新穂高-折立縦走。念願の高天原へ

2022年07月24日(日) ~ 2022年07月27日(水)

• GPS: 25:09
• 距離: 41.9km
• 登り: 3,236m
• 下り: 3,001m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:55
• 休憩: 0:43
• 合計: 9:38

4:31 新穂高温泉バス停
4:43 4:49 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
5:10 5:10 お助け風穴
5:28 5:28 中崎橋
5:40 5:45 笠新道登山口
6:18 6:18 わさび平小屋
6:39 6:42 小池新道入口
7:41 7:57 秩父沢出合
8:17 8:17 チボ岩
8:42 8:43 イタドリが原
9:28 9:29 シシウドヶ原
10:28 10:29 鏡池
11:09 11:10 鏡平山荘
12:33 12:33 弓折乗越
12:41 12:42 弓折岳
12:44 12:45 弓折岳(分岐)
13:02 13:07 弓折乗越
13:21 13:21 花見平
13:38 13:44 くろゆりベンチ
14:12 14:12 双六池
14:16 双六小屋

2日目

• 山行: 7:50
• 休憩: 0:37
• 合計: 8:27

14:16 双六小屋
6:34 6:35 双六岳巻道分岐
8:12 8:12 三俣峠
9:25 9:26 三俣山荘
10:57 10:58 鷲羽岳
11:37 11:43 ワリモ岳
11:55 12:19 ワリモ北分岐
12:28 12:29 岩苔乗越
12:35 12:35 岩苔小谷水場
13:57 14:02 水晶池分岐
14:35 14:35 高天原分岐
14:38 14:38 高天原展望台
14:39 高天原山荘

3日目

• 山行: 8:05
• 休憩: 0:21
• 合計: 8:26

14:39 高天原山荘
5:51 5:52 高天原分岐
6:39 6:49 高天原峠
9:11 9:18 黒部本流・Ｂ沢合流地点
11:42 11:42 薬師沢小屋
11:52 11:53 カベッケが原
12:37 12:37 第三徒渉点
12:59 13:00 第二徒渉点
13:05 13:08 第一徒渉点
14:13 太郎平小屋

4日目

• 山行: 3:10
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:10

14:13 太郎平小屋
8:08 8:09 太郎兵衛平
8:28 8:28 五光岩ベンチ
9:16 9:16 積雪深計測ポール
9:49 9:50 青淵三角点
10:19 10:19 太郎坂
11:03 11:03 十三重之塔 慰霊碑
11:04 ゴール地点

天候

1日目　快晴
2日目　曇り(ガス) 晴れ　夜に小雨
3日目　晴れ　夜に雨
4日目　曇り　10:00頃から雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

名古屋発上高地行き　新穂高途中下車
折立発富山駅行き
富山駅発名古屋行き

コース状況／危険箇所等

前日の雨で木道、岩は滑る。
大東新道はハシゴがぐらつくので足の踏み場所に注意

写真

7/24 5:35

7/24 5:58

わさび平小屋

7/24 6:11

みかん(200円)

7/24 6:38

7/24 7:26

槍方面。帽子雲

7/24 7:31

7/24 7:42

秩父沢

7/24 8:13

7/24 8:53

焼岳方面

7/24 9:10

7/24 10:15

7/24 10:28

逆さ槍

7/24 10:39

限定15食かき揚げうどん(1100円)

7/24 11:31

7/24 11:37

7/24 12:32

7/24 12:41

カエル

7/24 13:32

みえたー

7/24 13:47

7/24 14:16

鷲羽岳。美しい

7/24 14:49

ケーキセット(1100円)

7/24 16:33

夕食

7/25 5:18

朝の鷲羽岳

7/25 5:35

朝食

7/25 6:10

ガス…だなぁ

7/25 6:52

7/25 7:11

7/25 7:13

7/25 7:44

7/25 8:09

三俣いける元気がない。ガス…

7/25 8:31

7/25 8:56

ジビエ丼(1300円)

7/25 8:57

サイフォンコーヒー

7/25 9:24

7/25 9:28

あの道っぽいのが伊藤新道？

7/25 9:31

クラファンがんばれ

7/25 9:52

7/25 10:04

登ったって実感できるから好き

7/25 10:52

鷲羽岳。まっしろ

7/25 11:10

ワリモ

7/25 11:16

110くだって70のぼる

7/25 11:20

7/25 11:32

7/25 11:33

ワリモ岳

7/25 11:34

三俣があんなところに

7/25 11:53

7/25 11:58

双六小屋お弁当(1200円)

