ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4438392
全員に公開
ハイキング
尾瀬・奥利根

尾瀬ヶ原 富士見下からの高層湿原ぐるり

2022年06月24日(金) ~ 2022年06月25日(土)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
34.2km
登り
1,220m
下り
1,203m

コースタイム

1日目
山行
6:30
休憩
0:20
合計
6:50
7:10
60
富士見下P
8:10
8:10
100
9:50
10:10
90
11:40
11:40
60
12:40
12:40
60
13:40
13:40
20
14:00
2日目
山行
5:10
休憩
0:40
合計
5:50
6:00
0
5:40
5:40
50
6:30
6:30
80
7:50
7:50
60
8:50
9:30
20
9:50
9:50
100
11:30
富士見下P
天候 6/24(金)ガス強風のち晴れ
6/25(土)明け方小雨日中快晴
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
<アクセス・駐車場>
Googleナビで「富士見下」入力。
尾瀬戸倉スノーパーク奥へ入り、舗装林道を終点まで。
駐車場はトイレ下未舗装12台程とトイレ上路肩草地20台程。
草地路肩は泥濘酷い箇所もあるので注意しないと脱出必要となる。
尾瀬財団、戸倉Pの駐車係員からは未整備だが駐車OKを確認済み。
水洗トイレあり。季節により使えない時期もある様子。
この日はトイレに電気もつき、利用可能のようでした。
コース状況/
危険箇所等
<登山ポスト>
富士見下、富士見峠にはなし。鳩待峠に複数あり。

<富士見下〜富士見峠>
未舗装林道歩き。巡視小屋からひとカーブはショートカット可能。
荒れておらず歩きやすいが、日当たりがキツイ場所も多い。

<富士見峠〜アヤメ平〜鳩待峠>
廃業した富士見小屋の倒壊注意。水洗トイレあり。
ここも季節によっては使えない時期があるそう。
アヤメ平方面木道上に植生保護のマットあり。
アップダウンは少ないが横田代からは鳩待峠方面へは緩い下り。
行程の殆どが木道だが痛みが激しく滑りやすい。この日残雪なし。

<鳩待峠〜山ノ鼻>
鳩待峠に山小屋あり。水洗トイレあり。
売店あり、飲食物、装備品など入手も可能。
マイカー規制の戸倉発のバスはここに切符売場あり。
山ノ鼻まで石畳と木道の下り。一部滑り止めマット設置で安心。

<山ノ鼻〜竜宮十字路>
山ノ鼻に山小屋あり。水洗トイレあり。水場あり。
売店あり、飲食物など購入可。テント受付は至仏山荘。
1名1張1000円。売店対応は19時まで。予約不要30張程。
研究見本園は植生保護ネット・ゲートのある湿原。1周30分。
木道が低いので小さな子供でも安全に歩ける様子。
竜宮方面へは高い木道歩き。時折破損もあるが注意すれば大丈夫。
日差しを遮る場所がないので熱中症注意。

