした。
停滞したのは損したようでしたが、真っ白な槍ヶ岳を見られただけで大収穫です。
吹雪の中、下らなくて良かったです。

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