7/25 12:00

美味しそー

7/25 12:33

道っぽいところ歩いてる

7/25 12:43

花のぐんせいち

7/25 12:47

山深くなってきた

7/25 12:52

水晶岳

7/25 12:54

7/25 13:07

7/25 13:10

7/25 13:19

7/25 13:45

7/25 13:58

疲れたー

7/25 14:35

7/25 14:37

7/25 14:40

高天原山荘

7/25 15:36

女性風呂

7/25 15:36

7/25 16:05

7/25 16:42

7/25 17:07

夕食

7/25 18:12

露天風呂

7/25 18:16

7/26 5:05

朝食

7/26 5:47

7/26 6:03

7/26 6:45

高天原峠

7/26 6:53

ワァオ

7/26 6:57

水滴がうざい

7/26 7:03

7/26 7:11

薬師岳

7/26 7:35

E沢

7/26 7:40

7/26 7:57

D沢

7/26 8:25

C沢？

7/26 9:02

B沢

7/26 9:05

7/26 9:13

7/26 9:15

7/26 9:15

7/26 10:42

薬師沢の梯子見えた

7/26 10:53

7/26 10:59

救助ヘリ

7/26 11:06

あっという間だった

7/26 11:26

500円と500円

7/26 13:33

7/26 14:55

7/26 17:07

夕食

7/27 5:07

朝食

7/27 7:53

7/27 8:02

7/27 9:27

太郎平小屋お弁当。薬師沢小屋と同じ

撮影機器：

iPhone 8 Apple

感想

cosmos-kun

去年の新穂高-折立縦走に高天原を加えた結果、3泊4日となった。
体力の衰え、膝の怪我、猛暑なども相まって全くと言っていいほどペースが上がらなかった。

双六小屋
ここの名物といえばやっぱり夕食の天ぷら。10年前ほどにも来たことがあるがやっぱり美味しい。夕食、朝食共に3回転するのはさすが大きな山小屋だと思った。
朝食は4:30、5:30、6:30から選べ、早くから出発したい人にも対応していてよかった。
あとはなんと言ってもここから見える鷲羽岳は美しい。双六岳山頂からも綺麗なんだろうが、毎回天気に恵まれない。

岩苔乗越-高天原山荘
熊が出るという噂が絶えなかったが、登山中に遭遇することも獣くさい匂いを感じることもなかった。
樹林帯に入ると低い木の枝がザックに引っかかり、歩きにくい。水晶池は水晶岳がよく見えるそうだがスルーしてしまった。

高天原山荘-高天原温泉
それなりの岩場と樹林帯が待っている。決して近いと言える距離ではなく、それなりに登山道を歩かなくてはならない。
がっつり囲われている女性専用風呂(脱衣所つき)、半露天風呂(男女混浴。多少の囲いはあるため、女性でもなんとか入れる)、露天風呂(川の近くにあり、ロケーション最高。女性は人がいない間に入るか、混浴であることを割り切って入るしかない。男性は水着など着ずに裸のため、お互いに気まずい)
がある。

高天原山荘
ランプの灯りしかないため結構暗い。夜外に出ると満天の星で夏の大三角もくっきりみえた。日焼けの影響か体が熱く、寝袋を敷き布団にして寝た。

大東新道
沢を渡ることになるため、沢ぐつが必要なのではと思っていたが、岩から岩へ渡っていくことになるため、濡れる心配はなかった。
道を塞ぐ大きな倒木や低い木の枝で歩きにくい。また前日の雨で草木が濡れておりうっとおしい。B沢までくると、あとは沢の横を歩いていくことになるが、たまに樹林帯の方にもいく。薬師沢小屋寸前になると呼び止められ、少し上(雲ノ平方面)にいくように言われた。ヘリがくるらしい。

薬師沢小屋にて
当初は物資輸送のヘリだと思っていたが写真を撮っていると、富山県警察と書いてあり、救助ヘリだとわかった。ヘリが来て、2人ヘリからロープをつたって降りて行き、ヘリは一度小屋下から離れた場所で待機する。合図が送られるとヘリは小屋下に移動し、救助者を担いでロープが巻き上げられる。もう一度ロープが下され、残った1人が回収される。その後すぐに飛び立っていった。
快晴微風だったからこそ軽々やっているように見えたが、これが風が強い稜線沿いだったり悪天候だったら大変であることは間違いない。

太郎平小屋
富山県警察の待機場所にもなっているため、夕食時にはありがたいお話が聞ける。薬師沢の件も伝えられ、遭難やケガからの救助要請が身近にあることを強く実感できた。最近の山小屋にしては安く、夕朝弁当頼んでも12000円だった。

全体的に体力不足を実感する山行だった。去年は双六、三俣を登って三俣山荘にいっていたが、今年は双六小屋止まり。翌日になっても双六、三俣はスキップした。
3日目は大東新道で足がボロボロになり、薬師沢から太郎平への登りは、力が入らなかった。
4日目は最後の1時間で雨に降られ、折立につくころにはぐったりだった。
水場が多かったため、担ぐ水の量を減らし、衣服を減らせば、もっと楽になることがわかった。
次こそは黒部五郎岳に行ってみたい。