<竜宮十字路〜富士見峠(長沢新道)>
竜宮十字路からやや東に竜宮小屋あり。水洗トイレあり。
十字路から長沢橋まではフラット。橋から長沢の頭まで急登。
滑りやすい石と木製階段で構成されているが滑落などの危険はない。
長沢の頭からは木道が殆ど。滑り止めマット設置で安心。
この日、富士見田代付近で残雪あるも歩行に危険なし。
富士見下。上からとった右トイレと左巡視小屋。トイレは電気ついて使えるようでした。
富士見下。上からとった右トイレと左巡視小屋。トイレは電気ついて使えるようでした。
富士見下Pはこの路肩草地以外トイレ下にも砂利スペース。
富士見下Pはこの路肩草地以外トイレ下にも砂利スペース。
ここから出発。一応さっきの巡視小屋横からちょみっと林道ショートカット出来ます。
ここから出発。一応さっきの巡視小屋横からちょみっと林道ショートカット出来ます。
林道も雰囲気ある木々で楽しく歩けました。
1
林道も雰囲気ある木々で楽しく歩けました。
中腹まで綺麗なブナの森。
2
中腹まで綺麗なブナの森。
一般車両通行禁止だけど、道はあまり荒れてなくて歩きやすい。
1
一般車両通行禁止だけど、道はあまり荒れてなくて歩きやすい。
富士見峠まで来ると鳩待峠まで多くが木道。湿ってたり腐ってたり滑る。股関節死にそうでした。
富士見峠まで来ると鳩待峠まで多くが木道。湿ってたり腐ってたり滑る。股関節死にそうでした。
まだ雪解けしたばかり。
2
まだ雪解けしたばかり。
富士見田代からの燧。
5
富士見田代からの燧。
アヤメ平はガスの中〜。
3
アヤメ平はガスの中〜。
振り返って。
ガスが晴れ、至仏が見えてきました。
5
ガスが晴れ、至仏が見えてきました。
尾瀬って感じ。
池塘に映る木のシルエットっていいですよね。
1
池塘に映る木のシルエットっていいですよね。
ここはまだ雪解け直後。瑞々しいミズバショウ。
3
ここはまだ雪解け直後。瑞々しいミズバショウ。
雰囲気ある森。
鳩待峠。平日昼間なのでガラーンとしています。
鳩待峠。平日昼間なのでガラーンとしています。
鳩待峠から山の鼻へは下りです。
鳩待峠から山の鼻へは下りです。
途中、至仏が見えました。オゼソウとハクサンサイコ見にいつか登ろう。
2
途中、至仏が見えました。オゼソウとハクサンサイコ見にいつか登ろう。
雰囲気素敵。尾瀬は天気が悪くても雰囲気が楽しめる。
2
雰囲気素敵。尾瀬は天気が悪くても雰囲気が楽しめる。
てくてく木道歩き。
3
てくてく木道歩き。
門扉を叩く。
研究見本園からの至仏。
2
研究見本園からの至仏。
牛首分岐へ散歩。燧目指して歩くみたい。
3
牛首分岐へ散歩。燧目指して歩くみたい。
振り返って至仏。
7
振り返って至仏。
夕刻また尾瀬ヶ原を散歩。歩荷さんと自分しか歩いてない。尾瀬は泊まれば静か。
2
夕刻また尾瀬ヶ原を散歩。歩荷さんと自分しか歩いてない。尾瀬は泊まれば静か。
響くのはカッコウの声だけ。
4
響くのはカッコウの声だけ。
こちらが研究見本園。遠景の白いの全部ミツガシワなのですが。
こちらが研究見本園。遠景の白いの全部ミツガシワなのですが。
日が沈む。
山ノ鼻の朝。誰もいなくて静か。※早朝夕方はクマ遭遇率が高いので出歩かないらしい。
2
山ノ鼻の朝。誰もいなくて静か。※早朝夕方はクマ遭遇率が高いので出歩かないらしい。
霧がおりて幻想的。快晴だけが全てじゃない。
3
霧がおりて幻想的。快晴だけが全てじゃない。
日差しが強くなりはじめる。気温が上がれば霧は消えてしまうでしょう。
2
日差しが強くなりはじめる。気温が上がれば霧は消えてしまうでしょう。
空とミツガシワのシルエットを映す池塘。
2
空とミツガシワのシルエットを映す池塘。
森を霧が引き立てる。
4
森を霧が引き立てる。
逆さ燧のスポットには太陽が映っている。
2
逆さ燧のスポットには太陽が映っている。
竜宮小屋。尾瀬ヶ原のど真ん中で朝日も夕日もを思うならここだろう。
竜宮小屋。尾瀬ヶ原のど真ん中で朝日も夕日もを思うならここだろう。
竜宮十字路から燧。
1
竜宮十字路から燧。
竜宮十字路から至仏。霧はすっかり消えてしまった。1時間ちょっとだけの特別。
4
竜宮十字路から至仏。霧はすっかり消えてしまった。1時間ちょっとだけの特別。
さて竜宮十字路から長沢新道で富士見田代へ向かいます。木道交換用の資材。前日めちゃヘリ輸送していました。
さて竜宮十字路から長沢新道で富士見田代へ向かいます。木道交換用の資材。前日めちゃヘリ輸送していました。
しばらくはフラットな木道や登山道歩き。
しばらくはフラットな木道や登山道歩き。
ブナの森。
長沢橋を渡ると傾斜が出てきます。
長沢橋を渡ると傾斜が出てきます。
1時間ほど長沢の頭まで急登だけど、歩きやすくて気に入りました^^
1時間ほど長沢の頭まで急登だけど、歩きやすくて気に入りました^^
これが露岩?湿って滑りやすいが安定してるし、足の置場多くて全然悪くない。
これが露岩?湿って滑りやすいが安定してるし、足の置場多くて全然悪くない。
途中から木製階段。近年の設置で綺麗。
途中から木製階段。近年の設置で綺麗。
長沢の頭を過ぎると木道歩きが増える。木道は滑り止めマット付きで快適。
長沢の頭を過ぎると木道歩きが増える。木道は滑り止めマット付きで快適。
富士見田代付近は残雪残るも危険なし。
富士見田代付近は残雪残るも危険なし。
アヤメ平へ再訪。テーブルランドな地形。
3
アヤメ平へ再訪。テーブルランドな地形。
晴れの嬉しいアヤメ平。
3
晴れの嬉しいアヤメ平。
ややガスがあるけど、これが一番よかったかな。
4
ややガスがあるけど、これが一番よかったかな。
名残惜しいけど、アヤメ平を後にします。
4
名残惜しいけど、アヤメ平を後にします。
富士見下へ向かう林道からのアヤメ平。本当、テーブルランド。
2
富士見下へ向かう林道からのアヤメ平。本当、テーブルランド。
林道から片品の街。
林道から片品の街。
日差しは強いが雰囲気がいい。ちなみに日傘で日差しあっても快適でした。
日差しは強いが雰囲気がいい。ちなみに日傘で日差しあっても快適でした。
コケイラン。ここは斑入り。というか花期が遅いものは斑入りが多い気が。
4
コケイラン。ここは斑入り。というか花期が遅いものは斑入りが多い気が。
ミツバオウレン。なんかフレッシュすぎておいしいそう…
5
ミツバオウレン。なんかフレッシュすぎておいしいそう…
チングルマ。ガスで水滴がついて初々しい。
4
チングルマ。ガスで水滴がついて初々しい。
ヒメシャクナゲ。10センチに満たない植物ですがちゃんと木本なんですよね。
5
ヒメシャクナゲ。10センチに満たない植物ですがちゃんと木本なんですよね。
タテヤマリンドウ。見頃で至る所に。
5
タテヤマリンドウ。見頃で至る所に。
ミズバショウ。フレッシュ。ちなみにクマがミズバショウを食べるのは実になる頃。下剤として食べる。
6
ミズバショウ。フレッシュ。ちなみにクマがミズバショウを食べるのは実になる頃。下剤として食べる。
ノビネ。ここは色味の差がなくこの色で統一されていました。
6
ノビネ。ここは色味の差がなくこの色で統一されていました。
見頃。蕾も多かったのでまだしばらく見られそうですね。
5
見頃。蕾も多かったのでまだしばらく見られそうですね。
ルイヨウボタン。最近出会えてない花だったから嬉しい。いっぱい咲いてた。
5
ルイヨウボタン。最近出会えてない花だったから嬉しい。いっぱい咲いてた。
オゼタイゲキかな。至る所にありました。
3
オゼタイゲキかな。至る所にありました。
サンリンソウ。好きな花。終盤だけど結構見かけました。
2
サンリンソウ。好きな花。終盤だけど結構見かけました。
タチカメバソウ。綺麗に咲いてました。
3
タチカメバソウ。綺麗に咲いてました。
ニリンソウ。殆ど見かけず。サンリンソウに混じりここだけ。ミドリニリンソウって植物的にはエラーですよね。
3
ニリンソウ。殆ど見かけず。サンリンソウに混じりここだけ。ミドリニリンソウって植物的にはエラーですよね。
ミツガシワ。終盤だけどキラキラ。ちなみに研究見本園は見頃満開だけど、花が近くない…
6
ミツガシワ。終盤だけどキラキラ。ちなみに研究見本園は見頃満開だけど、花が近くない…
ツマトリソウ。あまり見かけず。ルートによってこれからかも。
4
ツマトリソウ。あまり見かけず。ルートによってこれからかも。
キイロスッポンタケ。
4
キイロスッポンタケ。

