奥美濃・大谷川支流ミヤマ谷〜赤石谷
- GPS
- 10:50
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,296m
- 下り
- 1,302m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
2014/06時点、堰堤資材搬送道路工事でゲートがありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
揖斐川支流 坂内川支流 大谷川支流 ミヤマ谷 下降は赤石谷 アプローチの林道は半藪化だが足元は明瞭。 毛虫が大発生してたので、暑くても肌を露出させてはいけない(薄着&首筋露出していたので大変な目にあった…) ミヤマ谷:小〜中規模の滝群が連続し、ほとんどが突破可能だが高さのあるものはロープを出したい。 赤石谷:下流部以外は極端に水が少ない。その下流部は藪っぽい。 クライムダウンできない滝(というか岩場)が多く巻き降りに時間がかかる。 最後の本流との出合に連瀑があり50mロープなら懸垂1回で下りられた。 |
写真
感想
以前、静岡県の南アルプス深南部にある蕎麦粒山(そばつぶやま)行こうと計画したことがあった。
その時に同漢字の山として奥美濃の蕎麦粒山(そむぎやま)のことを知り、その特徴的な名前がとても印象に残っていた。(「粒」の漢字の存在が…)
「奥美濃の槍」という異名を持ち、眺める角度によっては端正な山容が目立つらしいのですが、周辺山域に詳しくないこともあってか これまで一度も同定することができなかった奥美濃の一山に今回は沢から登る事となった。
(前置き)
今回のルートのミヤマ谷はネットでもソコソコ記録が見られる奥美濃にしてはメジャーな沢のようで、遡行してみた感想としても「険悪なところもなく美渓な沢で確かに遡行価値が高い」と実感。
林道のアプローチが若干長くはあるが、出合から詰めに至るまでは程よい緊張感の連瀑が続くので飽きが来ないのが良い点に感じる。
山頂からの展望も360度 山に囲まれ まさに「奥」美濃に来たことを実感できるのはアプローチがあまり良くない山に来た時の特権、これで周辺の山々を同定することができたらもういうことは何もありません。(残念ながらほとんど同定出来なかった…)
下山の赤石谷は奥美濃の槍の屋台骨を支える岩盤が露出した谷で、ガレによる伏流もあってか水量が少ない。
遡下降ともにあまり面白くはないと思うが、本流に出てから5Mも登れば林道と合流、遊び疲れた体には優しい一登りでした。
「蕎麦粒山」は初めてトライする山だ。
前々から名前が気になっていたのだが今日沢から挑戦することになった。
下山後BOSSの説明では「奧美濃の槍ヶ岳」と言われているとのことだった。
なるほど蕎麦の実は三角錐みたいにとんがっている。
ワクワクしながら出合から取り付いた。
期待した以上に素晴らしい滝が次々と現れ、その度に私は歓声を上げずにいられなかった。(笑)
難度のある滝はYOTTYさんがリードしてくれ後続は助かった。
変化のある滝を攻略していくのは楽しいものである。
頂上を極めて下りの「赤石谷」下降だ。
さすが地形図通り急峻な谷だ。
次から次へと滝が出てくる。ここでもYOTTYさんが大活躍。
滝の右、左と降りれそうなルンゼを探してくれた。
とっても山を初めて3年目とは信じられない。将来が楽しみである。
最後にメンバーの安全に神経を配っていただいたBOSS、
そして楽しく登られて貰ったはうぞうさんに感謝。
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