燧ヶ岳(尾瀬ヶ原〜尾瀬沼南岸)テント泊
- GPS
- 14:54
- 距離
- 36.8km
- 登り
- 1,450m
- 下り
- 1,665m
コースタイム
- 山行
- 4:03
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 5:32
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 7:28
天候 | 朝〜曇り時々晴・小雨、昼〜夕方・夜は雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 一ノ瀬〜大清水〜沼田〜高崎 |
コース状況/ 危険箇所等 |
とにかく濡れた木道は大変滑りやすく注意。 滑り止めになんらかの対策が必要。 |
その他周辺情報 | 見晴キャンプ場周辺の山小屋充実。ちょっと高いが食事などもできる。 テント泊は1泊1000円。 幕営地に休憩小屋あるが閉鎖中。でも入り口の屋根あり長椅子スペースは休憩や荷物のまとめに便利。荷物置きの棚もあり。 キャンプ場は有料水洗トイレ、水場ありで飲料用にも豊富にある。キャンパーも利用できる有料風呂ある小屋あり。 |
写真
感想
梅雨で計画が合わず、とうとう6月は登山空白月に。期待の7月は白馬山を計画したが天候で登れなくては交通費と滞在費の無駄と考えて以前から行きたかった尾瀬2泊を計画実行することに。
夕方にグリーン車で高崎へ。前泊で始発の上越線で沼田駅へ。そして尾瀬戸倉〜鳩待ち峠とバスですすみいざ尾瀬へ。天気が悪ければ尾瀬ヶ原〜尾瀬沼散策。良ければ燧ケ岳、または至仏山とエスケーププランも考えた。例によって細かいことは写真のコメントを参照してください。
当日は曇り、ちょっとだけポツポツの雨で尾瀬ヶ原散策ではなんてことはない。平日で天気も悪いのかおそらくガラガラ空いている状態だ。何組か集団のツアー客のようなのともすれ違ったけども。
天気が良ければよいで暑さで難儀するのでこの程度で十分なのではと思う。気持ちよく散策してほぼ平坦な道なのでザックの重さも気にならない。あっという間に燧小屋までたどり着いた。平日なのか幕営料払うため小屋に寄ったが誰もいず、こんにちはだのすみませんを数回言ってやっと出てきた。2泊2000円払って幕営地へ。
幕営地は広く、空いてるので奥へ行く必要もないので休憩小屋とトイレに近い場所に幕営した。この隣の休憩小屋だが老朽化で中には入れないのだが入口のテラスのような長椅子の屋根ありのスペースはかなり重宝した。荷物を置く棚もあり、ウェアなど干すのに竹竿があって利用させてもらった。目前は豊富な水道がある。
当日は早く着いたので翌日にいこうとしていた東電小屋経由の尾瀬ヶ原を急遽散策することに。ニッコウキスゲの群生地などあって気持ちよかった、しかしUターンして戻る直前に雨がひどくなり、上の雨具は事前に着用したが下は着る暇もなく降ってきてしまい、着替えはあるのでそのまま突破することにした。
この時の着替えや荷物のまとめに前述の長椅子スペースが重宝した。まだ早いのでテントに戻って寝転がっても仕方ないしなによりauの電波がそこしか良好ではないのでまったりのんびり長椅子で休憩していた。寝袋もってそこで寝ようかとも思ったくらい。靴もそこで脱いで乾かしていた。
今回はいつも小屋に寄ったりトイレ行ったり靴履くのが面倒なので100円ショップのサンダルを持参した。これがけっこう便利重宝しただけど。まあかさばるが気になるほどでもない。今回夏ということもあって寒くもなく、夜はずっと雨だったが耳栓をしてなんとかいつもよりむしろぐっすり睡眠をとることができた。
翌朝は4時起きして5時までゆっくり晴れてきたので燧ケ岳を決行することに。塩ラーメンとウインナを食べ、出発。当初はザックの取り外しウエストバッグだけで行こうとしたが雨具や水など、とても全部はいらないのでそのまま大きすぎるが70リットルのザックでいくことに。まあ荷物スカスカだけど。
5合目までは緩やかな登りで、それから登りが本格化する6合目〜8合目からは登りが相当きつくなる。そのあたりで樹林帯から出て景色もみえるようになるんだけど。地図には岩ゴロゴロの急登とか記載があったがなるほどそのようなところもあった。でもまあ普通よかちょい上程度、前回の男体山位かなと。
8合目あたりで尾瀬が原、尾瀬沼を見下ろし、ガスってきたのでここでそれらを撮影した。柴安堯∃撕瑤鮓上げてガスってくるのがみえた。山頂までは例によってピークの登りがきつくなったがのんびりと登ってとうちゃこ。ここでドイツ出身の少女と話したが今日初めて2000m越えたとか言ってた、がんばりーやとおれも永遠のハンパもんみたいなもんだからな。テンバへ戻ったら隣に幕営してた。
