槍ヶ岳〜黒い槍と白い槍♪
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- GPS
- 14:47
- 距離
- 34.1km
- 登り
- 2,415m
- 下り
- 1,999m
コースタイム
新穂高 6:19
↓
白沢出会い 7:52
↓
槍平小屋 10:07
↓
飛騨沢(2300m)11:16
↓
飛騨乗越 13:30(17分休憩)
↓
槍ヶ岳山荘 14:03
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2日目 吹雪のため終日停滞
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3日目 歩行時間 7時間4分(22.0kmうち横尾山荘〜上高地11km) 消費した水400ml
槍ヶ岳アタックしたものの 30分ほどで帰ってきた
槍ヶ岳山荘 6:54
↓
槍沢ロッジ 9:07
↓
横尾山荘 10:18
↓
小梨平(入浴) 12:32(40分)
↓
上高地 13:27
天候 | 4日晴れ 5日吹雪(停滞) 6日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 上高地14:10 →松本 2540円 +特急あずさ6600円 →自宅 (6時間) |
コース状況/ 危険箇所等 |
★早朝の槍ヶ岳(穂先)の登山は危険 前日に雪が降って滑らない条件なら大丈夫です 現に日の出前に登った人は余裕で往復していました。 ところが朝日が当たり溶けたりすると岩にビッシリと氷が付着する状態になり大変危険です。 手掛かりも凍った岩しかなく手が滑りそうですし、足掛かりも凍った岩の上です。 ザイルを使った確保があれば安全かということなく、先行して登った人たちはそれらの装備を駆使していましたが、危なっかしくて降りるのに苦労していました。(1時間たっても上の方で右往左往しているのが見えました) 凍りついた穂先には登らないほうが無難です。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
やっぱりGWは北アルプスでしょう! と2週間前に毎日アルペン号を予約しあとは天気を祈るだけ。
最高の山行でした 山小屋で停滞というのが正解でした。
1日目は飛騨沢を登り槍ヶ岳山荘まで
全く雪のない新穂高を6時30分に出発 そうはいってもやや涼しい。
毎日アルペン号はほぼ満員(26名定員)だったが、ほとんどが上高地で下車し新穂高まで乗っていたのは5人だけだった。 新穂高から槍ヶ岳に登ったのは僕ら2人だけだった。
1時間半ほど暇な林道歩き・・ 全く雪もなくつまらん。
白出沢出会いまで来るとようやく雪が現れバッチリ踏まれたトレースにそって飛騨沢を目指す。
当面は槍平小屋まであるくこと 一気に歩けるかと思ったが、暑いしほぼ避難小屋を泊まる装備を背負ったザックは重くなかなかペースが上がらない。
10時過ぎに槍平小屋に着く
テントがたくさん張ってありきのうは30張りはあったそうな。 大盛況なようで冬季小屋は不人気なのでしょうか。
さてここからが本格的な登りになる ここから1000m登らなきゃならん。
不安だった雪の状態は全く問題なくやや重い雪程度でザクザク登って行く 300mほど登ったところで嫌になってきて休憩 たかが1時間しか登っていない。
ただここで槍ヶ岳がチラッと穂先を見せた ここからが心臓破りの急な登りにかかる。
いよいよ飛騨乗越が見えてきた 間近なようだが高度計でみるとあと500mある ホントにそんなにあるのか?
機械は正確ものでやっぱりある
見えてからが遠い 歩いても歩いてもさっぱり飛騨乗越が遠ざかるようで距離が縮まったように見えない。
延々に続くような飛騨沢
槍平小屋から3時間半ほどで登りきる 久々の3000m級の山登りで高度障害にでもかかったか それにしても夏季の登山道がありがたい 冬季はそんなものがないのでメチャクチャ急な斜面を登ったことがキツかった。
後半は足がパンパンで傾斜が緩くなった所からは足が攣った。
ここでようやく槍の穂先の全貌を拝むことができた 槍の穂先に登る人は長蛇の列で1時間半ほどかかったそうな。
それにしても登るのは難しそうだ。
14時過ぎに槍ヶ岳山荘に入り明日の天気は期待できそうもない 停滞または、やや下って横尾山荘に泊まるかを明日の天気によって決めることにする。
(2日目)翌日はやはり吹雪で小屋から一歩も出ないで停滞を決め込む 暇だあ
上がってきた人の話を聞くとババ平(槍沢小屋のやや上)では雪で大したことがなかったので登ってきたとのこと。
景色も見えず現在地もほとんどつかめず苦労したらしい。
(3日目)5時起床 曇っているが、5時30分になると一気に晴れた。 一気にテンションが上がり穂先に登る気満々 だけど僕らの技量ではとても無理で10分ほど登って岩と岩が狭い部分を乗り越えられず(夏なら何てことない)諦めた。
下山は楽勝かというとそんなこともなく、凍った岩は危険でピッケルも刺さらない 10分以上かかって降りてきた。 無念・・ というか無理しなくて良かった。
再び山小屋でパッキングをし直し槍沢をガシガシ下る 下りは早い早い。
あっという間に槍の穂先は見えなくなり、ババ平 横尾山荘まで降りてくればあとは遊歩道を歩くだけ
3日も風呂に入らなかったので小梨平で温泉に入り上高地入り
いやいや3日間大満足でした。
停滞したのは損したようでしたが、真っ白な槍ヶ岳を見られただけで大収穫です。
吹雪の中、下らなくて良かったです。
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