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Yamareco

記録ID: 451609
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

奥穂南陵へ・・・行けずに前穂へ涙の転進(奥明神沢)

2014年05月17日(土) ~ 2014年05月18日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
12.1km
登り
1,766m
下り
1,764m

コースタイム

1日目
上高地BST 06:20 → 岳沢登山口 06:40 → 09:04 岳沢小屋(幕営)
奥穂南陵取り付き部偵察 11:30 〜 12:50

2日目
岳沢小屋 05:10 → 07:40 前穂高岳山頂 08:07 → 09:15 岳沢小屋 10:35 (テント撤収、他) → 11:55 上高地BST
天候 1日目 麓は晴れ、上高地は曇り、標高1,800m以上はガス・霧雨。 後半は晴れ。

2日目 文句なしの快晴。
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
都内 〜 沢渡 車使用 往復約510
(いつも市営第2駐車場に停める事にしてます)
コース状況/
危険箇所等
・上高地BST 〜 岳沢小屋
岳沢登山口までは遊歩道を歩く。 
登山口より風穴付近まで雪はほとんどなし、それ以降は雪道となる。
遅い時間になれば踏み抜き等もあり。
岳沢小屋手前500m辺りより岳沢の河原を直登するようになる(勿論、雪の上)。
ところどころ赤符があるので視界不良時でも迷う事はないと思う。

・岳沢小屋 〜 前穂高岳 (奥明神沢)
標高2,300m より 2,700m付近までデブリ跡あり。
2,550m 付近の雪渓左岸側にクラックが入っていた。
2,800m付近で左に分岐後、傾斜は一層強くなるので滑落注意、
特に早朝は雪がクラストしているので的確なピッケル・アイゼンワークが要求される。

・奥穂南陵(取り付き部下からと前穂山頂より見た感じ)
今回は取り付く事がなかったが、南陵取り付き部手前10m付近に幾筋かのクラックがあり。
今後はシュルンドも口を開けて待ち受けるだろうから取り付き部で要注意。
核心部とも云えるトリコニー(第I峰〜II峰)に雪は全くと云っていいほど無さそう、
アイゼンつけたままの岩登りとなりそう。
III峰を左に見て雪稜に沿って右に方向を変えるが、
その上も雪が無く岩場の急斜面を通過する事になりそう。
更にその上は完全な雪のルート。

・吊り尾根
前穂山頂から見るには、かなり厳しそうな様子、ある意味でここが核心部となるかも。
特に奥穂からの下降にかなり手こずるのは間違いない。
奥穂側から吊り尾根を見てもそれ程難しそうに思えなかったが、
反対側より見て、難易度がかなり高いと云われる意味が理解できた。
確保等の問題からもソロでの通過はかなり危険、
夏道が利用できるようになるまで待った方が無難だろう。
今回寝坊せず突っ込んでいたら、多分この吊り尾根で相当な苦労をしただろう。
下手すれば尾根上のどこかでビバーク、
無事に通過出来たとしても岳沢小屋に戻るのはかなり遅い時間になったろう。
釜トンネルが閉まる前に上高地を出るのは、はっきり云って無理だったと思われる。
今回は寝坊したのが幸いかもしれない。

