切り替えて南紀の山へ(法師山-大塔山周回)
- GPS
- 07:00
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,561m
- 下り
- 1,555m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【法師山】多少急なくらいで、危険箇所もありません。踏み跡もはっきりしています。ポイントに標識が立っています。この山だけなら初心者でもなんとかなりそうです。眺望は良好です。 【周回路】4.3kmくらいで、長いです。途中にはピークもなく、メリハリに欠けます---と思っていたら、最後の最後で急なアップダウンが連続します。この箇所があるだけでも、初心者には不適です。踏み跡はほぼ明瞭。標識は少なめ。 【一ノ森-大塔山】一ノ森までは急な登りですが、道は明瞭です。山頂を過ぎると、尾根が広くなり、踏み跡は不明瞭になります。まあ、登りさえすればいいのですが。山頂は防獣ネットの向こうで、4箇所くくられています。眺望はあまりよくありません。大塔山登山路(下山路)は、道は明瞭で危険箇所もありませんが、長くて、淡々と降りなければなりません。その後も2.8kmの林道です。 |
写真
感想
先週のダメージはまだ残っているのですが、翌週に再挑戦できるわけでもなく。というか、この週末は電話当番なので、呼ばれれば奈良まで戻れる範囲にいる必要があります。それなのに南紀に行ってていいのか、というのはまあおいといて。
近畿・関西百名山はとりあえずクリアしておきたいと思っていますが、ネックになるのは和歌山とか三重の南の方。日帰りしていると時間ばかりかかるので、泊まりで複数こなしておきたいものです。計画立てながら地図を見ていたら、一度行ってみたかった植魚の滝が結構近い。ではこの辺を抱き合わせで行けないかという計画。最初のプランでは、初日に百間山-半作嶺の周回、二日目に法師山-大塔山周回と植魚の滝、だったのですが、終わってからつらつら考えるに、このプランは無謀でした。こだわらなくてよかった・・・ げに恐ろしきは和歌山の林間道路。
橿原を2時過ぎに出発し、法師山登山口を目指します。Googleに道を尋ねたら、高速を使っても10分くらい早く着くだけだと言うので、少しけちって一般道で行くことに。順調にR168を南下し、本宮付近から県道241号線に入るのですが、少し進むと「通行止め」。Googleさん、通行止めの情報は仕入れといて下さいな。仕方ないのでR311から回り込みました。こんなことなら高速で来たら良かったようなものですが、下川上の集落から見た日の出などは美しくて、このタイミングでよかったかも。
さて、通行止めが気になっていましたが、地すべりを起こしているのは法師山登山口よりも東なので、ここまでの到達は問題なし。登山口近くに車を停めていざスタート。法師山は、多少急なところもあるものの、登りやすい山でした。ただ、山頂近くの偽ピークが微妙に辛い。登る前から雲海が出てそうな期待はしていましたが、登頂するまで待っていてくれました。海は見えなかったけれど、雲海が見えたので大満足。
ここから周回に入るのですが、予想以上にしんどかったです。最初はどうということがなくて「長いだけ」とか思っていたところ、法師山への分岐が近づいてくると、突然アップダウンが激しくなります。ロープ場も登場したりして、かなり消耗しました。大塔山やめて帰ろうか、でもここでへたれたら富士山で何も学んでないしなと、一ノ森-大塔山を目指すことに。ただ、分岐を過ぎてひいひい言ってたら、途中抜きつ抜かれつしていた男性から、「この後もしんどそうですね」と。敢えて意識しないでいたのに・・・
大塔山への往復のネックになるのは、一ノ森前後の急坂です。大概疲れ果てた脚にはきつかったです。大塔山の手前は、一ノ森ほどきつくはないですが、尾根が広くて道がはっきりしません。適当に登りました。山頂到達して帰りでは、一ノ森の山頂を通りたくなくて巻き道を通ろうとしたら、見事に墓穴を掘りました。はい、素直に山頂を通った方がよかったです。分岐を過ぎて、大塔山の登山口を目指して降りますが、ここは別に難しくないとは言え、長い。登山口まで降りたら、ここからの林道がまた長い。しかも眠い。歩いていたらなんだか左に寄っていく。下山後の林道歩きはいつもしんどいにせよ、この日は本当に大変でした。
ただまあ、ここから本宮に抜けられないことがわかっていたことも幸い?して、このまままっすぐキャンプ場を目指すことができました。いや、本当にふらふら。途中、あまりの眠気に車を停めて仮眠することも。キャンプ場では、テントを持って行ったのですが、設営する気力がなく、車中泊することになりました。これで、関西百名山74、近畿百名山64。
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