北アルプス 不帰嶮
- GPS
- 12:48
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 2,566m
- 下り
- 1,972m
コースタイム
- 山行
- 6:34
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 7:18
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
バス便が少ないためタクシーを利用すると4,000円ほどかかる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大雪渓は問題ないが落石には要注意。 天狗ノ大下りは長いクサリが二ヶ所あるが、傾斜が緩いので問題なし。 不帰嶮二峰北峰が核心。 一峰のコルから見上げると、どこを登るの?と思うが、道は弱点をついていて慎重に行けば問題なし。 クサリがない危険箇所もあるので、北峰に着くまでは緊張感を切らさずに。 唐松岳から進入の方が確実に難易度は上がる。 八方尾根は登ってくる人をやり過ごすのに意外と時間がかかる。 |
その他周辺情報 | 入浴した小日向の湯は八方の湯に比べるとかなり趣のある温泉。 |
写真
感想
北アルプス主稜線で唯一歩いていないのが不帰嶮。
いつかはイカネバの娘なのだった。
最近膝痛と飼い犬に指を噛まれて山から遠ざかっていたが、お盆休み前の空いている時期を狙って行くことに。
18時頃猿倉駐車場に着くと8割方埋まっていた。
翌町薄暗い中、出発。
奥多摩日帰り山行とは違い、やはり荷が重い。
途中行きあった若者二人としばし会話。
「どこまで行くの」「ヤリヶ岳です」
「お〜すごいね。今日はどこまで」「ヤリ小屋でテント泊です」
「えっ、えっ、??今日中に槍ヶ岳⁈」「いえ白馬鑓温泉小屋です」
「そうか!だよなぁ」「はい」
頭のカタいジジイと会話すると疲れるね、スマン。
大してペースも上がらぬまま大雪渓に入る。
チェーンスパイクを着けているので楽に歩けるがペースが上がらない。
避難小屋からしばらくで頂上宿舎が見えるが、見えてからが長い。
頂上宿舎から稜線に出た途端、黒部側からの強風に迎えられる。
岩手山や月山、那須岳の時ほどではないが、強風があるとないとではやはり疲労度が違う。
最近は雨男ならぬ風男で毎回悩まされる。
右手に毛勝三山は見えるが剱岳は雲の中。
ガマンガマンで天狗山荘に到着。
今日は宿泊者が少ないようで一区画を一人で利用でき個室状態。
夕食もとても美味しく、従業員の方々もフレンドリーで大満足。
二日目、小屋で朝食をいただき一番最後に出発。
昨日ほどの強風ではないが、相変わらずガスがかかり剱は見えない。
緩く登り天狗ノ頭へ。
地図では三角点が西側に外れて設置されているようだが、進入禁止のロープが設置されているので確認は諦める。
天狗ノ大下りをやり過ごし、不帰嶮に進入。
一峰を登って降り、コルから二峰北峰に取り付く。
見た目には手強そうだが、クサリが随所に設置されているので落ち着いていけば問題ない。
北峰を通過し南峰に到着、核心部を越えたので小憩。
行く手に三峰と唐松岳が見渡せる。
三峰は頂上を通過せず気がついたら唐松岳の頂上に到着。
人の多さに戸惑ってしまい、休憩せず八方尾根へ。
丸山ケルン、八方池と下るにしたがい登山者、観光客が増えてきて、すごい人出。
リフト、ゴンドラを乗り継ぎ下山したのが猿倉行きバスの発車10分前。
八方バスターミナルまで走ってギリギリ間に合った。
渋〜い小日向の湯で汗を流し、帰京。
これでやっと焼岳から日本海までつながりました。
詳細は、https://yama2syouyou.blog.fc2.com/blog-entry-163.html
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