俎瑤楼貪找爾蠅討泙薪个詁鷸匯海澆燭い淵圈璽。残雪時に軽く登攀を計画したが結局いかなかったんだよな。なるほど柴安瑤箸修旅澆蠅寝媾蠅らみたら登攀は怖くて断念していたかも。しかし今は残雪はなしでそのまま登頂できた。柴安瑤鮃澆蠅訶喘罎縫廛狙齋未あったがだたの残雪であって特に危険はない。
さて俎瑤任賄慧┐いないのでトンボだらけのトンボ天国になっていた。ガスっていたのであまり景色は望めなかった。そして柴安瑤慳瓩辰討約束のチリトマト食事休憩をした。なんとか目的は達成できた安堵感で安心した。
さあ出発とおもったらポツポツと雨が、雨具を上下着込んでる最中にほとんど土砂降りの近い状態に。ザックカバーもつけて急ぎ下ることに。ところでこの時にどっから現れたのか軽く挨拶してわざわざ近くによって傍で雨具着込んだお前何者だよと言いたかったけど。それでも降りる途中7〜9合目で何人か登ってくる人とすれ違ったけど。戻ったほうがいいんじゃねーかとも思ったけどね。
下りは下りに集中して写真や休憩はしなかった。唯一6合目あたりで小休止したかな。5合目以下では雨はほぼ上がっていた。それでも注意して下ってきた割には早く戻れた。自分では数時間はたっている感覚ではあったけど。ここでまた長椅子スペースでの雨具着脱着替えなどで重宝した。この長椅子スペースはとおりがかりに使用した数人を覗いてはほとんど利用する人いなかった。前述の少女などは別の登山者と話してたりしてはいたが。
やはり昼過ぎにはポツポツ降ってきた15時前には幕営地でも本降りになった。ステーキを食べたかったがあいにくの売り切れでオイルサーディンに小ビールで我慢。それでは足りないので他の小屋の食堂で梯子しようとおもったが、ろくなメニューがなく、営業中といっても不在だったのでまた呼んで無視されてもおもしろくないので別の小屋で缶ビールとポテチを買ってテントに戻った。疲れたのでちょっと寝た。
また夜おきてまったり長椅子スペースでお茶を飲んだりのんびりした。なぜかテントにいったらauが圏外になる体たらくで、なんでこんな近いのにすぐ圏外になるのか不思議であった。翌日は尾瀬ヶ原ピストン予定だったが、天気がよければ尾瀬沼経由にしようと考えた。
翌日はゆっくり片付け荷物をまとめテントを撤収。まあ食料がフリーズドライしか残ってなかったのでそれとみそ汁で朝飯を食べて、いざ出発。
木道をいって白砂峠までは登り、これが意外ときつかった。峠からは下りで濡れた木道は滑りやすく緩やかでも下りには注意。まあ後半こけちゃったけどね。こけそうなのは何度もあった。麻紐まくとか滑り止め対策したほうがいい。
沼尻についてちょっと休憩。尾瀬沼では天気がよくなかったがそれが静かな雰囲気を漂わせて風情があった。ここからの燧ケ岳直登コースは距離は短いが急登で難儀するらしい、いつか機会があればここから登りたいとも思った。当初は下りをこちらにする計画もあったが登りに使用するのが望ましいとのことで断念した。
そしていよいよ三平下まで尾瀬沼南岸コースを行きます。こちらは倒壊箇所などあって通行注意らしいですが行ってみれば特に危険はありません。まあこれから大雨台風でまた状況は変わってきますが。情報もあまりないようだったので写真を多くとってアップしておきますのでご参考にどうぞ。遠浅の北岸東岸と比べて沼沿いをいくので景色に空きが来ないコースとなっています。木道の劣化がやはり気になったけど。尾瀬はどこもそうだけどね。
三平下とうちゃこで食事休憩。角煮丼おいしかった〜。そしていよいよ一ノ瀬まで峠までちょっとの登りおそらく最後の登りののちには下るのみです。峠まではすぐ、木道を山道、石の道を繰り返して一ノ瀬まで降りました。
一ノ瀬では乗合バスが控えており、もう疲れたので利用することに。一ノ瀬休憩所は室内で休憩することができます。乗合バスも十分な本数があり、繁忙期は時刻関係なく運行するようです。大清水までは車で10分ほどですけどね。ゆるやかな下りの砂利道なので徒歩でも苦ではないでしょう。時間はかかりますけど。
今回は計画から実行、帰りのルート変更などコロコロ変わってしまったけど危険な変更ではないでしたしむしろ危険とみた変更はやめたほどで、2泊してかなり充実した山行になりました。やはり余裕をもった行動計画にしないと。夏なのでテント泊も快適。というか雨が残念でしたが行動中にはあまり影響なかったです。なによりあの長椅子スペースがあって便利だった。
次は究極の軽量化でのテント泊(非常食は持つけど食事など小屋頼みとか)での山行を計画しています。どこかな〜白馬かな立山かな。計画している時が楽しくて行くとなると億劫になるいつものパターンにもなるんだけどね。また頑張っていきたいと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する