谷川岳(天神尾根)
- GPS
- 05:10
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 662m
- 下り
- 843m
コースタイム
- 山行
- 4:41
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 5:08
天候 | 曇り一時晴れ(のち雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ロープウェイで天神平(往復2100円) ペアリフトで天神峠(片道420円) |
写真
感想
山頂は昼から雨予報。雷注意報も出ており、登山は半ば諦めムード。降雨の場合は一ノ倉沢まで散歩の予定だったが、かろうじて降ってなかったのでロープウェイに飛び乗る。切符売り場でも「早めの帰着を」と注意喚起があった。到着した天神平はニッコウキスゲだらけ。あちこち黄色くて不思議な風景。まだ天気がもちそうだったので、途中まで歩いて引き返そうということに。
楽しそうなのでリフトに乗ってみる。昇る間も黄色の風景が続く。着いた天神峠はガスに包まれて眺望なし。なかなか登山では立ち寄らないであろう天神山へ少し寄り道。さて歩くかあと天神尾根を行く。登山道との出合いまでは思いのほかガレてて難儀したが、その後は歩きやすい木道。眺望が開けた場所で西黒尾根を眺めてると頭上に青空が見えた。ありがたい、もう少し先に進めるようだ。しばらくすると短い岩場が出現。昨日の雨で滑りやすいがyome氏も難なく通過した。道中、下界では見ない草花があちこちに。見てるだけで楽しい。熊穴沢避難小屋を過ぎるとしっかりとした岩場が連続。予想よりも長くてなかなか楽しめた。多少渋滞してたが、これでもいつもより少ないんだろうなあ。
岩場とともに樹林帯を抜けると本格的に登り始める。ふうふうとしばらく登り、この辺りは涼しいなあと思いながらふとyome氏を見ると顔が赤い。脚もだいぶきつそうだし、少しオーバーペースだったか…。周囲はまたガスに包まれてきたし、撤退も考えつつだましだまし登り続ける。直登で行く先が見えるのもまたつらい。階段が現れたあたりでまた青空に。肩で息をしながら肩の小屋を通過。やっとトマノ耳へ登り詰めたとき、すっと周りのガスが晴れた。嬉しいことに眺望が360度広がる。いやあ、いい眺め。ずっとガスガスの灰色の中を歩いたからか、青空と山の緑が目に痛いほど。
さて、ここでyome氏の脚の残り具合と、なによりも再度変わり始めた天候を考え、最高峰オキの耳はあきらめて下山開始。肩の小屋であんパンその他もろもろの燃料を摂取し先を急ぐ。結局登りより下りがつらいのはいつものことだが、すべすべの岩場は思ったより楽に通過できた。ゴロゴロと雷の音が聞こえ始め、脚が売切れたころに天神平駅に到着。10分後には大粒の雨!
登山をあきらめたところから始まり、曇り空で暑くもなく、雨天予報で人もそこそこ、頂上では晴天、最後まで雨に降られず…今回は本当にラッキーだった。そのうち積み残しのオキの耳に戻ってこよう。
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