雷鳴轟く恐怖の平標山
- GPS
- 06:32
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,076m
- 下り
- 1,076m
コースタイム
天候 | 晴、曇、雷鳴、雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
600円(出る時に払う) トイレ、自販機あり。靴の泥を落とす水場(ブラシ)有り。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストあり。 |
その他周辺情報 | 宿場の湯 https://sp.yuzawaonsen.com/?page_id=212 大人600円 |
写真
感想
今年は梅雨明けも早く、6月から酷暑。この日も猛暑日とあって、標高を上げてもたいして涼しくないだろうと予想。
懸念は天気。お昼まで天気がもてばいいなと思いつつ、駐車場に着いたのが6時過ぎ。第一駐車場にゆとりがあった。
松手山コースへ入ると、一瞬涼しいような気がしたのも束の間、間もなく急坂(木の階段)が始まると、モワァッと湿気と暑さで息苦しさを感じる。汗が吹き出した。
序盤30分で暑さの洗礼を受け、あまりの発汗に不安を感じるほどだった。暑さは予想していたので水分は多く担いできたので心配はないが、その前に蒸し饅頭にでもなってしまうのではないかと思うサウナ状態。
しかしながら、夫はさほど汗もかいておらずまだ平気と言う。ここで、体力不足では?と指摘を受け、確かに運動不足は否めない。
とにかく蒸し暑さが辛かったが、なんとな鉄塔まで行くと、恵みの風が吹いていた。一気に生気が戻る。
松手山まではトンボが多く飛んでいたお陰で、ブンブン達は気にならず、その点はよかった。
松手山を超えた頃か?トンボがいなくなったと思ったら、顔の周りを黒い小さい虫がまとわりつきうざったい。視界が開けて気持ちいいと思うと、遠くにゴロゴロっと聞こえてきて振り返ると雷雲。次第に雷鳴が大きくなり、稲光も確認。
本当ならヘブンズロードのはずが、恐怖の道になってしまった。雲の動きが気になって度々振り返りながら、できる限り急ぐが、登りはスピードが思うように上がらず、自分の体力のなさに腹が立つ。
次第に雨が降り出し、空に明るさもあったので、雷はじきにおさまると踏んで、引き返さず、山の家を目指すと決める。
平標山の山頂へつくも、写真だけサクッと撮って、雨具を着て、とっとと山の家を目指した。序盤の1枚ずつの板の階段は調子がよかったのだが、少し幅広の階段になったら歩幅がうまく合わず、ツルッと滑って尻もちついた。久しぶりに尻もちなんてついた。お恥ずかしい。
この頃には雷鳴は止んでいた。
山の家の避難小屋は沢山の人が休憩していた。蜜が気になり、外で休憩を軽く取る。サイダーが冷えていてありがたかったー!
雨が弱まったり強まったりを繰り返すが、樹林帯だし雨が気にならないと踏んで雨具を脱いで下山。
階段が長く続くので太ももと膝に疲労がくる頃、ちょうど終わり歩きやすい道になって助かった。遊歩道にでてしまえばとても歩きやすい道が続く。雨も止み、のんびり歩く。
途中、平標登山口への小さな標識があるのでそこを入ると川沿いの気持ちの良い道が駐車場まで続いている。癒しの道だ。生きた心地がした。
山の雷は恐怖でしかない。遠くで鳴っていたのが、次第に近くに聞こえる恐ろしさといったらない。一筆書きや、TJARの映像で雷遭遇の場面をみて、あれだけは嫌だと思っていたことが現実になってしまった。
こうも暑い日が続いているんだから、そりゃあ天気も不安定になる。前日の午後はあちこちで雹が降った。空が好きで子供の頃からよく雲の流れや星を観察していたが、今回の雷遭遇の経験をして、もっと天気の事を勉強せねばと思った。
トンボがいなくなって、黒い小さい虫がまとわりついた辺りで、耳をやられた。帰宅後みるみる腫れて、痒さと戦っている。
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