霧ヶ峰・美ヶ原


- GPS
- 64:00
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 502m
- 下り
- 488m
コースタイム
9:30 車肩山-10:30車山山頂-11:15蝶々深山-11:30物見石12:30-13:00奥霧小屋-13:45ヒュッテみさやま-14:30車肩山
■美ヶ原
9:00山本小屋-9:30塩くれ場-10:20王ヶ頭11:20-12:00山本小屋
天候 | 1日目快晴、2日目くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険なところは特にありませんでした。 |
写真
感想
■霧ヶ峰
快晴。登山口である車肩山に着く前に、富士見台に立ち寄る。
八ヶ岳〜富士山〜南ア〜中ア〜北アの全部盛りの眺望に驚きテンションが一気にあがる。なかなか見れない景色ではないだろうか。
車肩山からスタート。
笹原が一面に続くなだらかな丘陵の景色。青空に3つのアルプスが見えて気持ちがいい。歩いては写真を撮り、を繰り返すのでなかなか進まない。
緩やかな道をジグザグ進み、あっという間に車山山頂へ。八ヶ岳が綺麗に見える。こんなに近くに八ヶ岳の全景を見たのは初めてだ。かっこいい。
蓼科山と白樺湖を望む下りをおり、
蝶々深山への道を進む。青空と笹原以外何もなく、ただ一本の道がずっと続いている。他に人もいない。
何処か夢の世界に迷い込んでしまったのだろうかという感覚に陥るほどの広さだった。とにかく歩くのが楽しい。
物見石で弁当を食べた後、八島ヶ所湿原を周遊する。
湿原も広々して気持ちよい空間だったが、もっと緑が豊かなシーズンだったらかなり違うだろう、と思った。延々と続くかのような木道を歩く。沢登からはスタート地点の車肩山まで坂を登る。最後の登り、なかなかきつい。直射日光を遮る樹林などがないので、ジリジリとした暑さが体力を消耗させた。
■鷲ヶ峰ひゅって
前に山のテレビ番組で見て以来、奥様が行きたがっていたヒュッテに泊まることにした。山小屋といいつつも、個室だし夜はフランス料理のコースが出る豪華さ。
内装もオーナー夫妻のこだわりを感じさせ、センスよくオリジナリティもあってとても良い雰囲気。
部屋に到着してまず嬉しかったのがつき出しに自家製の梅干し。美味い。登山すると塩分を欲することを分かってのおもてなしかな?料理も全てどれもが美味しく、主人が世界で最高に美味しいと言っていたビールは、確かに今まで味わった事のないものだった。
細かいところ全てにもてなしの心を感じて感動した。
夕飯後は談話スペースでジェンガやチェスに興じてみた。そんな事が似合う空間なので、ついついやらずにはいられない。
アルコールランタンの灯りがとても雰囲気よく暖かく心地よい。
翌朝、もっと長くいたいと後ろ髪をひかれながらも、おにぎりを作ってもらって美ヶ原に出発。
■美ヶ原
2日目は晴れてはいるものの、ガスがあって遠くの山が見えていない。
これでは北アルプスの眺望は望めないか〜と意気消沈。
かなり現金なタイプなので、歩き方に出るらしい。テロテロ歩いた。
山の上なのに大平原のような気持ちよい牧場の道を歩く。が、おそらく前日の霧ヶ峰が最高のコンディションだったせいもあるだろう、それほどテンションも上がることなく進む。
崖沿いの道を王ヶ頭目指して歩く。
遠くから見ると鉄塔とホテルが良い感じのバランスで宮殿のようにも見える。が、なんであんな威圧的なものがあそこにあるんだ〜と自分はあまり肯定的な気分になれなかった。この山独自の景色ではあるけれど。
王ヶ頭が近づいてくると、送迎バスの通るメインの道は頭上にあって自分の進む登山道はホテルの下を回りこむ形になるので「何か屈辱感を感じるな」と笑いながら進む。最後、ホテルの裏に回りこむ登りも電流バリケードが貼ってあって「け、ケモノあつかい!?」みたいな感じで。
そんなこんなで山頂到着。
標識の後ろには鉄塔がドーン。長野放送局のものらしい。
北アルプスの眺望でもあれば全く気分が違ったかもしれないがしばらく無敵顔で王ヶ頭ホテルをウロウロする。
ひゅっての美味しいおにぎりで気分回復して戻ることにした。
霧ヶ峰は最高に楽しくて百名山にふさわしいと感じたが、美ヶ原は正直よくわからなかった。天気・眺望で全く変わるからなぁと改めて思う。
ともあれ2日通して今週もとても素晴らしい山行になった。
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