不安な天候、さっさと富士山日帰り(吉田口)
- GPS
- 06:51
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,486m
- 下り
- 1,480m
コースタイム
11:35山頂-11:45九合目-12:10花小屋12:30-13:10スバルライン五合目 帰り1時間35分
天候 | 晴れ-曇り 一時雨、あられ-雹 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場 6時半 がらがら 帰り13時ごろ八割ほど |
コース状況/ 危険箇所等 |
太子館(3100m)までつぼ足OKでした。 日が当たって雪がぐさぐさ、12本アイゼンが滑って登りにくかったです。 なるべくトレースに沿って登ればいいでしょう。 |
写真
感想
昨年初めて登った富士山に、初富士のメンバー2名を加えて4名で登ってきました。
この日まで6時スタートのスバルラインで出発時刻が遅くなり、昼過ぎ以降の天気が不安定だった事もあって、お鉢まわりはしてきませんでした。
また山頂からの視界も悪く、せいぜい眼下の山中湖周辺しか見えません、
昨年は相模湾方面が見られず残念がったのに、今年はもっとだめでした。
この日は朝から山頂には蓋をしたような雲がかかってとれません。
それでも登った頃晴れれば良いかな、と思っていました。
ところが、登り始めて八合目にさしかかった頃、モクモクと勢いよく積乱雲が南から沸き上がってきました。
飛行機の音も雷鳴に聞こえたりして、こうなると雷の心配で不安になりました。
この段階でお鉢巡りは中止にしました。
一番きつい八合目手前から、初富士のH君が両足が攣ったようで、
どっちみちお鉢は無理でした。
日頃ランナーとして走り込んでいる彼ですが、さすが富士山は手強かったようです。
気温が高いためか、12本アイゼンでも滑りまくり、空気も薄くここからはきつかった。
何とかみんな山頂到着しましたので、そこでせめてお昼くらいは食べようと言うことで休んでいましたが、さすが標高が高いだけあって下界は猛暑日なのに、手袋をしていても指先が凍えてきました。
しっかり防寒対策をしていましたが、着込んでも寒い、さらに黒い雲がどんどん広がってきました。
こうなればさっさと支度をして逃げるように下りだしました。
九合目まで下ってから昨年同様、左へトラバースして一つ谷を隔てた広い雪渓を、
ヒップそりで一気に下って花小屋横までおりてきました。
あっという間に下ることができました、雪も柔らかく、アイゼンでブレーキ操作をして安全重視で下りました。
富士山からのせめてものプレゼント、この時だけは大いに楽しみました。
ここで再びH君が、悲鳴を上げました、起きあがる際に両足がつってしまったようです。
N君に助けられ、ぼろぼろになって小屋に到着です。
何度も富士山手強し恐るべし、負けた・・とつぶやきながらやってきました。
しばし休んで登山道を下りだした頃から、急に雨が降りだしました。
すぐにやんだのでほっとしていると、五合目に近づくところで今度は霙か雹かわからないがまた降ってきた。
これが当たると痛いし、べちゃべちゃになります。雪と雨の中間で結構大きなものでした。
早く下ってきて正解だったと思う。
そういえば我々が下る際にも、たくさんの方が登ってきました、またお鉢巡りにも行かれましたが、皆さん天気はどうだったのでしょうか、気になりました。
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