南蔵王 刈田峠から南屏風まで ようやく到来、真夏の休日

2022年07月31日(日) [日帰り]

• GPS: 06:20
• 距離: 15.6km
• 登り: 757m
• 下り: 757m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:01
• 休憩: 1:19
• 合計: 6:20

距離 15.6km 登り 765m 下り 757m

7:28 スタート地点
7:48 7:49 刈田峠登山口
8:01 8:02 刈田峠避難小屋
8:30 前山
8:58 杉ヶ峰
9:13 9:35 芝草平
9:49 9:50 倉石・秋山沢コース分岐
10:04 10:18 屏風岳
10:25 水引入道コース分岐
10:54 11:15 南屏風岳
11:35 水引入道コース分岐
11:49 11:50 屏風岳
12:02 12:03 倉石・秋山沢コース分岐
12:15 12:25 芝草平
12:41 12:48 杉ヶ峰
13:01 前山
13:17 刈田峠避難小屋
13:28 刈田峠登山口
13:48 ゴール地点

天候

快晴　爽やかな風があり、気持ち良い

アクセス

利用交通機関：

自家用車

刈田峠の南蔵王縦走路用の駐車場は工事中です。エコーライン沿いに停めてはいけない場所に無理に停めている方がいます。上山市の大駐車場を利用しました。綺麗なトイレもあります。

