【竜ヶ岳】大鉢山ルートは崩落し道迷い、滑落必至!危険大【青川峡】
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 809m
- 下り
- 805m
コースタイム
距離: 約7.8km、約5時間44分 *停止時間含む
往路:約4.2km、約3時間45分
復路:約3.3km、約1時間45分
往路:南コース
11:16南コース登山口 - 11:44第1展望台 - 11:52第二展望台
12:11崩落地出合 - 12:37コース復帰 - 13:02矢印1
13:07矢印2 - 13:19大鉢山 - 14:43広場 - 15:01大鉢山分岐
(滞在約14分)
復路:中コース
15:15大鉢山分岐発 - 15:28広場 - 15:55大鉢山
16:03矢印2 - 16:06矢印1 - 16:19崩落地出合 - 16:45中コース復帰
16:54中コース登山口 - 17:00南コース
区間タイム
往路
南口 - 第一展望台 約28分
第一展望台 - 大鉢山 約95分
大鉢山 - 大鉢山分岐 約42分
復路
大鉢山分岐 - 大鉢山 約40分
大鉢山 - 中口 約59分
中口 - 南口 約6分
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
中コース入口に無料の駐車スペースがわずかに。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
南ルート、中ルート共に登山道が広範囲で崩落してて通行不能です。 崩落は過去の事ではなく今現在も起きていて常に土砂が流れてて落石も頻繁におき、砂で滑りやすく、木も少なく、見える範囲に目印もなく大変危険です。 特に下りは崩落地以外でも方向を見失いやすく、崩落地ではルートが無くなってる事から自ら道を切り開く必要があり、場合によってはとんでもない場所へ進んでしまう恐れがあり大鉢山ルートは利用しない方がいいです。 【南ルート】 木で整備された箇所もありますが目印が少なくルートを見失う事があります。 大ガレの上をトラバースして中コース、西コースと合流します。 大ガレをトラバースした後で斜面の崩落により登山道がなくなってます。 常に土砂が流れてて落石も頻繁に起きてて大変危険です。 滑りやすく、木も少なく滑落の危険性が高いです。 広範囲で崩落が起きてるため目印も皆無でルートの検討もつきません。 【南、中、西ルート合流後〜大鉢山山頂】 中ルート、西ルートと合流した後はガレの急登を登りますが目印がありません。踏み跡はあったりなかったり。 ガレの急登を登りきれば目印は見かけますが少なく踏み跡がほとんどないため方向を見失いそうになる事がありますが、尾根に沿って進むだけです。 【大鉢山〜大鉢山分岐】 目印は多い方ですが目立ちません。また踏み跡がほとんどないため方向を見失いそうになる事が多々あります。ピンクのリボン、赤の布、赤丸のペンキ、青のラインのペンキなど目印は様々で広い尾根では分散して混乱させられる箇所もあります。 広い尾根もありますが基本的に上を目指すだけです。 下りは非常に道迷いしやすいルートです。 方向を間違えやすい広い尾根があり、また尾根も分岐するため道迷いしやすい地形です。 尾根が広くなっても基本的に右寄りです。 目印はあるので目印を見つけてから進むなど慎重さが求められます。 【中ルート】 中ルートも全ルート合流点よりすぐ下で登山道が崩落して跡形もありません。 その先の目印も見えてないため行き先の検討がつきません。 スマホや携帯GPS端末で現在地が把握できたとしても登山口が分からないととんでもない場所へ進んでしまいます。 西ルートは分岐点が分からなかった |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 2 ジェントス、パナソニック
予備電池 4 eneloop
1/25,000地形図 1 国土地理院, iPhoneアプリ(FieldAccess, 山と高原地図)
カメラ 1 NEX-5, TG-1
交換レンズ 1 18-55,
カメラ用予備バッテリー 5 NEX用x4, TG-1用x1
飲料 2 スポーツドリンク1L, 水1L
ティッシュ 1
医薬品 1
携帯電話 1
防寒着 1 インナーダウン
時計 1 Nixon(Outsider Tide)
携行食 1 朝のYoo Stick, スポーツようかん
