猛暑に慣れるために奥高尾、景信山の東尾根（高尾山〜小仏城山〜景信山）

2022年06月26日(日) [日帰り]

• GPS: 03:30
• 距離: 12.3km
• 登り: 945m
• 下り: 887m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:50
• 休憩: 0:40
• 合計: 3:30

10:00 高尾山口駅
10:05 高尾山・清滝駅
10:10 二軒茶屋登山口
10:15 二本松
11:00 11:05 高尾山
11:25 一丁平
11:35 11:50 城山
12:00 小仏峠
12:20 12:40 景信山
12:50 小下沢分岐
13:00 大久保山
13:20 木下沢梅林
13:20 日影林道口駐車スペース
13:30 日影バス停
13:30 ゴール地点

天候

晴ときどき曇

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：
高尾09：54（京王高尾線）
高尾山口09：56

復路：
日影🚏13：43（西東京バス）￥252
高尾駅北口🚏13：56

写真

6/26 10:02

今日は薄曇りだが、暑い。

6/26 10:08

暑いので6号路を行こうかと思ったが、混んでいるので高尾保養院方面へ。

6/26 10:31

琵琶滝コース、2号路、3号路といくと混雑しないので快適。

6/26 10:34

3号路のこの照葉樹の濃い緑が好き。

6/26 10:36

4号路の吊り橋ほど有名ではないが、何個か橋がある。

6/26 11:04

山頂には「遼寧　登山隊」の皆さん。

6/26 11:05

富士山は見えないけれどこの混雑。

6/26 11:12

奥高尾縦走路の夏場のこの雰囲気がいいので、去年勝手に「奥高尾高原」と名付けた。

6/26 11:37

小仏城山ではかき氷が人気。

6/26 11:44

薄雲は広がるが、青空がきれい。

6/26 11:44

紫雲に霞む東京都心部。

6/26 11:48

新天狗様がおしゃれになっていた。

6/26 12:00

小仏峠と言えば昔からたぬき。

6/26 12:19

景信山には「ところてん」があるようだ。

6/26 12:20

今日は景信茶屋のモモちゃんもお疲れ。

6/26 12:22

八王子川口区画整理が始まり天合峰があんなに削られてしまった。

6/26 12:23

茫洋と関東平野。

6/26 12:36

茫洋とした関東平野を見ながら放心状態。

6/26 12:44

今日はここから先の景信山東尾根が目的。

6/26 12:46

ほぼヤブももなく歩きやすい。

6/26 12:49

ここで小下沢へ下る道を分ける。

6/26 12:50

マーキングもあり親切。

6/26 13:03

歩きやすい尾根。

6/26 13:08

植林地の管理道の位置付けなのだろうか。

6/26 13:12

広い尾根道。

6/26 13:15

この水路が出てくれば中央道脇。

6/26 13:16

中央道方面に水が行かないようにしているようだ。

6/26 13:20

中央道は新小仏トンネル開設に伴い拡幅工事中。

6/26 13:20

迂回路も設けられている。

6/26 13:22

出口

6/26 13:23

中央道拡幅工事中。

6/26 13:30

今日は暑いので日影バス停からバスに乗る。

撮影機器：

COOLPIX W300 NIKON CORPORATION

感想

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今日は昨日よりは薄雲が広がっていて、多少は暑さは収まるのだろうか。
太平洋高気圧が張り出してきていて、完全に梅雨明けの気圧配置。
そしてこれが来週まで維持されるようなので、今日にでも梅雨明けが発表されるだろう。
来週末はこの暑さの中いきなり南アルプスでは不安なので、近場で暑さに慣れておこうと思い立ち、前から気になっていた景信山の東尾根に行くことにした。

乗り込んだ京王高尾線は思ったよりも登山客は少なく比較的空いていて、本来なら梅雨の時季なのでこんなものかなと思ったが、降りた高尾山口駅前は大混雑だった。
単に乗った電車が各駅停車だったから空いていたに過ぎなかったようだ。
暑さも混雑具合ももう「夏休み」といった雰囲気だ。
ただ、セミの声がしないのがなんだか不思議だ。

