大菩薩峠 (小菅大菩薩道〜丹波大菩薩道)


- GPS
- 06:35
- 距離
- 24.1km
- 登り
- 2,202m
- 下り
- 2,261m
コースタイム
9:05 白糸の滝
9:36 雄滝
9:55 大菩薩日向沢登山口
10:04 赤沢登山口分岐
10:32 ノーメダワ分岐
10:59 フルコンパ
11:15 荷渡し場
11:32 大菩薩峠 (昼食) 12:15
12:36 フルコンパ
13:04 ノーメダワ
13:31 追分
14:04 藤タワ
14:21 高尾天平
14:34 越ダワ大菩薩登山口
14:53 のめこい湯
天候 | はれ 午後風や強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:丹波山温泉前 〜 バス 奥多摩駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:見当たりませんでした 道の状況: ※小菅大菩薩道:全く問題ありませんでした。危険な個所もありませんでした。 ※フルコンパ〜大菩薩峠:危険な個所はありませんでした。残雪個所は荷渡し場手前の1か所のみでした。アイゼン不要でした。 ※丹波大菩薩道:ところどころ倒木ありましたが、通行に支障があるほどではありません。追分から藤タワにかけては、巻道でザレている箇所や、沢のガレが押し出されているところなどありましたので注意が必要です。 |
写真
感想
思い返してみると登山を再開した後、毎年5月に大菩薩方面に出かけていたことに気が付いて、今年も素晴らしいであろう新緑を眺めに訪れることにしました。過去は塩山方面から入り牛の寝通りを小菅へ抜けるか、周遊して裂石方面に抜けるのが常でしたが、今回は北方面からトライしてみようと思いつきました。さらにどうせなら、小菅大菩薩道と丹波大菩薩道の両方にチャレンジしてみることにしました。
さてどちらの道から登ろうかとまずはバスの時刻表を見てみました。すると早い時間に便があるのは、小菅のみということがわかり、この時点で自動的に登りは、小菅からと決まりました。また、それに合わせた列車の時刻を確認すると、自宅の最寄駅の始発でピッタリ奥多摩駅で接続できます。
奥多摩駅からのバスは、ほぼ満員状態で出発しましたが、途中でほとんどの方が下車してゆき、終点の小菅での下車は私含めて3名でした。ほかの2名の連れの方々はどちらへ向かうのか定かではありません。一人で白糸の滝目指して県道を行きました。
白糸の滝、雄滝ともにトイレ付の整備された広い駐車場があり、滝の入り口から滝までの道も整備され、見晴台も設置されており、地元の観光資源としての力の入れようが伺えました。
日向沢登山口からは、フルコンパを経て、約1000mの高度差を緩みの無い登りつづきの道でした。道自体はすばらしく、小菅から塩山への重要な交通路であったであろう往時を忍ばせるに十分な状態でした。途中登り道に喘ぎながらも新緑をながめ、つねに左手には牛の寝の稜線を樹林の間から垣間見ながら進むので気を紛らすことができました。
フルコンパも素晴らしい休憩地でした。急に開けたところからは、奥秩父主脈が一望できました。荷渡し場を過ぎ、いよいよ大菩薩峠に到着すると、そこは人で溢れておりました。ここまでの静けさとは一変です。富士山の眺望を求めて高見に移動して、富士山を正面にみながら昼食をとりました。相変わらず素晴らしい眺望でした。
下りの丹波大菩薩道も追分までは立派な道でした。ただしところどころに倒木があったことと、追分から藤タワまでは、往還というよりは、登山道といった感じでザレた巻道など注意すべき個所があったのは前述のとおりです。
今回は、バス便の都合上選択枝はなかったわけですが、振り返ってどちらからの登りが良いかと考えると、私は、丹波大菩薩道を推したいです。前述の通り、ほぼ登り一辺倒の小菅道に対して、丹波道は、藤タワから追分の登山道や、ほぼフラット追分からノーメダワなどアクセントがありました。追分からノーメダワでは、一面の落ち葉を行きますが、このように路面の変化や周囲の景色の変化も味わえました。
今年も「息吹の季節」に大菩薩で素晴らしい山行を楽しませてもらいました。
本日の温泉:のめこい湯(3回目)
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