S:天空の楽園;白木峰・小白木峰
- GPS
- 06:49
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,122m
- 下り
- 1,146m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 6:43
天候 | [天候情報] 降雨量:0 風速:3m/s 気温:21℃ 雲量:15% 湿度:70〜80% |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
[ルート情報] ‥仍蓋〜小白木峰; 斜面に沿った細い登山道を進む。危険個所多数。 更に急傾斜が続くのゆっくり目のペースで進むこと。 ⊂白木峰〜白木峰; 湿原のぬかるんだ道を進む。途中に大きなアップダウンもある。 G鯡敲〜浮島の池; 基本的に木道を進む。アップダウンも多少ある。木道の分岐が多いので確認しながら進むこと。 |
写真
感想
昨日に引き続きの登山です。
富山県と岐阜県に跨る白木峰。山頂直下に広がる平原に浮かぶ「浮島の池」が目当てで多くの方が訪れます。
林道は崩壊があって通行が困難と伺っていますので、小白木峰を通るルートで進みました。
前日の白山山系の別山・三ノ峰登山を済ませた後に石川県から富山県まで160劼瞭擦里蠅4時間かけて走行。
白木峰は土日は駐車スペースが無くなる程との情報でしたので、前日にアクセス地点まで入って車中泊しました。
林道走行途中で野生の鷹やテンに遭遇したり、到着直後にアブの大群に襲われたりで少々波乱でした。
夕食をさらっと済ませた辺りで周りは真っ暗。
誰もいない深夜の場所は川の流れの音しか聞こえない面白い世界です。熊は当然居るところです。
火を使って何か作っていたら匂いに釣られてやってきそうです(^^)/
翌朝は4時少し頃に起床して、まだ暗い中で登山準備を進めました。
登山道が分かる程度の明るさになったところで出発。
ダム横にある穴?を通って谷川へ一旦下ります。
そこから登り返しがあり、斜面に沿って作られた細い登山道を慎重に進みます。
ふと足元を見ると何やら紅色の丸い物…
これは何だ?としゃがんで見てみると、何と「タマゴダケ」でした。
最近の情報で存在は知っていましたが、まさかにこんな場所で出合えるとは思っても見ませんでした。
その後、崩壊したような場所、ロープなどの補助具が設置してある緊張必須の所を進んでいきました。
急傾斜が続く道を進み、少し緩和されたところで。
よもやよもや!第一弾。
再びのタマゴダケとの遭遇です。それも今度は何と3つ兄弟姉妹ではありませんか!(^^♪
こんなことがあっていいのかなぁ?タマゴダケはとても美味で、見つけたら持って行ってしまう方が多いと伺いました。
が、そこはそれで、山の財産の一つですので当然自重して写真撮影のみで先に進みました。
傾斜は更に急になりました。標高差200m弱続きました。
傾斜終点の目の前には広い湿原が広がっていました。きらきら光る水面が実に幻想的に映りました。
小白木峰への道はドロドロの箇所が多く、ゲーターは必須の場所でしたが、履き忘れてしまい下山後は裾の当たりまでは泥だらけでした((+_+))
進行方向に日差しを受けるので登山道が殆ど見えません。
日射を手で避けながら進んでいきますがそれに気を取られていると足物でドボンがあるので歩行速度もゆっくりとせざるを得ませんでした。
小白木峰に到着。標識があるだけでピークと言う感じではありません。
すぐ側に展望があり、そちらに行ってみると…
よもやよもや!第2弾。
御嶽山とそれに連なるように飛騨山脈の連山が実に頼もしい限りで見えました(^^)/
暫し休息して絶景を楽しみました。
更に歩みを進めます。
白木峰までの長い道のり多くのアップダウンがありました。
どちらかと言えばダウン量>アップ量です。従って帰路は登りが多くなると言うことです。
それを念頭にして歩みは出来るだけエネルギー消費を抑えました。
見たこともない🍄やおおきな🐸。
面白い物が何と多いことか。
白木峰までは咲いている花は少な目でした。
時折、景観のいい場所にでると飛騨山脈の連山が眺められました。
白木峰に到着。
ここからはぐるっと360度の絶景でした。
飛騨山脈の雲の平ににた風景でしたが、あちらは山並みが見えませんので
私見ではこちらの方が勝っていると思います。
浮島の池へ向かいました。
木道の周りには今が盛りの花々が色とりどりの姿を披露してくれていました。
白山では盛りは過ぎたと聞いていたニッコウキスゲもここではまだまだ元気いっぱい(^^)/
小さな池も数か所見られ、正に天空の世界に降り立ったような気分です。
誰もいない大きな湿原に一人っきり。何と贅沢な登山でしょう(^_-)-☆
浮島の池に到着。
よもやよもや!第3弾。
多くの方々がトップページに載せるだけあって、更に気持ちはヒートアップしました。
日射を受け光り輝く水面。微風に揺れる華奢な草。その先には御嶽山と劔岳まで見える飛騨山脈の連山。
いつまでもここでじっと過ごしていたい気持ちにさせてくれる落ち着ける場所でした。
浮島の池を後にして一旦白木峰へ戻りました。
ここでお腹を満たすため暫し休息。
連なる山々や富山湾を見ながら食べるお握りはいつも以上に美々でした。
休息を済ませて下山しました。
帰路はアップが多かったので、ちと足が重い時もありました。
40歳のころには2日続けてどころかそれ以上の登山を熟していたのに年齢を重ねると体力不足を感じました。
小白木峰を過ぎて暫くの所で先を行く登山者を見かけました。
追いついてやろうかと少し速度を増したのですが追いつけません。
小白木峰の展望所で休憩しようとしたところ、ちょうど彼も休憩されていました。
お互いの登山歴などお話した後にフォローして頂きました。
楽しいお話をありがとうございました。
帰路に再びタマゴダケの観察をしました。
3つ兄弟姉妹は大きさに変化は無いようでしたが、そのすぐ横に
往路では見ていなかった(見落とした)目算で全長18僂侶寨颯汽ぅ困離織泪乾瀬韻ありました。
種類は違うのですが他のキノコは大きく笠を開いていました。
沢山の菌を広げていっぱい仲間を作ってほしいと思いました。
タマゴダケの森になっては人が多くなるかもしれませんが、ほどほどがいいかなと思いました。
斜面に削られた登山道を慎重に下りていきました。
谷川に降り立ってお腹いっぱいの水を飲みました。
生き返った気持ちになりました。
本当は3日目の登山も計画していたのですが、ウェアを2着分しか持ってこなかったのが分かったので
3日目は取りやめました。
歩行距離≒34辧々眥禳喉3050m。楽しさも沢山味わえた有意義なトレーニングができました。
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