暑いので沢沿いを登る6号路を行こうかと思ったのだが、皆考えることは同じと見えて分岐の所でもう渋滞していたので、いつもどおり高尾保養院の方へ進むことにした。
高尾保養院のところから琵琶滝コースに合流するまでのコースを勝手に「裏琵琶滝コース」と呼んでいたが、最近Googleマップに「病院裏コース」と書かれていることに気が付いた。
Googleマップの表示がどこまで公式なものか分からないが、「病院裏コース」というのだったら「高尾保養院コース」でいいと思う。
ちなみに登山口名はヤマレコによると「二軒茶屋登山口」というらしい。

琵琶滝コースをそのまま登って尾根まで出てしまうと表参道である1号路に合流してしまい混雑に巻き込まれるので、途中から中腹を行く2号路、3号路をたどって山頂へいくのが最近のお気に入りだ。
中腹を等高線に沿ってぐねぐねと行くので距離が伸びて、1号路や6号路だったら山頂まで50分ほどだが、このコースでいくとちょうど1時間くらいかかる。
トレランの人が多いこともあるが、きょうは暑さのためかトレランの人も通らず本当に静かだ。
目には照葉樹林の濃い緑、耳には鳥のさえずり、そして腐植の酸性臭が鼻腔をくすぐるのみ。
余計なことは考えずに無心に進んでいくのが気持ちいい。
6号路に合流するととたんに人が増え、そのままごった返す山頂へ到着。
ちょうど山頂標のところで「遼寧　登山隊」と書かれた大きな旗を振った団体客と遭遇。
そうか、外国人ツアー客の受け入れが再開されていたのだった。
普段外国人観光客が来そうなところに全然行かないので、外国人観光客を見ること自体が久しぶりだ。
そういえば先週の尾瀬では全然見かけなかったが、高尾山は東京観光のついでに寄れるのでやはり手軽なのだろう。

ごった返す高尾山山頂を通り過ぎ、奥高尾縦走路へ。
やはり暑いためか空いていて、ちょうど1年ぶりの「奥高尾高原」を楽しめる。
オカトラノオは咲き始め、去年この時季に咲いていたギボウシはまだ蕾だった。
ヤマユリの蕾もまだまだ固く、まるで夏だがやはりまだ6月なのである。
南アルプスの練習と思い、休まずに飛ばしてきたのでさすがに小仏城山では小休止。
夏場でも小仏城山まで来ると風が気持ち良い事が多いのだが、今日はそんなに風もない。
今日の目的は景信山の東尾根なので、あまりゆっくりせず景信山を目指すことにする。

景信山の景信茶屋の看板犬モモちゃんもさすがに暑いのか、それとも客相手をし過ぎたのかお疲れのようだったので、今日は撫でるのはやめておいた。
暑いからか、あまり休まずに来たからか、茫洋と広がる関東平野を見ながら放心状態。
なんだか暑くて疲れたので小仏に下りてしまおうかともふと思ったが、ここまで来たからには目的の東尾根に突入と、ペットボトルの水を飲み干し出発。
事前に調べておいたとおりマーキングもあり、なぜ登山地図にコースとして載らないのか不思議なくらいに歩きやすい尾根道だ。
周囲は植林地なので植林の管理道なのだろうか。
小仏城山の北東尾根のようにその内破線コースくらいにはなるのかもしれない。

登山口となる小下沢（木下沢）のところでは中央道の工事をしていたが、きちんと迂回路も設けられている。
新小仏トンネル開設に伴う中央道の拡幅工事関連だろう。
いつもなら旧甲州街道を高尾駅まで歩くのだが、さすがにこの暑さの中アスファルトの上を歩く気にはならず、日影バス停から小仏発のバスに乗ることにした。
そう思う人が多いのかバスはこの時間1時間に3本もあるのに、ほぼ満席だった。