予備衣類 2 靴下、インナーグローブ
GPS 1 Garmin GPSmap 62SCJ
ホイッスル 1
サングラス 1 Suncloud SpeedTrap
|
---|---|
共同装備 |
エマージェンシーシート 1
|
感想
結論から言うと大鉢山の南ルートと中ルートは崩落してて危険すぎて通らない方がいい。
西ルートは今回は通ってないので不明。
竜ヶ岳に登った人が間違って大鉢山へ降りて道迷いで遭難しかけたという話を聞いた事があった。
大鉢山くらいなら標高も低くてふもとも近いし大げさな、と思ってた。
百聞は一見にしかず。
実際に行って見たらあれは道迷いしやすい。崩落もあってかなり危険。
目の前でね、斜面の土が流れてるんです。サラサラゆっくりとはいえね。
で、目の前を小石が転げ落ちてくんです。
足元の土は柔らかくでも刺さらないから滑りやすく、石も浮石でつかまれない。
木もほとんどないし、草もほとんど生えてない。
だから慎重に進むために手をついて、膝もついて重心を低くして滑りにくくして四つん這い。
トラバースは危険だからルートは外すけど(そもそもルートなくなってるけど)直登。
木をストッパーに利用して木から木へ移動しながら進む。
今思えばもっと早くから、崩落地に入る前に樹林帯を直登してりゃ良かった。
崩落地には当たり前だけど入らない方がいい。
南ルートはトラバースせずに直接大鉢山へ直登するルートを切り開かないと危険すぎて通らない方がいい。
中ルートは崩落地へ直行してて迂回が厳しい。
今回は登って下ったから良かったものの初めてで、しかも下りで通ったら道に迷ってもおかしくない。
目印はあれど目立たず踏み跡もほとんどない。
おまけに広い尾根もあり間違った尾根に降りかねない。
大鉢山山頂ですら降りる方向が分かりづらい。矢印が方向を指してるとはいえ目印が目立たなさ過ぎて。
中ルートにしても南ルートにしても登山道が広範囲で崩落してる。
登山道が無いんだから迷って当たり前。
滑りやすく落石もあってトラバースも危険となればルートを外して進むしかなく登山口がどこか分からなければ例えGPSで現在地が把握できても見当違いな場所へ向かってしまうだろうし。
西ルートはどこで分岐か分からず。
西ルートなら崩落地を通らずに行けそうだけど詳細は不明。
藤原岳の孫太尾根から登って治田峠、竜ヶ岳の遠足尾根、大鉢山を経由して青川峡キャンピングパークに降りる青川峡周回コースもおもしろそうだなと思ってたけど、こりゃ厳しいわ。
【追記】
2015年12月13日(日) [日帰り]
大鉢山西ルート探訪(竜ヶ岳山域)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-785767.html
2018年02月24日(土) [日帰り]
ゆるく大鉢山(竜ヶ岳山系) 西ルート往復
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1387702.html
コメント
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78podory さんのレコを読んで昨年、孫太尾根からの周回で大鉢山中ルートを降り、右に左に彷徨ったのを思い出しました。
すぐ下にキャンプ場が見えているのにたどり着けないもどかしさ。楽しげな音楽が流れ自分が置かれている状況とのギャップに感じる空しさ
正直「遭難」の文字が脳裏をよぎりましたが、さすがにここで遭難は恥ずかしいだろということで、トラバースでなんとか切り抜けましたが・・・
いつか攻略してやる!と思ってましたが、近づかない方が無難ですかね・・・
mugiさん、こんにちわ。
コメントありがとうございます。
そうそう、すぐそこにキャンプ場が見えてるんですよね。
おまけに孫太尾根も良く見えてて四苦八苦してるのがあっちから丸見えだ、、、なんて思いながら僕も右往左往してました
青川峡キャンピングパークを起点に孫太尾根と大鉢山ルートを結んで青川峡を周遊するマニアックなルートもおもしろそうなだけに大鉢山ルートは廃道にしたくないものです。
希望があるとすれば西ルートならルートの位置的に崩落地をトラバースせずに行けそうですがまだ未確認です。
もしくは南ルートから大ガレに近づかずに大鉢山へ直登するルートを開拓すればいいんじゃないかと思ってます。
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