・登山ポスト 上高地 BSTにある登山ポストを利用。

・下山後の温泉 入浴せず直帰。 
次回は沢渡市営第2駐車場料金所前にある川上商店が経営する露天風呂(300円だったかな?)に入ってみたい。

・飲食店情報 新島々のセブンイレブンで唐揚げ棒1本のみ、他はどこにも寄ってない。
麓は晴れてるんだけどね〜
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/21 19:54
麓は晴れてるんだけどね〜
人もまばらな河童橋。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/21 19:54
人もまばらな河童橋。
河童橋を渡った向こう側から五千尺ホテルを見る。 上は霞沢岳に向かうK1ピークか?
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/21 19:54
河童橋を渡った向こう側から五千尺ホテルを見る。 上は霞沢岳に向かうK1ピークか?
岳沢はガスの中。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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岳沢はガスの中。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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霞沢岳 K1ピーク。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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霞沢岳 K1ピーク。
まったく見えないし。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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まったく見えないし。
岳沢小屋手前500m辺りより岳沢の河原を直登する事になります。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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岳沢小屋手前500m辺りより岳沢の河原を直登する事になります。
除雪が進む岳沢小屋。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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除雪が進む岳沢小屋。
小屋の直ぐ下にある特設のテン場。 ちょっとガスっぽい。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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小屋の直ぐ下にある特設のテン場。 ちょっとガスっぽい。
天気回復方向で小屋の方が鯉のぼりを立てられました。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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天気回復方向で小屋の方が鯉のぼりを立てられました。
奥穂南陵取り付き部の偵察があるので靴も脱がずにテント内でゴロ寝。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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奥穂南陵取り付き部の偵察があるので靴も脱がずにテント内でゴロ寝。
天気も回復して来たので早目のランチ、セブンのクリームパンとホットコーヒー。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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天気も回復して来たので早目のランチ、セブンのクリームパンとホットコーヒー。
霞沢岳方面も雲が取れてきました。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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霞沢岳方面も雲が取れてきました。
ってな訳で偵察に出発。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ってな訳で偵察に出発。
目一杯のアップですが、南陵に取り付いてまだ間もない3人パーティーが見えます。 
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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目一杯のアップですが、南陵に取り付いてまだ間もない3人パーティーが見えます。 
右が大滝、左は南陵取り付き部のルンゼです。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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右が大滝、左は南陵取り付き部のルンゼです。
南稜取付き部約10m手前より。 ここで撤退です(-_-;)。 何故って?
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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南稜取付き部約10m手前より。 ここで撤退です(-_-;)。 何故って?
この急な斜面、表面10僂論磴腐ってるけど、下は凍ってます。 アイゼン履いてこなかったので下りは痺れました。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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この急な斜面、表面10僂論磴腐ってるけど、下は凍ってます。 アイゼン履いてこなかったので下りは痺れました。
少し下ったところから。 ガスの切れ間に南陵のシンボルとも云えるトリコニ−が見えます。 
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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少し下ったところから。 ガスの切れ間に南陵のシンボルとも云えるトリコニ−が見えます。 
右から 1峰、 II峰、III峰、と核心部が続きます。 もっとも III峰はルートから外れているので登りませんが。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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右から 1峰、 II峰、III峰、と核心部が続きます。 もっとも III峰はルートから外れているので登りませんが。
前穂沢下部。 これを詰めると前穂の吊り尾根側に出ます。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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前穂沢下部。 これを詰めると前穂の吊り尾根側に出ます。
奥明神沢。 
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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奥明神沢。 
霞沢岳と乗鞍。 乗鞍には yokoさんが登ってる筈だけど、展望あるかな?
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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霞沢岳と乗鞍。 乗鞍には yokoさんが登ってる筈だけど、展望あるかな?
ポカポカ陽気の中で独り宴会の始まり。 特に買い物はしてません、自宅にあったツマミとジャックダニエル。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ポカポカ陽気の中で独り宴会の始まり。 特に買い物はしてません、自宅にあったツマミとジャックダニエル。
雲が出てきたけど暖かい。 ほろ酔い・・・
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/21 19:54
雲が出てきたけど暖かい。 ほろ酔い・・・
鯉のぼり達が急に元気良く泳ぎ始めたと思ったら風がビュービュー吹き始めました。 寒くなって来たのでテントの入口も締めてお昼寝タイムとします。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/21 19:54
鯉のぼり達が急に元気良く泳ぎ始めたと思ったら風がビュービュー吹き始めました。 寒くなって来たのでテントの入口も締めてお昼寝タイムとします。
2時間ほどお昼寝した後の乗鞍は雲の中。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/21 19:54
2時間ほどお昼寝した後の乗鞍は雲の中。
夕方下山してきた二人パーティー。 徳澤より奥又白、明神経由で来たそうです。 とても長い一日だったようでヘロヘロになってテント張られてました。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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夕方下山してきた二人パーティー。 徳澤より奥又白、明神経由で来たそうです。 とても長い一日だったようでヘロヘロになってテント張られてました。
一気に飛んで翌朝、茫然自失状態で撮ってます。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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一気に飛んで翌朝、茫然自失状態で撮ってます。
乗鞍はまだ雲がかかってます。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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乗鞍はまだ雲がかかってます。
奥穂南陵取り付き部方面を横目で見ながら・・・
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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奥穂南陵取り付き部方面を横目で見ながら・・・
いじけて岳沢の雪渓を渡り、奥明神沢に向かいます。(泣)
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/21 19:54
いじけて岳沢の雪渓を渡り、奥明神沢に向かいます。(泣)
焼岳と雲に巻かれてる乗鞍。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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焼岳と雲に巻かれてる乗鞍。
間ノ岳よりピラミッドピーク、独標に日が射しています。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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間ノ岳よりピラミッドピーク、独標に日が射しています。
朝一緒に小屋を出たのですが・・・、お先に失礼します。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/21 19:54
朝一緒に小屋を出たのですが・・・、お先に失礼します。
40分程先に小屋を出発された先行者の方。 ロックオン! 射程内に入りました。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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40分程先に小屋を出発された先行者の方。 ロックオン! 射程内に入りました。
標高2,700〜2,800付近で明神が見えます。 
