リゾートホテルの敷地の片隅からスタート。
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リゾートホテルの敷地の片隅からスタート。
一角にはたくさんの便器が並んでいた。シュールな光景だ…。
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一角にはたくさんの便器が並んでいた。シュールな光景だ…。
まずは登山口まで林道を歩く。
ツ「私は野鳥観察に出発だっぺ」
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まずは登山口まで林道を歩く。
ツ「私は野鳥観察に出発だっぺ」
林道はよく整備されている。スキー場の整備のためなのだろうが、一般に開放してくれたらなぁ…。
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林道はよく整備されている。スキー場の整備のためなのだろうが、一般に開放してくれたらなぁ…。
林道には途中で何ヵ所か分岐点があるが標識が完備されている。迷うことはないだろう。
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林道には途中で何ヵ所か分岐点があるが標識が完備されている。迷うことはないだろう。
…長い…なぁ。正直飽きてきたぞ(笑
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…長い…なぁ。正直飽きてきたぞ(笑
歩き始めてキッカリ一時間、ようやく登山口に到着した。林道歩き片道4km。帰りの事を考えると若干気が重い。
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歩き始めてキッカリ一時間、ようやく登山口に到着した。林道歩き片道4km。帰りの事を考えると若干気が重い。
さて、登山道に入っていこうか。執拗な「クマ注意」看板に恐怖心を煽られる。ツートンはここで離脱する。
ツ「いってらっさい。」
茶「林道と言えども熊には気をつけるんだぞ」
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さて、登山道に入っていこうか。執拗な「クマ注意」看板に恐怖心を煽られる。ツートンはここで離脱する。
ツ「いってらっさい。」
茶「林道と言えども熊には気をつけるんだぞ」
入山するとすぐに沢沿いの道となる。すぐそばを水流が洗うような場所を通り、木の枝につかまって岩を越える。なかなかワイルドな道だ。
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入山するとすぐに沢沿いの道となる。すぐそばを水流が洗うような場所を通り、木の枝につかまって岩を越える。なかなかワイルドな道だ。
水量多め、岩と岩が微妙な間隔で並んでいる渡渉点。ドボンしそうだなぁと暫し逡巡するが、少々上流に遡ると渡りやすい場所があった。
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水量多め、岩と岩が微妙な間隔で並んでいる渡渉点。ドボンしそうだなぁと暫し逡巡するが、少々上流に遡ると渡りやすい場所があった。
沢を渡ると荒々しさは影を潜め歩きやすい山道となった。山頂までワイルドな道が続くのかと心配したのは杞憂だった。
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沢を渡ると荒々しさは影を潜め歩きやすい山道となった。山頂までワイルドな道が続くのかと心配したのは杞憂だった。
淡々と高度を上げていくと、間もなく視界が広がってくる。進行方向右手に見えてくる山が目指している余市岳のはずだ。
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淡々と高度を上げていくと、間もなく視界が広がってくる。進行方向右手に見えてくる山が目指している余市岳のはずだ。
登山道周辺の木々の背丈が低くなってきた。頭上が明るい。
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登山道周辺の木々の背丈が低くなってきた。頭上が明るい。
お、抜けた!
森林限界を突破した…ということでいいだろうか。標高は1000mを少し越えたくらい。さすが北海道。本州とは標高の感覚が違う。
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お、抜けた!
森林限界を突破した…ということでいいだろうか。標高は1000mを少し越えたくらい。さすが北海道。本州とは標高の感覚が違う。
一面の笹原の中を突っ切って行くと、間もなく分岐点が現れる。左に進めばキロロリゾートのゴンドラ山頂駅に向かう。余市岳山頂は右だ。
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一面の笹原の中を突っ切って行くと、間もなく分岐点が現れる。左に進めばキロロリゾートのゴンドラ山頂駅に向かう。余市岳山頂は右だ。
分岐を過ぎると間もなく目の前に余市岳が見えてくる。端正な形をした山だ。山肌にうねうねと刻まれた登山道が見えるな。これからあそこを歩いていくんだと思うとワクワクするではないか。
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分岐を過ぎると間もなく目の前に余市岳が見えてくる。端正な形をした山だ。山肌にうねうねと刻まれた登山道が見えるな。これからあそこを歩いていくんだと思うとワクワクするではないか。
一旦鞍部に下り、余市岳を仰ぎ見る。
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一旦鞍部に下り、余市岳を仰ぎ見る。
うねうね…。
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うねうね…。
もう少しで山頂か?というあたりまで登り詰めてきた。ところが登山道は再び灌木帯の中に潜り込んでいく。近くから見ると体毛が濃い山のようだな。
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もう少しで山頂か?というあたりまで登り詰めてきた。ところが登山道は再び灌木帯の中に潜り込んでいく。近くから見ると体毛が濃い山のようだな。
山頂直下だというのに沢底のような岩ガラの道になった。時に大量の水が出るらしく地面が大きくえぐれている。
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山頂直下だというのに沢底のような岩ガラの道になった。時に大量の水が出るらしく地面が大きくえぐれている。
とはいえ、そんな区間も長くは続かず、やがて道は緩やかなハイマツ帯の小道となった。
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とはいえ、そんな区間も長くは続かず、やがて道は緩やかなハイマツ帯の小道となった。
ハイマツの垣根が途絶えると広い空間が広がる。やった山頂だ!
