那須岳 (朝日岳、三本槍岳、茶臼岳)
- GPS
- 05:41
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,102m
- 下り
- 1,083m
コースタイム
天候 | ・快晴 ・気温高く、熱中症注意 ・要日焼け対策 ・全般的には微風〜弱風だが、時と場所により弱風〜強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・最寄りは那須IC。行きは渋滞等なくスムースだったが帰りは渋滞していた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・峠の茶屋-避難小屋:登山者、観光客多数。登山道明瞭。登りの時左側が斜面になっていて、落石などあるかもしれない。 ・避難小屋-朝日岳:1箇所沢筋に残った残雪の上を歩くが時間にして30秒程度。朝日岳の西側は鎖場というか、手すりのようなものが付いているが、これを頼りにはできない。多分抜けると思う。登山道はガラガラで滑りやすい箇所多し。朝日岳山頂はこの日は強風で立っていると煽られるほど。 ・朝日岳-清水平-三本槍岳:朝日岳から一旦下る。清水平には木道があり、盛夏には池塘になるのかもしれない。この区間足場は良いが、ハイマツが高い箇所もある。 ・避難小屋-牛ヶ首-茶臼岳:この区間は登山道というよりも、ほぼ観光客のための遊歩道に近いが、茶臼岳の登りは足場が悪く落石の恐れもあるので要注意。牛ヶ首までの道は平坦で楽できるが、火山ガスが噴気を上げているので、風向きに寄っては注意が必要な時もある。 |
写真
感想
那須は無雪期に二度訪れて、二度とも急風で敗退したが、今日は無事に三本槍岳まで縦走というかピストンすることができた。
早朝5:30頃に峠の茶屋駐車場到着。日の出は4:30頃なので既に日は高く気温も上がっていたが、例によって強風が吹いていた。それでも明らかに南風で生暖かく、寒さは全く感じない。駐車場は空きが目立ったが、正午頃に戻った時は満員御礼で、路駐多数の状態だった。
準備をして出発。登山者は例によってすこぶる多い。今日はいつものハイカットの重登山靴ではなく、ローカットの軽いハイキングシューズで歩く。登山靴をソール張り替えに出してしまったためだ。足下がいつもよりも軽いので登りは軽快で良い。風も強かったが、火照った体を冷やすのにちょうど良く、自分としては良いペースで避難小屋着。ここで小休憩して朝日岳方面に向かう。鎖場のようなところがあった記憶があったが、果たして山陰に入るとそのエリアに入った。春先や晩秋で氷が出てくるとやっかいなエリアだが、今日は要暑さ対策の日なので氷の心配は皆無。但し、滑りやすい箇所が多いので慎重に先へ進む。朝日岳との分岐から朝日岳方面へ行くと徐々に風が強まる。そして山頂は立っているのがやっとなほどに風が吹いていて、写真を一枚撮ったらさっさと元来た道に戻るしかなかった。この先も稜線歩きが多いので強風は勘弁だったが、結局この日風が強くてどうしようもなかったのはこのエリアのみ。残りは暑さを忘れさせるにはちょうど良い程度の風が吹いていた。
朝日岳からは一旦下って清水平に降りる。10年ほど前、やはり6月にここを訪問した際はこの付近でガスに巻かれて全く視界が効かなくなり、危険と判断して撤退した記憶がある。今日はガスのガの字もなく、ただひたすら青い空が見えるのみだった。スキーで一度このエリアに来たことがあったが、有雪期と無雪期では見える物が違うのか、あまり地形に覚えがない場所が多かったが、さすがに三本槍岳の直下付近は見覚えがあった。雪が硬くて満足にターンできなかったことを鮮明に思い出す。
三本槍岳山頂到着時は数名の登山者がめいめい休憩をしたり写真を撮ったりしていたが、その後、20名ほどの賑やかな団体が到着し雰囲気が一変。自分も居心地が良くないのでさっさと退散。帰りは避難小屋までは全く同じ道を戻るのみ。面白味に欠けるので、山斗小屋温泉方面に行くことも考えたが、今日のこの気温で1500m付近まで降りると相当に暑くて熱中症になる恐れもあったため、大人しく元来た道を戻る。避難小屋まで戻ると、朝とは比べものにならない暗いの人が小屋付近に見られた。ロープウェイが動き始めたので、それを利用して来た人が多いのだろう。避難小屋で再度小休止後に平坦道を経て茶臼岳の登に入る。ロープウェイで気軽に上がってこられるためか、サンダルやTシャツ・短パンの軽装も目立つ。ダブルストックの登山靴姿が返って場違いに写るほどだが、茶臼岳の登りは滑りやすく案外手強い。人も多いので、すれ違いで待つことも多い。茶臼山頂付近も避難小屋と同様に人が多くて座って休むところを確保するのも難しいくらい。朝のうち吹いていた風はこの時間にはすっかり止んでいて、日差しが強く、気温が高いので定期的に休憩して水分を取らないと体には良くない。でも観光客のなかには完全に丸腰というか手ぶらで歩いている人もいて、この気温で大丈夫だろうかと他人事ながら心配になってしまう。紫外線も大変に強力だが、多くの人は半袖のみで日焼け止めも使っていないようだった。
茶臼岳から下ってみたび避難小屋着。水だけ飲んで下山開始。下るに連れて暑さをさらに感じるようになる。風もないのでなおさら暑く感じる。11時過ぎになっても登る人が多数見られたが、ロープウェイが動いている時間であれば遅い時間の行動開始も特に問題ないのだろう。
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