コース状況／危険箇所等

南蔵王縦走路は登山道が屏風岳にかけて整備され、木道の補修、石を入れての階段整備など、歩きやすくなっています。

写真

7/31 7:29

七月に入ってから初めてと思うぐらいのいい天気。

7/31 7:35

雲の見えない空の下、吾妻連峰から安達太良まで一望。

7/31 7:35

飯豊連峰の雪もだいぶ少なくなった

7/31 7:46

エコーラインを歩きながら上を見上げると刈田嶺神社の屋根が見えた

7/31 7:48

ここが南蔵王縦走路の入り口。駐車場から15分ほど。

7/31 7:48

登山道整備工事、ご苦労様です。ガタガタだった木道も新しいものに整備されてました。

7/31 7:51

タケシマランの実

7/31 7:56

湿原にはサワランのピンク

7/31 7:57

トキソウは微妙に遠くて撮りずらい

7/31 7:58

湿原にはキンコウカがしっかり咲いていて、黄色い絨毯になっている

7/31 8:08

前山へ登っていくとミヤマシャジンが風に揺れている

7/31 8:17

朝日連峰もスッキリと見えている

7/31 8:18

東には海沿いからのガスを透して、仙台の高層ビル群や太白山が。さらにガスの上に頭を突き出して牡鹿半島の山々。

7/31 8:20

毎度の大朝日岳アップだが、随分雪が消えたね

7/31 8:21

障子ヶ岳。紫ナデにかけての雪蝕崖がすごい。

7/31 8:21

頭を突き出す祝瓶山

7/31 8:21

吾妻小富士と高山

7/31 8:22

無数に飛び回っていたトンボ。羽の模様が美しい。

7/31 8:25

刈田岳を振り返る。今日は空が綺麗だ。

7/31 8:27

前山

7/31 8:29

エゾシオガマ

7/31 8:38

花火模様のミヤマトウキ

7/31 8:39

イワオトギリ

7/31 8:46

タカネアオヤギソウ

7/31 8:48

釣鐘型が可愛らしいミヤマシャジン

7/31 8:50

船形連峰の左には栗駒山も見える

7/31 8:53

シャジンやウスユキソウなど夏の花園

7/31 8:53

刈田峠や前山の宮城県側、アオモリトドマツの立ち枯れが痛々しい

7/31 8:57

大きな鳥が次々に羽ばたいていくような雲の群れ

7/31 8:58

月山の雪もだいぶ少なくなった

7/31 9:03

芝草平が見えてきた

7/31 9:15

丁度キンコウカの盛りに間に合ったようだ

7/31 9:16

ミヤマホタルイの咲く池塘とキンコウカの競演

7/31 9:17

一面黄金の絨毯

7/31 9:24

芝草平の一番奥のベンチでウグイスの声を聴きながら、まったりする

7/31 9:25

高層湿原の夏はどこまでも壮快だ

7/31 9:31

咲き残りのイワイチョウの花

7/31 9:31

キンコウカの黄色に囲まれて咲き始めたイワショウブの花

7/31 9:32

真っ青な空を大鳥が飛んでいく

7/31 9:35

こんもりと

7/31 9:36

7/31 10:05

屏風からは眼下に後烏帽子が見える。平野はいかにも暑そうだ。

7/31 10:07

水引入道から馬ノ神岳。大きく切り開かれている青麻山が痛々しい。

7/31 10:16

ハクサンシャジンにトンボが休憩中

7/31 10:20

水引入道から水引平にかけて。池塘がポツンと涼しそうだ。

7/31 10:26

水引分岐からの南蔵王の眺めが好き

7/31 10:35

背高くそびえるこの花はミヤマシシウドかな？

7/31 10:36

咲きたてのクルマユリ。オレンジ色が鮮やかだ。

7/31 11:07

南屏風岳でゆっくりお昼休憩

7/31 11:08

ウスユキソウの季節

7/31 11:09

シラネニンジン

7/31 11:17

ノリウツギ

7/31 11:26

ミヤマアキノキリンソウ

7/31 11:58

シロバナタカネニガナ

7/31 12:16

芝草平付近の立ち枯れ被害がひどい。トドマツノキクイムシによるものという。

7/31 12:42

帰り道から眺めると、刈田山頂を目指す車が大渋滞している。みんな下界の暑さから逃れてきているのかな。

7/31 12:50

振ったら音がしそうなミヤマシャジン

7/31 13:13

オノエイタドリ

7/31 13:16

気の早いナナカマド。紅葉も近いのか？

撮影機器：

TG-3 OLYMPUS IMAGING CORP.

DC-G9 Panasonic

感想

yonejiy

仕事が忙しくてしばらく山を離れていた友人から、久し振りのお誘いが来た。久し振りならあまり無理せず、出発地点が高さがあって、あまり暑くならずに済みそうな、南蔵王に誘ってみた。南蔵王ならということで先輩も参加されて、3人での山行となった。
南蔵王縦走路用の駐車場が使えず、上山の大きな駐車場からとなったが、車で着いてみると、これまでのグズグズの空模様とはうってかわって、真っ青な夏空が広がり、朝日も飯豊も吾妻もすぐ近くにはっきりと見える、絶好の山日和となった。
登山道沿いの花々も夏の花が勢ぞろいし、とりわけ湿原を彩るキンコウカが圧巻だった。久し振りの友人も喜んでくれて、芝草平でその風景に見入りながらまったりとしたのだった。
予定では屏風までだったが、友人の調子も良さそうなので、南屏風まで足を延ばした。空が高くまるで秋空のような碧空に、まるで鳥が飛ぶような真っ白い雲がいくついくつも流れていくのだった。
この夏一番かと思う天気で山歩きができた友人は、刈田峠の戻りが流石にちょっときつそうだったが、蔵王の夏を満喫できたようだ。
帰り道、遠刈田に寄り道し旧交を温めて、お土産も買って大満足の一日だった。

コメント

meiken

蔵王はずっとお天気良かったんですね〜
芝草平のキンコウカ見事ですね。
今年はキンコウカ大当たりなのかな？
ミヤマシャジンも可愛くて久しぶりに見てみたいです。
それにしても
大朝日、吾妻小富士、紫ナデなど遠望が素晴らしい
明瞭に見えていたんですね〜

yonejiy

meikenさん、こんにちは。
この日、蔵王は天気よかったですね。それでも昼過ぎると雲が上がってきて、遠望は効かなくなりました。朝のうちはどこもスッキリと見えていて、その道に詳しい友人も真夏にこれだけ遠望が利くのは珍しい、と言っていました。
今年は全体的に山の花は当たりっぽいですね。積雪が多かったせいなのかな？
さて紅葉はどうなるんでしょうかね？

morino1200

yonejiyさんのレポを見て土曜日に行ってきました。
見事なキンコウカでした。
南蔵王は春の花、秋の紅葉だけではなく夏も魅力たっぷりですね。

yonejiy

こんばんは。山行のお役に少しは立っているようで良かったです。山の花にアンテナ立てて、計画するのですがいつもベストとはいかないのは仕方ないですね。
蔵王は他にも変わった花が咲くのですが、思ったように歩けないのが悩ましいところ。このところ天気も怪しいし、今度はいつ行けますかね?