雪渓でルートロス危うく遭難 鳥海山
- GPS
- 09:30
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,359m
- 下り
- 1,342m
コースタイム
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 9:29
天候 | 7/9 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
毎日新聞社本社(竹橋) 22:30発 - 鳥海山・鉾立口登山口6:00着 (羽生PA, 安達太良SA, 寒河江SA, 櫛引PAで休憩) 鳥海山・鉾立口登山口17:00発 - 東京駅4:45着 (寒河江SA, 安達太良SA, 蓮田SAで休憩) https://www.maitabi.jp/parts/detail.php?tm=2020-07&course_no=21198 |
コース状況/ 危険箇所等 |
時計回りで山頂へ向かった下りに雪渓でルートロスしました。 (GPSルート参照) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
軽アイゼン
昼ご飯
行動食
飲料 3 リットル
ヘッドランプ
予備電池
GPS兼スマホ
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
時計
サングラス
手ぬぐい
ストック
カメラ
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共同装備 |
日焼け止め
地図(地形図)
|
感想
少しばかり行きにくい北東北日本海側の山、鳥海山。蔵王・月山とともに3座を一気に登ろうと目論んでいたのですが、そんなある日に届いた毎日あるぺん号のパンフを見ると、今年から鳥海山行きのバスが登場したではありませんか。これは凄い!そして往路復路ともに夜行バスで0泊3日の行程というのも凄い・・・。でも、こんなうってつけの登山バスはありません。今年の夏は鳥海山!と即決でした。
鳥海山登山当日。バスを降りた登山口から見る山頂は雲がかかっているけど、日差しの強いいいお天気。高山植物のお花が咲く山道を登っていきました。御浜小屋あたりでは色とりどりのお花と鳥海湖が一つの景色に収まって、ほんとうに素敵な夏の山でした。
七五三掛から千蛇谷を見ると大きな雪渓が山頂近くまで続いており、そこを登る人がいたので、てっきりずっと軽アイゼンで雪渓歩きなのかと思いましたが、雪渓左側の夏道があって、軽アイゼンは全然不要でした。ちょっと拍子抜けです。
7〜8合目くらいからだいぶ疲れが出てきて休み休み上りました。このあたりからガスもかかっており、ちょっと肌寒く感じました。でも日差しが強いままだったら、もっと疲れたことでしょう。ある意味良かったのかもしれません。
御室で御朱印をいただき、いよいよ山頂へ向かいます。ここからは巨岩登り。よじ登っていきます。登ること20分ほどで山頂登頂。ガスで真っ白でしたが、無事の登頂で夫婦記念写真も撮れてとても良かったです。
・・・ところが喜びもつかの間、時計回りで山頂を下ると、雪渓が出てきたあたりで岩に書かれたコース目印が見つからなくなりました。GPSを頼りに雪渓を進みますが、ガスって周囲もよくわからず、ほかの登山者とともにルートロス。遭難・・・?
不安な気持ちでいっぱいになりました。
そんなときにルートを良く知っている地元の方と思しき男性が現れ、私たちを導いてくれました。助かった〜という気持ちでいっぱいでした。(・・・が、相変わらずGPSで見てもよくわからないところを歩いており、本当に大丈夫?という思いもありました。)ここを行けば御室小屋と教わって男性と別れ、御室小屋から来たという人たちにすれ違って、小屋まで戻ってきたときには、帰りのバスまでの時間的余裕もなくなり、外輪山コースを諦めることにしました。無事に戻ることが最優先なので仕方なしです。
千蛇谷を頑張って下って疲れ果てた先に七五三掛への登り返しの辛いことと言ったら・・・!疲れて転んでストックも折ってしまいました。(涙
でも、ここから先はまた高山植物の咲き乱れる山道。気持ちよく歩くことができ、バス出発の1時間前に戻ることができました。
長い長いコースは大変でしたが、青空、白い雪渓、緑の山肌に黄・紫などの花々。色とりどりの夏の山で、最高の山でした。
こんな素敵な体験ができるなら0泊3日の行程なんてへっちゃらです!
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