高野七口:有田龍神道と京大阪道(花園〜弁天岳〜学文路)【和歌山県】
- GPS
- 07:00
- 距離
- 26.1km
- 登り
- 1,752m
- 下り
- 2,083m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:01
‥甜
和歌山/笠田 0644/0739 JR和歌山線
笠田駅前/花園 0800/0845 かつらぎ町コミュニティバス
▲魯ぅング
花圃の里 0856 ― 標高634m標識 0917 ― 標高796m三角点付近 0933 ― 「1800m/900m」標識 0937 ― 標高848m付近 0943 ― 林道に合流 0951 ― 標高963m付近 0958 ― 辻ノ茶屋跡、更に良い林道に合流 1018 ― 湯川辻 1105 ― 休憩 1106/1111 ― ヘリポート 1119 ― 国道480号に合流 1132 ― 大門南駐車場 1139
大門 1142/1144 ― 大門女人堂跡 1151 ― 弁天岳 1203/昼食/1230 ― 女人堂 1245/1248 ― 不動坂入口 1251 ― 上部の新道旧道分かれ 1255 ― 第2の新道旧道分かれ 1300 ― 外不動跡 1309 ― 万丈転 1310 ― いろは坂上部 1311 ― いろは坂下部 1320 ― ケーブルカー下 1322 ― 極楽橋 1326 ― 新極楽橋手前 1329 ― コンクリートの切通 1338 ― コーヒーしらふじ 1342/コーヒーブレイク/1401 ― 神谷辻 1407 ― 日本最後の仇討場所 1417 ― 河根の丹生川の橋 1449 ― 日輪寺、丹生神社 1456 ― 大師の硯水 1509 ― 休憩 1513/1522 ― ゆめさきトンネル前 1523 ― 高規格農道の上 1535 ― 学文路苅萱堂 1546/1547 ― 南海電車の踏切 1551 ― 南海学文路駅 1554
E甜
学文路/橋本 1608/1618 南海高野線
橋本/和歌山 1710/1822 JR和歌山線
●行動時間
06:58
天候 | 曇り、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(和歌山=JR和歌山線=笠田、笠田駅前=かつらぎ町コミュニティバス=花園) 花圃の里―有田龍神道―大門―弁天岳―女人堂―京大坂道―学文路 (学文路=南海高野線=橋本、橋本=JR和歌山線=和歌山) ●登山口へのアクセス ○はなぞの温泉、花圃の里 ・公共交通機関としては、かつらぎ町コミュニティバスがある。JR和歌山線の「笠田(=かせだ)駅」から1日4往復。大人200円。バスは所要約1時間 ・花園バス停は、花圃の里の目の前にある ・駐車場は花圃の里の前にあるが、数台レベル。一段下の花園梁瀬のトイレや花園支所前などには駐められるのかもしれない ○学文路駅 ・南海高野線の駅。各停が停車。休日は概ね毎時2本 ・なんばからは橋本乗換えで1時間強、810円。和歌山からは、JR和歌山線で橋本に出て乗り換えて行く。接続にもよるが1時間半程度、計1,070円 (いずれの記述も2022.7現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○花園〜大門(有田・龍神道) ・花園から最初の林道に合流するまでが山道。標示は全くないのだが、道自体はよく整備されており、歩きやすい ・ただし、標高差400m以上を一気に上るので、特にはじめのうちは急な坂が絶えることなく続く ○大門〜弁天岳〜女人堂 ・いわゆる女人道の一部をなす。道は細い。急坂では、雨水に掘られて歩きにくくなっている部分もある ・入口出口と大門女人堂跡や弁天岳には標識があるが、途中にはない。明確な分岐道はないので惑うこともないとは思う ○女人堂〜不動坂〜極楽橋 ・歴史ある坂道。土の道である旧道と石畳の新道があるようだが、新道は歩いていないので不詳 ・旧道は、つづら折りとしては20回程度で下に着く。下りで使うと意想とは異なりあっさりとしていた ○極楽橋〜学文路 ・舗装路を行く。所々で街中の狭い旧道を行くこともある。地図や標識に注意しながら進みたい ・河根から学文路に向けては、区間一番の急坂で標高差150m以上を上り返すことになる。しかもその分をまた下るのだが (いずれの記述も2022.7現在) |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ・花園では買うも食べるも難しそう ・笠田駅も駅付近にはコンビニは見当たらない。徒歩5分程度の所にAコープがある ●日帰り温泉 ・はなぞの温泉「花圃の里」では日帰り入浴もできる。16:30入場まで ・笠田には「八風の湯」、学文路と紀伊山田駅を結ぶ途中には「天然温泉ゆの里」がある (2022.7現在) |