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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標高2,700〜2,800付近で明神が見えます。 
お股さんより下を見たところ。 斜度がかなりあるので起き上がったり、振り向いたりして写真撮る事はちょっと困難、って云うか、ア・ブ・ナ・イ!
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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お股さんより下を見たところ。 斜度がかなりあるので起き上がったり、振り向いたりして写真撮る事はちょっと困難、って云うか、ア・ブ・ナ・イ!
西穂の稜線。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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西穂の稜線。
登っている急な斜面より見えるジャンダルム。 黒く尖ったのがそうです。 右にはロバの耳と思われるピークがあります。 コブ尾根、行ってみたいな。 
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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登っている急な斜面より見えるジャンダルム。 黒く尖ったのがそうです。 右にはロバの耳と思われるピークがあります。 コブ尾根、行ってみたいな。 
ここら辺りが一番斜度が強いところ。 雪はクラストしててガチガチ、アイゼン、ピッケルもそれ程刺さりません。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ここら辺りが一番斜度が強いところ。 雪はクラストしててガチガチ、アイゼン、ピッケルもそれ程刺さりません。
稜線よりご来光!
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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稜線よりご来光!
前穂山頂! 一番先に目に飛び込んできた景色がこれ!
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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前穂山頂! 一番先に目に飛び込んできた景色がこれ!
右から涸沢岳、奥穂、ジャンダルム・・・
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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右から涸沢岳、奥穂、ジャンダルム・・・
奥穂より西穂への稜線。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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奥穂より西穂への稜線。
奥穂南陵をもし登ってたら、今頃は吊り尾根で奥穂からの下降中だったかもしれない。 結構きつそうだね・・・
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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奥穂南陵をもし登ってたら、今頃は吊り尾根で奥穂からの下降中だったかもしれない。 結構きつそうだね・・・
GW前半戦で登った涸沢岳。 反対側の西尾根から登ったんだよね〜
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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GW前半戦で登った涸沢岳。 反対側の西尾根から登ったんだよね〜
左より、明神、霞沢岳、ずっと奥に木曽御嶽山、手前に乗鞍、右は茶色の焼岳。 上高地が箱庭のように思えます。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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左より、明神、霞沢岳、ずっと奥に木曽御嶽山、手前に乗鞍、右は茶色の焼岳。 上高地が箱庭のように思えます。
乗鞍 & 御嶽
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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乗鞍 & 御嶽
ウマの背をグッと下り、ロバの耳、そして黒く尖ったジャンダルム。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ウマの背をグッと下り、ロバの耳、そして黒く尖ったジャンダルム。
涸沢ヒュッテも見えてるよ。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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涸沢ヒュッテも見えてるよ。
前穂北尾根 2峰の懸垂ポイントも見えてました。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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前穂北尾根 2峰の懸垂ポイントも見えてました。
奥又白はまだ真っ白。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/21 19:54
奥又白はまだ真っ白。
前穂北尾根と向こう側には常念〜大天井岳〜燕岳の表銀座。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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前穂北尾根と向こう側には常念〜大天井岳〜燕岳の表銀座。
蝶ヶ岳
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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蝶ヶ岳
北ア北部は雲に覆われてます、吹雪いてるかな。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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北ア北部は雲に覆われてます、吹雪いてるかな。
槍から北穂にかけて3,000m超の稜線。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/21 19:54
槍から北穂にかけて3,000m超の稜線。
誰も居ないのでセルフ撮り。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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誰も居ないのでセルフ撮り。
下山を開始したら山頂直下で2番手とすれ違い。 今朝40分早く出られた方です。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/21 19:54
下山を開始したら山頂直下で2番手とすれ違い。 今朝40分早く出られた方です。
4番手が3番手を追い越して登って行かれました。 この方は早い。^_^;
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/21 19:54
4番手が3番手を追い越して登って行かれました。 この方は早い。^_^;
追い越されて4番手になった方。 今朝一緒に小屋を出られましたが、マイペースで登られてます。 一昨日は西穂沢を詰めて、あと数十メートルで西穂の稜線に出るところだったらしいですが、天候の急変で戻って来られたそうです(勇気ある撤退ですね)。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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追い越されて4番手になった方。 今朝一緒に小屋を出られましたが、マイペースで登られてます。 一昨日は西穂沢を詰めて、あと数十メートルで西穂の稜線に出るところだったらしいですが、天候の急変で戻って来られたそうです(勇気ある撤退ですね)。
4番手ガンバ!
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4番手ガンバ!
5番手の方。 稜線までのピストンだそうです(なんか勿体ない気もしますが)。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5番手の方。 稜線までのピストンだそうです(なんか勿体ない気もしますが)。
吊り尾根と奥穂方面。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/21 19:54
吊り尾根と奥穂方面。
岳沢小屋が直ぐ下に見えてきました!
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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岳沢小屋が直ぐ下に見えてきました!
小屋開けのお手伝いで大天井ヒュッテの小池さんが居ましたので、ビール飲みながら雑談させていただきました。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/21 19:54
小屋開けのお手伝いで大天井ヒュッテの小池さんが居ましたので、ビール飲みながら雑談させていただきました。
吊り尾根さん、サヨナラ!
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/21 19:54
吊り尾根さん、サヨナラ!
ジャンダルム方面。 雲で見えませんがサヨナラ!
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ジャンダルム方面。 雲で見えませんがサヨナラ!
西穂稜線の空が青い。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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西穂稜線の空が青い。
霞沢岳 & 乗鞍を眺めながら下山。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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霞沢岳 & 乗鞍を眺めながら下山。
天狗沢。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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天狗沢。
間ノ沢下部には雪はありません。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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間ノ沢下部には雪はありません。
西穂沢。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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西穂沢。
西穂の稜線、ありがとう!
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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西穂の稜線、ありがとう!
河童橋手前のビューポイントより岳沢。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/21 19:54
河童橋手前のビューポイントより岳沢。
河童橋より焼岳。 この辺りはまるで初夏の装いでした。
2014年05月21日 19:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/21 19:54
河童橋より焼岳。 この辺りはまるで初夏の装いでした。
撮影機器:

感想

今回の山行は今季の集大成として臨んだものでした。
計画では、岳沢〜奥穂南陵〜奥穂〜吊り尾根〜前穂〜奥明神沢 or 前穂沢〜岳沢。
泊地から奥穂まで5時間半、吊り尾根3時間、前穂よりテントまで1時間半、テント撤収1時間、
上高地への下山2時間、休息込みの合計13時間。
少々タイトな計画だが、釜トンネルのゲートが閉まる時間を考慮すれば朝の行動開始は遅くとも午前3時半となる。

初日、早めに岳沢小屋をめざしガスの中を登る。 
髪の毛が少し濡れる程度の霧雨が降っていて、標高が上がると展望なし。
小屋の特設テン場にて幕営後、天気の回復待ちで2時間近く待機。
次第に霞沢岳や乗鞍が見え始め、吊り尾根も時折ガスの中から姿を現して来るのを見計らい、
奥穂南陵取り付き部まで偵察に出かける。

テントに戻り独り宴会開始(その前に偵察から戻った際に小屋でジョッキ一杯の生ビールを飲んだが)、
今回はバーボン(ジャックダニエル)をたっぷり(450ml)持参した。
ポカポカ陽気で暑いくらい、テントの入口は当然全開とし、
向かい側に見える霞沢岳、yokoさんが今日登ってる筈の乗鞍を眺めながらチビリチビリやる、至極の時間だ。
夕食時のバーボンを残してお昼寝タイム、いいねぇ〜。(笑)
10分もウトウトしたかと思ったが既に2時間以上爆睡していたようだ、平日の睡眠不足のせいか。
再びバーボンを飲みながら晩飯の仕度、とは云っても何も特別な物は持参していない、
家に在庫していた保存食類のみなので調理時間も全くかからない。
持参した酒も呑み干し、再びシュラフに潜り込み睡眠を貪る、気持ちいい・・・

テントの裏をアイゼン付けて歩く人たちの足音で目が覚めた。
テントの外は既に明るい、時計を見て飛び上がった、時刻は午前4時を回っているではないか!
「なんだこりゃぁ〜」と思わず大声を出してしまった。
頭の中が真っ白な状態、思考回路が働かないままシュラフを収納し、湯を沸かし朝食の仕度。
コーヒー飲んでオニギリ雑炊食べながら、頭の中に浮かんだのは、「取り付く前の敗退」だった。
今から準備しても出発は5時過ぎ、計画より1時間半遅れ、でもこのロスタイム、上では挽回のしようがない。
無事にここに戻ってテント撤収し上高地に下っても釜トンネルは既に閉まってるだろうし、
もう一晩上高地に閉じ込められると、大切なアポがある月曜は出社出来ず・・・、えらいこっちゃ。
このところの山行、登山口での車中泊やテント泊で悉く寝坊している。
平日の多忙、毎日のような睡眠不足、それでも週末の山を計画し、
金曜の夜仕事を終えてから寝ずに登山口への運転、仮眠、行動開始・・・、この歳にはやっぱきついか・・・

後ろ髪引かれながらも奥穂南陵は諦めて奥明神沢を前穂までピストンする事にしてテントを出発。
ロープ、登攀用具等はテントに残し、軽装でヘルメットとダブルアックスのみで奥穂沢を詰めた。
前日登頂された方が二人、時間切れで途中撤退された方が三人、
夕方になって奥又白・明神経由で下りて来られた方が二人、その方達のトレースが刻み込まれていて歩き易い。
前日登頂された方達の話では、山頂まで3時間50分かかった、私は4時間でした・・・、と聞いていたが、
クラストした雪面でとても歩き易く、登ってみれば2時間半程で山頂に着いてしまった。
360度の絶景でいじけた気持ちが幾分癒され、奥穂南陵・吊り尾根、更にはコブ尾根を凝視しながら思った。
当初予定の通り3時半に出発しても南陵のトリコニ-通過、雪稜上部の露岩地帯、
吊り尾根、奥穂からの下降部分を眺めるにつれて自分の計画がかなり無謀だったことが分かった。
寝坊して良かったのかも・・・

40分近く山頂に居て下山開始。
登りで追い越した2番手の方と山頂直下ですれ違い、3番手・4番手の方達とも途中ですれ違いながら奥明神沢を下降。
山頂より1時間ちょいで小屋に戻ると、ちょうど小屋番さん達が外での tea time 。
缶ビールを1本いただきながら雑談した相手は大天井ヒュッテの小池さんでした。
その後、テント撤収し上高地BSTに戻ったのはお昼直前、梓川周辺は既に夏景色だった。

ちょっぴり苦く物足りない気持ちで終わった今回の山行、挑戦せずに終わった奥穂南陵・・・。
来期以降再び挑戦する事があるんだろうかな・・・



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コメント

ゲスト
こんにちは。
二番手の者です。

登りで追い抜かれた時には気が付きませんでしたが、山頂直下ですれ違った時に「あれ、なんか見覚えのある方だな・・・ひょっとしてヤマレコのnoborundaさんかな?」と思い、こちらのレコに辿り着きました。

いつもnoborundaさんのレコを読む度にすごい方だな〜と思っていましたが、今回初めて実際に登られている様子を目の当たりにして、改めてその強脚に驚かされました。颯爽と追い抜き、山頂直下で「いや〜、60になる身にこの傾斜は厳しいね!」と爽やかな笑顔でお話されていたnoborundaさんを見て、自分もこんな強くて爽やかな60歳になりたいなと思わずにはいられませんでした。

今後もnoborundaさんのご活躍に期待するとともに、またどこかの山でお会いできることを楽しみにしています。
2014/5/24 16:04
お〜、2番手の片ですか!
今更の亀レスで申し訳ありません。
mameby さんは私よりも1時間も先にテントを出発されてましたが、
雪渓の下部でずっと写真撮影に勤しまれてましたね。
そうじゃなければとても追いつけませんでした。

mamebyさんとは出身地が直ぐ傍のようですね。
旭川は私の高校時代を過ごした街です。

またどこかでお会いした際には気軽に声掛けして下さい。
2014/6/18 7:05
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アルパインクライミング 槍・穂高・乗鞍 [2日]
奥穂高岳南稜(重太郎新道から下山)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

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