那須五岳(茶臼岳・朝日岳・三本槍岳・南月山・黒尾谷岳)


- GPS
- 08:01
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 1,571m
- 下り
- 1,569m
コースタイム
- 山行
- 7:26
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 7:52
天候 | 早朝は快晴。青空の下那須連山の雄大な風景を楽しみました。 そのうちもくもくと下の方から霧が出てきて上空も雲が優勢になりました。 午後からはまた太陽が顔を見せてくれました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
路駐の車が多くカオス状態。 紅葉の季節じゃないのだけどね。 ロープウェイ乗り場の駐車場も満車。 大丸駐車場は空いてました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
南月山~黒尾谷岳は笹薮や崩落箇所があるので慎重に通過した方が良いでしょう。 その他の登山道は問題ありませんが、人の往来が多いので譲り合って歩きましょう。 |
その他周辺情報 | 殺生石 鹿の湯 北温泉 |
写真
感想
那須五岳と呼ばれる茶臼岳・朝日岳・三本槍岳・南月山・黒尾谷岳のうち、黒尾谷岳のみ未踏でした。そこで黒尾谷岳を登るついでに縦走で五岳全てを繋いでみようと計画しました。
実は直前まで中禅寺湖一周と迷っていたのです。レコでクリンソウが見頃とありましたからね。
ここ数年の課題なのですが今年は特に身体が「ヤマモード」になっていない。体力不足は勿論ですが、登山するにあたっての必須スキル“登る力”が圧倒的に不足しているのです。ここにテント泊の重荷が重なったら…💦
月末に計画しているテント泊縦走を行うにあたって、現状で何が足りないのかを確認するためまずは“登る力”を測ることにしました。
たぶん、平らな場所なら2,30kmくらいは歩けると思うのです。なので中禅寺湖一周はたぶん余裕で歩ける。そこに社山や高山をプラスしても良かったのですが、それならがっつり五岳だろうと那須にしました。前置きが長いな。
ということで計画は立てましたが、ここのところ疲れが溜まっており「目が覚めたら行こう」とゆるい縛りにして就寝。
出発予定時間4時に対して目が覚めたのは4時15分💦
………
………
ど、どうする?
心はゆらぎましたが、ダメなら五岳全部じゃなくても良いじゃないかと出発。ノンストップでバイクで風を切りまくり7時半頃に到着しました。
予想通り満車!
車で溢れかえっております。路駐も尋常じゃない状態。バイクで来て良かった~。トイレの脇のスペースにチョコンと停めて登山開始です。
歩き始めは順調。空は晴れていて茶臼岳も朝日岳もその姿を惜しげなく披露してくれた効果もあって峰の茶屋までは汗もかかずに到着。「なんだ結構いけるじゃん」と休憩なしでそのまま茶臼岳へ。
茶臼岳。山頂まで行くのは久々だなぁ。那須へは何度も来るのだけど沼原から南月山や姥ヶ平までとか茶臼岳は眺める対象となって久しい。最後に登ったのは両親と家族を連れて観光で訪れて以来かもしれない。そんな事を思いながら登っていましたが、ここでヤマモードになっていない身体が早速悲鳴をあげる😱
いや、登れるんですよ。動けなくなるとかそういうのとは違うんです。ただ足が重くて上がりにくいのです。汗も吹き出す…💦
一座目しかも観光で登るヤマでこれでは非常にまずいですね。
何とか登り山頂へ。そんなにのんびり出来ないのですが、久々の山頂では朝ごはんを食べることにしました。そうです。起きてからまだ何も胃に入れてなかったのです。足が重いのはこのせいだな😝
下りはロープウェイ乗り場方面に進みました。ちょうどロープウェイが運転開始となったのか、観光客が上がってくるところでした。観光客の中には爺ちゃん婆ちゃんと孫という組み合わせで登っている方も多く、そこに2月で亡くなった父を重ね合わせてしんみり。
トイレに行きたかったらロープウェイ乗り場まで行くつもりでしたが平気だったのでそのまま南月山へ向かいます。
南月山は那須連山の中で私は一番好きな山。山頂の標識とかが壊れていてあまり人気がないのかな?とも思うのですが、ひっそりとしたところで雄大な茶臼岳の眺めを独り占め出来るのも気に入っている理由なのかな。今回も往路は独り占めでした😊
さてここから未踏の黒尾谷岳へ。
て、何処から行くのでしょう?というほどスタートから笹に覆われています。かき分けると踏み跡はあるのですが、本当に進んで良いのだろうか…というレベル。
でも行くしかない。黒尾谷岳が主目的なのですから。
笹薮はスタートしてから暫く続きますがずっとではありません。ただ崩落箇所があったり踏み跡が不明瞭だったりする場所もあり、他の四岳とは登山道の状況が全く異なりますので挑戦する方は少し覚悟が必要と思います。
で、たどり着いた山頂はお約束の眺望なし。もう行くことはないだろうなぁ😝
しかも標高がここだけ低いからその後の登り返しもキツかった。今回はそれもトレーニングの一環で想定内だったから良いのですけどね。黒尾谷岳山頂でもう一本シリアルバーを補給しました。
南月山に戻ったら今度は山頂が騒がしい。団体がお弁当を広げてました。素通りし、少し離れた場所に鎮座するお地蔵様の近くに陣取りました。このお地蔵様に会いに来るのも私は楽しみのひとつ。
さて残りはニ座だけど、登ったことがあるので気が楽です。そんなに大変だった記憶もないし←都合の良い脳
茶臼岳をトラバースし峰の茶屋まで戻ってきました。ここで時間切れor体力切れなら下りるのも選択肢ですが、都合の良い脳が「たしかに疲れてるけどそんなに大変じゃなかったよ」と訴えかけてきたので先に進むことにしました。
剣ヶ峰のトラバース道を通過し、朝日岳へ…💦💦💦
えっ?こんなに登るんだっけ?