写真
感想
高野七口の中でも花園からの有田龍神道と京大坂道を組み合わせた長距離を計画。天候も見ながら時季をうかがってきた。
日曜ながら、午後からが薄曇りという最高の天気予報に背中を押され、長丁場に向かった。
朝の笠田駅からのバスには当方のほかにもハイカーが一人。運転手氏は慣れたもので、2人の格好を一瞥し、一目散に花園へ。
到着してみれば、花圃の里の真ん前だ。支所前くらいで降ろされるものと思っていたので、いきなり数分得した気分。
しかしそれは運転手氏のサービスなどではなく、バス停花園は花圃の里の目の前にあるというだけのことだった。
中もきれいにリニューアルされている花圃の里でトイレをお借りし、それから出発。ちなみに同じバスできたもう1名さんは坂道を下りていった。高野山へと向かうのは一人だけだ。
いきなりの急坂を上る。先週もそんな造りだったが、道の整備度は全く異なる。有田龍神道として歴史あるルートだけに、整備されているばかりではなく道幅もある。
標識は少ないが、要所に果物や昆虫をあしらった標示が現れる。花園のトレッキングコースのようだが、かつてのはやりで記号化されたものと察するが、山の中では今ひとつ危急時の使用に耐えるのかが心配になってしまう。
一気に上って林道に合流。ここからは車道歩き。眺めも効かない樹林帯。涼しいことはいいことだが、眺めも聴かないのでせっかくの標高が口惜しい。それにしても蝉を筆頭にした虫や鳥の声が全くしない。天気が下り坂だからなのか、この辺りはそんな地域なのか。
辻の茶屋跡、湯川辻と次々に林道との合流を繰り返す。そして国道480号に合流。大門南駐車場を経て大門の前へ。掲示されている気温をみると28.3度となっている。天気予報ではせいぜい24度ということだったのだが、それを上回っているようだ。どうりで汗をかくわけだ。
大門では休まずそのまま弁天岳へ。
弁天岳の山頂で昼食。今日は誰とも出会わない。大門女人堂跡から弁天岳にかけての上りで二人連れを抜かしたのが最初だ。昼食を摂っていると、その二人ずれが上がってきて、また折り返していった。
食べて一息をついてから女人堂へ。
女人堂からは京大坂道へ。石畳を下りていく。不動坂は途中から新道と旧道に分かれている。石畳の新道と土の道の旧道だ。歴史を感じる旧道へと進んだ。外不動、万丈転と過ぎ、いろは坂へ。いろは四十七文字で呼ばれているとのこと。右に曲がって1、左に曲がって1と数えていくと概ね20で下に着いた。おそらく間の小さなカーブも数えるのであろう。
そこからは石畳の道を下りていく。ケーブルカーをくぐり極楽橋へ。駅名にもなっている著名な橋だが、今は普通の橋だ。
舗装路を下っていくと、高野山から下ってくる道と合流。その先も続く細い道を行くと旧白藤小学校へ。今ではカフェになっている。立ち寄りコーヒー一杯をいただきながら休憩。教室をそのままに使っている室内だが、特段のことはない。でもコーヒーはおいしいものだった。
ずっと舗装路を進み下りていく。河根に向けて、最後は激しい急坂を下降する。下りた谷で丹生川を渡る。ふと見ると、川では川遊び。水着も着て本格的に泳いでいるようだ。
川を渡ると、先ほどと同様の急坂を上っていく。途中にある日輪寺に立ち寄るが、そのあとも変わらず急坂は上っていく。上り切って九度山町へ。
あまり経験はないのだが、足がつり気味に。最終盤に来てからの約200mもの上り返しにやられてしまったようだ。ミネラルの不足なのか暑さのせいなのか。ミネラル不足は請けたばかりの健康診断でも話題にされてしまった。
痛い足をだましながら、苅萱堂を経て学文路駅へ。
寝不足に加えて、ミネラル不足。どうにか健康を維持するくらいに生活のバランスは確保したいものだ。
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