湯ノ丸山から烏帽子岳まで行くはずだったが
- GPS
- 03:41
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 363m
- 下り
- 354m
コースタイム
天候 | 晴れ予報ながら、天候の良化が遅れ、早朝はずっと霧の中 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
予備靴ひも
ザックカバー
行動食
非常食
ライター
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
ツエルト
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
保温ポット
|
---|
感想
浅間連峰二日目は、湯の丸山から烏帽子岳へ。
昨日の内に、車坂峠から地蔵峠に移動。地蔵峠駐車場で車中泊。トイレからも遠くない、かつ飲んでいる姿が人目につきにくい場所に車を置く。
保温バック入れて持ってきた凍らせたご飯をおかゆにし、マルシンハンバーグを焼いて、つまみ代わりの夕食にする。飲み始めたのは五時頃か。周囲を高地トレーニングのランナーが走っている。六時を過ぎるとそれもいなくなり、つまみはさばの味噌に缶に代わる。それが終わることにはいい具合に酔ってきて、徐々に薄暗くなる。最後に〆のラーメンを食べて、翌日の準備をし、七時半就寝。広い駐車場には同好の士の車が数台。
二時過ぎに目が覚める。車のエンジン音がきっかけだったようだ。そのあとは、うつらうつら、寝たり起きたりを繰り返す。三時半、エンジン音、ライト、人の話し声で目が覚める。しばらくすると人の話し声が移動しはじめる。起き上がってみると、ヘッ電が二つ、スキー場のゲレンデに向かっていく。真っ暗の中、登りはじめたようだ。
どうも、これ以上眠れそうもないので、四時を期に周囲に気を遣いながら準備を始める。駐車場を確認すると、車の数は夕べの倍以上になっている。
シュラフをたたみ、空いたスペースにガスバーナーをセットして火をつける。夕べ同様、持ってきたご飯をおかゆにして、納豆おかゆご飯とふりかけ。天候を確認すると、なんとか六時以降はお日さまマークになっている。
五時に女性の登山者がひとり、烏帽子登山口に向かった。トイレを済ませて荷造りをはじめると、また新たな車がやってきて、すぐ隣に停まる。身なりを整えて、すぐ烏帽子登山口に向かった。続いて私も出かける。湯ノ丸に向け、ゲレンデをそのまま登ることにした。
下からは、ゲレンデの上部まではっきり見えていた。しかし、リフトの終点まで来ると、その先はガスっている。上につく頃には晴れるだろうと呑気に考えて先へ進む。
登山口からスキー場上部の一八五〇あたりまでの標高差一五〇m、それから一八六〇から山頂二一〇〇mまでの標高差二四〇mがすごい急登だが、要は三九〇m登るだけ。湯の丸山って、さほど苦労する山じゃないんだな。そこに花や蝶の楽しみがあるんだから、人気の山になってるわけだ。
この日も、花の写真を撮りながらプラプラ歩いて、一時間二〇分ほどで山頂に着いた。途中、三時半出発の二人組にあった。そんなのは、その二人だけだろうと思ったら、二人の年輩の方ともすれ違った。びっくりして「朝の散歩ですか」と声をかけてしまった。不適切だった。「ご来光を見に」と返された。
案の定、山頂はガスっていた。昨日、今日と、同じようなケースの天気なんだろう。そして天候の回復が遅れる。私にはよくあるパターン。でも、六時出発予定のところ、だいぶ早く出た。現在六時四〇分。八時に湯の丸山を出発する予定なので、時間はたっぷりある。腰を据えて、天候の回復をゆっくり待つことにした。ただ、風がめっぽう強い。広い山頂の北側にある、大きな岩の影で、ヤッケを着込んで待つことにした。
ときおり、ガスが吹き飛ばされて太陽が弱々しく、たまには勇ましく顔を出すが、すぐにガスに覆い尽される。そんなことを何度も繰り返す。一喜一憂は、最初の数回でやめる。天気を確認すると、お日さまマークが七時に後退している。このマークはこのあと、八時、九時と後退していく。いくらでも待ってやる。
待つこと一時間半。八時一〇分、その時がやって来る。最初は思わせぶりに、やがて大胆にガスが吹き飛ばされていく。一気に景色が広がる。西には北アルプスも見えてきた。山頂部分には雲がまとわりつくが、雪の残る山容ははっきり見えている。南には富士山、その右手に八ヶ岳、左手に奥秩父。頂上部は雲がかかるが、北の四阿山、草津白根も見えている。浅間はいよいよ全貌を現わした。
粘り勝ち。ああ、いい気分。
だけど、少々待ちくたびれてしまって、烏帽子岳に向かう気力がない。夕べの寝不足もある。車の運転も考えて、下山を決めた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する