感想

尾瀬ヶ原を歩いて来ました。
梅雨時期に頂いた連休…あまり天気は望めないかも。
でも、尾瀬なら晴れなくとも楽しめるかもと。
そして、初めてのマイカー規制のない富士見下からの入山です。

富士見下…いいです、私、気に入りました。
乗り物酔いが酷いので酔うかもと考えること自体で
凄くストレスになるようで疲れちゃうんですよね。
マイカーのみでアクセス出来るってありがたい。
さらにこの感染症下の世界でボトルネックにならないのもよいです。
林道ではあるけどブナやトチなど美しい森なのもポイント高し。

富士見峠を経由し以前行って素晴らしかったアヤメ平へ。
ガスと強風で展望が得られなかったものの翌日にも立ち寄る計画。
焦らず鳩待峠に向かう道すがらガスは取れ、至仏への展望が。
鳩待峠から山ノ鼻まではこもれびの中を進んでいきます。
雪解け早いのか多くの花を楽しみながら。
尾瀬ヶ原は昼中と夕刻にお散歩しました。
夕刻は歩荷さんだけがカッコウの鳴き声渡る湿原を歩くのみ。
とても心地よい時間を過ごして山ノ鼻でテントで就寝。

夜明け前に雨がテントを濡らしたものの日の出前には止みました。
日の出は諦めたものの霧の風情ある尾瀬ヶ原を堪能出来ました。
竜宮十字路に着く頃には霧は晴れ渡り尾瀬ヶ原の普段の表情。
特別な時間を過ごせたように思います。
名残を惜しみながら長沢新道で富士見峠へ登りあげます。
はじめて使いましたが歩きやすい登山道で気に入りました。
前日ガスで展望のなかったアヤメ平へ立ち寄り風景を堪能して下山。
日差しの強い林道歩きは日傘利用で熱中症予防。

梅雨模様と思って出掛けたけれど、
予想外に梅雨明けの楽しい時間を過ごせたようです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:440人

コメント

minislopeさん こんにちは。

熊が水芭蕉の実を食べるのは知ってましたが、下剤としてだというのは知りませんでした。勉強になりました。
2022/6/28 7:30
yamasukaさん、こんにちは。

ミズバショウについて調べてて私もつい最近知りました。冬眠の間に身体に貯めた老廃物を排出するためにミズバショウを食べるそうですよ。でも、ネットでクマがミズバショウをモシャモシャしてる動画をみると味も好んでるのかなぁと思うかぶりつき具合です。
2022/6/28 13:19
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら