霧ヶ峰は好天だったが・・

2022年07月23日(土) [日帰り]

• GPS: 08:37
• 距離: 18.9km
• 登り: 571m
• 下り: 573m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:26
• 休憩: 0:12
• 合計: 8:38

4:36 スタート地点
7:24 車山肩駐車場
7:33 車山肩分岐
8:07 車山山頂
8:09 8:10 霧ヶ峰
8:17 車山高原リフト山頂駅
8:33 スヌーピー岩
9:19 9:28 沢渡
10:35 10:36 鎌ヶ池キャンプ場跡
10:41 鎌ヶ池
11:00 八島湿原
11:40 沢渡
12:06 12:07 八島ヶ原湿原-車山分岐(第五園地分岐)
12:16 霧ヶ峰園地
12:30 霧ヶ峰インターチェンジバス停
13:14 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前夜中央高速原PAで仮眠。隣のトラックがエンジンかけっぱなしでうるさくてあまり眠れませんでした。3時半行動開始で諏訪IC降りて踊場湿原脇の駐車場に駐車。

コース状況／危険箇所等

踊場湿原からビーナスラインまでの道は特に後半人跡が少なく、大岩と樹木で歩きにくく大変。谷筋からビーナスラインに上がるところも地図上に道があるもほとんど人跡なしの藪漕ぎ状態。その他は整備された道です。

写真

7/23 4:37

到着時。夜が明けてきています。

7/23 4:42

徐々に朝焼けが始まります。

7/23 4:47

適当に雲があって美しいです。

7/23 4:47

変化が素晴らしい。

7/23 4:51

この方角から陽が出るのですね。

7/23 4:53

朝露に明けの空が映ります。

7/23 4:55

彩雲が出てきました。頂上では日の出ですね。

7/23 4:56

いいですね。

7/23 5:08

こちらにもやっと陽が当たってきました。

7/23 5:15

朝もやに清々しいお日様。

7/23 5:17

踊り場湿原の日の出です。

7/23 5:17

湿原の隅を歩いていきます。

7/23 5:22

途中川を何度か渡ります。

7/23 5:26

森の中にも陽が差して来ます。

7/23 5:32

アカネはまだお休み。

7/23 5:35

シラカバも陽を浴びています。

7/23 5:44

エゾカワラナデシコでしょうか。

7/23 5:49

ノアザミの蕾は色っぽいですね。

7/23 5:49

ウツボグサは登山道沿いにたくさん咲いています。

7/23 5:51

コウリンカの咲始め。

7/23 6:04

マルバダケブキの株がポツポツ咲いています。

7/23 6:05

ノビタキの幼鳥でしょうか。

7/23 6:15

ハクサンフウロ

7/23 6:29

このあたり石や倒木が笹に隠れて歩きにくい。

7/23 6:29

源流ですね。このあたりを歩いていたら前方を数十頭の鹿の群れが横切って行きました。

7/23 6:41

rurintaが沢沿いの道はもうたくさんというので、途中から点線の登山道がビーナスラインに向かって直登しているのでそこを登ります。

7/23 6:42

この斜面はお花畑です。

7/23 6:46

メタカラコウも咲いていました。

7/23 6:47

なんだかきれいなところを登っているのですが、足場は悪く大変です。

7/23 6:51

これはどうやら鹿の寝床ですね。周りにいくつもこんなところがありました。

7/23 6:53

なんとかビーナスラインにたどり着きました。レンズが濡れているのは雨ではなく草の露です。もう靴の中はびちょびちょ。スパッツを付けなかったのを後悔しました。車山はガスに覆われています。

7/23 6:57

トラマルハナバチが沢山飛び交っています。

7/23 6:57

ツリガネニンジンがところどころに。

7/23 6:57

アップ

7/23 6:58

キバナノヤマオダマキはそれほど見かけませんでした。

7/23 7:10

道端にイブキジャコウソウが群れていました。

7/23 7:13

振り返るとスカッと晴れています。中央アルプスのようです。

7/23 7:14

コバノギボウシ

7/23 7:27

車山の肩に到着。電柵で守られたエリアはニッコウキスゲが咲き乱れています。

7/23 7:28

鹿がいないとこんなにきれいなんだなあ。

7/23 7:29

車山頂上のレーダードームが見えます。

7/23 7:32

本日この瞬間だけ浅間山系が全部見えました。すぐガスに覆われてしまいました。

7/23 7:35

色とりどりの花が咲き乱れます。

7/23 7:35

奥の色気のないところは電柵の外です。沢山の鹿に襲われ続けているのですね。

7/23 7:39

朝の7時半というのに駐車場は一杯です。

7/23 7:40

ビンズイが木の頂上で囀っていました。若い個体かな？

7/23 7:42

手前を流れる雲の下に富士山がちらっと見えます。甲府盆地から向こうは快晴のようです。

7/23 7:46

八ヶ岳も上部はガスに覆われています。

7/23 7:47

シナノオトギリ

7/23 7:51

諏訪湖がちらっと見えます。

7/23 8:02

頂上近くでノギランを見かけました。

7/23 8:03

調べるとミネウスユキソウはここには無いとのことなので、ウスユキソウでしょうか。

7/23 8:05

登山道わきにはネバリノギランが多かったです。

7/23 8:08

車山頂上到着。本日の登頂はここだけ。

7/23 8:12

東側の山も雲が多いです。

7/23 8:22

ここから一旦階段で激下りです。

7/23 8:24

途中白樺湖が見えます。やはり蓼科は雲の中。

7/23 8:26

ウツボグサは草原が似合いますね。

7/23 8:26

シシウドはあちこちで目立っています。

7/23 8:26

カワラヒワも結構いました。

7/23 8:27

車山の麓も電柵地帯が設けられていました。

7/23 8:30

このあたりはノビタキが沢山いました。

7/23 8:32

たまに近くに留まります。

7/23 8:35

声はすれども姿が見えないと思ったら、こんなところでホオアカが囀っていました。

7/23 8:43

車山湿原の北側の道を沢渡に向かいましたが、この斜面のレンゲツツジはことごとく枯れていました。なぜなんでしょう?