なんでこれを楽だと記憶したんだ?脳!
何とか朝日岳肩へ到着。
周囲が霧で覆われ眺望が期待出来ないが山頂を踏むだけのために山頂方面に歩を進める。足が上がらない…。初めて後ろから抜かれました😅
朝日岳山頂は写真だけ撮ってすぐに最後の三本槍岳へ向かいます。ここまで来ると義務となってきます。眺望もないのでトレーニングだと思って黙々と先へ進みます。やはり登りは辛いなぁ…。幸い膝は下りで少し痛みがある程度だったので本番(テント泊)はポールを使用することで着地の衝撃を和らげようと思います。
三本槍岳に何とか到着。途中の清水平に木道が設置されていたりとか記憶(当てにならないが)と異なるところはあったが何となく覚えていた。最後の登りは想定外でしたが😅
三本槍岳山頂では、何とこれまで覆われていた霧が晴れてきました。最後の五岳からの眺望は楽しむことができました。ここで一本補給。結局、山中で消費した食料はシリアルバー三本のみ。
結果、やはり登る力はかなり低下していることがわかったが、20kmものアップダウンする道のりを歩き通せたことは良かったと思います。本番はこれに重荷が加わりますが、これは慣れるしかない。自宅周辺を重荷を背負って歩くなどトレーニングを継続し、ストックを活用するなどで乗り切りたい。
那須は2000mに満たないのに高山気分を味わえるのも魅力のひとつ。荷は軽かったが気分は夏山縦走でした。
夏だな…
今日は眠いので本文のみアップします。
写真へのコメント記載は明日以後時間のある時に追記するかも。
いやぁ〜歩いたし、書きましたねぇ〜😁
那須歩き倒したって感じですか?
もぅ一歩で20kmじゃないですか😁
しかも眠いのに、感想ダケで1,200文字超え😱
歩きもレコもお疲れ様です💦
コレだけ岩と土の世界だと、ちょっとした花が癒しですねぇ〜
まだちゃんと見てませんが、リンドウは咲いてませんでしたか?
お疲れ様でしたぁ🙏
バリバリの筋肉痛ではないですが腰が痛くて亀足になっているおっさんです。
酔った勢いで書いてしまいましたが、読み返してみると中身がないですね😅それでもSになるのは申し訳ないと思います。
リンドウはまだ咲いてなかったかな。正直今回は花を期待していなかったのですが、イワカガミはそこら中に咲いており、ゴヨウツツジもまだ残っていたりとゼイゼイ言いながら癒されておりました。
たまにはこのように体力の限界まで歩くのも良いなと思いました。
花に癒されれば何とか歩き通せる体力が絞り出せることがわかりました。あとはテントを背負ってどこまで耐えられるか‥ですね😅
バイクで行ったんですかー?
そんなに歩いて、帰りは辛かったんじゃないでしょうか?😅
登山にバイクで行く人ってホントにすごいな!って思います😄
ヒメイワカガミが可愛いですね😃
那須の山レコ見ると、行きたくなりますね😃
お疲れさまでした。
はい、バイクですよ〜。駐車場の心配をしなくて良いのは精神的に楽ですよ。
不思議と疲れは気にならないです。ただ私は腰を痛めていて、運転中の腰だけは辛かったです😅
那須は低い標高だけど高山気分が楽しめる山域ですよね。
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