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ハイマツの垣根が途絶えると広い空間が広がる。やった山頂だ!
…と思ったら、ここにあったのは遭難碑だった。紛らわしいなぁ。奥に見えるのが本当の山頂だ。
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…と思ったら、ここにあったのは遭難碑だった。紛らわしいなぁ。奥に見えるのが本当の山頂だ。
遭難碑から山頂まではほとんど起伏のないハイマツ帯をゆく。
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遭難碑から山頂まではほとんど起伏のないハイマツ帯をゆく。
およそ3時間半を費やし、余市岳の山頂に到着。久々にガッツリ歩いたぜ。
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およそ3時間半を費やし、余市岳の山頂に到着。久々にガッツリ歩いたぜ。
三角点タッチ!
余談だが余市岳は札幌市の最高峰とのこと。札幌市の最高峰と言われてもピンとこないな。
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三角点タッチ!
余談だが余市岳は札幌市の最高峰とのこと。札幌市の最高峰と言われてもピンとこないな。
山頂からは360°全方位の眺望が得られる。これは余市の海だろうか。少し右に視線をずらせば小樽の町も見えるはずだ。
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山頂からは360°全方位の眺望が得られる。これは余市の海だろうか。少し右に視線をずらせば小樽の町も見えるはずだ。
羊蹄山やニセコの山々も見えるはずだが、残念ながら雲に覆われていて裾野がちらりと見えているだけだった。
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羊蹄山やニセコの山々も見えるはずだが、残念ながら雲に覆われていて裾野がちらりと見えているだけだった。
面白い形の山が見える。…が、土地勘が無いので山の名前は分からず。登路はあるのだろうか。
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面白い形の山が見える。…が、土地勘が無いので山の名前は分からず。登路はあるのだろうか。
山頂広場はこぢんまりとした広場になっている。ここでコーヒーをいれて小休止。静岡から来たという単独の男性とお話をさせていただいた。楽しいひと時だった。
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山頂広場はこぢんまりとした広場になっている。ここでコーヒーをいれて小休止。静岡から来たという単独の男性とお話をさせていただいた。楽しいひと時だった。
さて、名残惜しいが帰ろうか。きっとツートンが待ちくたびれていることだろう。下山は往路を忠実に戻る。
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さて、名残惜しいが帰ろうか。きっとツートンが待ちくたびれていることだろう。下山は往路を忠実に戻る。
静岡の男性は同じ道を帰るのはつまらないので、ゴンドラ駅まで行ってゲレンデを使って下山しようかなぁと言っていたが、結局どうしただろうか。
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静岡の男性は同じ道を帰るのはつまらないので、ゴンドラ駅まで行ってゲレンデを使って下山しようかなぁと言っていたが、結局どうしただろうか。
ゴンドラが使えれば楽だったんだけどねぇ。
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ゴンドラが使えれば楽だったんだけどねぇ。
最後に余市岳の勇姿を目に焼き付け、樹林帯に沈む。あとは淡々ともと来た道を戻るだけだ。
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最後に余市岳の勇姿を目に焼き付け、樹林帯に沈む。あとは淡々ともと来た道を戻るだけだ。
登山口まで戻ってきた。ツートンの姿はない。先に帰ったかな?
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登山口まで戻ってきた。ツートンの姿はない。先に帰ったかな?
長い林道歩きに疲れた頃、ようやくキロロリゾートの施設群が見えてきた。ここまでくれば下界まではあと少し。
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長い林道歩きに疲れた頃、ようやくキロロリゾートの施設群が見えてきた。ここまでくれば下界まではあと少し。
無事下山! お疲れさまでした。
なんかだらしなくドアを全開にした車が止まっているなぁ…と思ったら自分の車だった。そして中ではツートンが蒸し鳥になっていたのだった…。
ツ「暑くて死にそうだったっぺ!」
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無事下山! お疲れさまでした。
なんかだらしなくドアを全開にした車が止まっているなぁ…と思ったら自分の車だった。そして中ではツートンが蒸し鳥になっていたのだった…。
ツ「暑くて死にそうだったっぺ!」
ツ「本日の鳥果!
キビタキとか色々見たけど写真は撮れなかった〜」
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ツ「本日の鳥果!
キビタキとか色々見たけど写真は撮れなかった〜」
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