7/23 8:46

シロバナハナニガナ

7/23 8:48

これまで朝早いので蝶を殆ど見かけませんでしたが、そろそろ花に訪れ始めました。まずはヒメウラナミジャノメ。

7/23 8:48

キオンも咲き始めました。

7/23 8:50

このルリシジミ、夢中でヨツバヒヨドリをむさぼっており、私がすぐ脇を通過しても微動だにしませんでした。

7/23 8:50

ヘリグロチャバネセセリでしょうか。

7/23 8:57

ギンボシヒョウモン

7/23 8:59

コキマダラセセリ

7/23 9:00

このあたりは草原と樹林の境目に道があるのでヒカゲチョウやジャノメチョウの仲間がとても多いです。

7/23 9:01

ウラジャノメ表

7/23 9:02

ウラジャノメ裏

7/23 9:03

クロヒカゲ

7/23 9:06

本日クジャクチョウはこの1頭のみでした。

7/23 9:06

ミドリヒョウモン

7/23 9:07

The夏の草原！

7/23 9:08

ヒカゲチョウ裏

7/23 9:09

アキアカネがものすごい数です。

7/23 9:10

ヒメキマダラヒカゲ

7/23 9:33

ホオアカが姿を見せましたが、遠いので小さいです。

7/23 9:34

オオウラギンスジヒョウモン

7/23 9:36

八島ヶ原湿原が見えてきました。

7/23 9:38

クサフジとヒメシジミ

7/23 9:39

オオマルハナバチかな

7/23 10:00

ジャノメチョウジャノメチョウ

7/23 10:06

このあたりはウラギンヒョウモンがたくさん。

7/23 10:09

これはただのシモツケソウですよね。

7/23 10:10

ぽつんとニッコウキスゲ。

7/23 10:10

カワラマツバ

7/23 10:12

ハナチダケサシの群落

7/23 10:12

湿原に花が層をなしています。

7/23 10:16

ゴージャスなコオニユリですね。これからどんどん咲きます。

7/23 10:17

アカバナシモツケは濃い色ですね。

7/23 10:19

クチブトカメムシの幼虫でしょうか。

7/23 10:20

アサマフウロはでかいですね。

7/23 10:40

鎌ヶ池

7/23 10:41

この池の外れでモウセンゴケの群落がありました。

7/23 10:42

モウセンゴケも花盛り。

7/23 10:42

鎌ヶ池越しの車山

7/23 10:43

ノハナショウブはぽつぽつありますが、これが一番きれいでした。

7/23 10:44

ノハラアザミはヒョウモンチョウで大繁盛。

7/23 10:45

ヒメシジミ雄

7/23 10:48

アカバナシモツケ、ワレモコウ、イブキトラノオ

7/23 10:49

池塘と青空

7/23 10:53

八島ヶ池が近づくと、ヤナギランが急に目立ってきました。

7/23 10:55

ホソバノキリンソウって見た目キオンににていますが、ベンケイソウ科なんですね。よく見ると確かに。

7/23 10:56

八島ヶ池から湿原の反対側を折り返します。

7/23 10:57

色とりどり！

7/23 11:01

ツノアオカメムシ。ちょっと羽根が壊れてますね。

7/23 11:09

クガイソウはこれからですね。まだあまりありません。この先樹林を進みます。

7/23 11:35

八島ヶ原を一周してきました。コムラサキがいましたが、葉が絶えず揺れてぶれました。

7/23 11:50

沢渡から樹林帯を抜けてゴマ石山へ向かいます。ここも結構石が多く歩きにくいです。

7/23 12:05

30分ほどで草原に抜けます。

7/23 12:05

強清水の駐車場が見えます。

7/23 12:11

グライダーがトンボと一緒に飛んでいます。

7/23 12:14

シモツケがありました。

7/23 12:15

コオニユリには青空が似合いますね。

7/23 12:20

カラマツソウがもう実になっていました。

7/23 12:26

クサレダマがもう咲いています。

7/23 12:29

アルプスは雲がかぶっていますね。

7/23 12:30

これから発進準備でしょうか。

7/23 12:30

何機も飛び交っています。

7/23 12:31

八ヶ岳が徐々に姿を現してきました。

7/23 12:32

着陸態勢。

7/23 12:47

踊り場湿原に戻ってきました。

7/23 12:49

根石岳、天狗岳が見えました。

7/23 12:52

何とも夏ですね。

7/23 12:52

もうすぐ駐車場到着です。

撮影機器：

PENTAX K-3 Mark III RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 携帯 時計 タオル ストック カメラ

共同装備

笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 日焼け止め 保険証 非常食 コンパス ファーストエイドキット

感想

rinchoku

　皆さんのレコで霧ヶ峰が花盛りというので、天気も良さそうなので行ってきました。
　素晴らしい朝焼けから始まり、まずまずの天候にも恵まれ花盛りの中を、概ね楽しい山行でした。
　「概ね」というのは、まず沢渡のあたりで藪の鳥に気をとられ、ほぼ何も無いところで思い切り足首を捻ってしまい、10分くらい悶絶してしまいました。足首を固定したところ何とか歩けそうと言うことで、八島ヶ原湿原の周回を楽しみました。グライダー見物もしてあと少しで駐車場というところで、再び数羽の青白い小鳥と赤みが強い小鳥が木立の奥へ飛んでいったのを凝視しながら歩いていたら、アスファルトの縁の段差を踏んでしまい、同じ左足を再び思い切り捻ってしまいました。今度は右膝まで強打してしまい、ひどいことになってしまいました。
　そのとき通りがかった親切な車が止まってくださり、駐車場まで運んでいただけました。冷却剤までいただいてしまい、大変助かりました。お他人様の親切が本当に身にしみました。ありがとうございました。
　幸い折れたりはせず、また重篤だったのは左足だったため、帰路の運転には支障は無く無事帰宅することができました。
　今度から何かに注視するときは歩みを止めて待つことにいたします。