電車とバスで行く日帰り富士登山2022 もう一度行きたい大砂走り 再び試練の御殿場口
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- GPS
- 08:36
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 2,354m
- 下り
- 2,349m
コースタイム
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 8:35
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
GWに登頂できず敗退した奥穂高岳に行こうと計画していたのですが、
登頂予定日の天気予報が悪く、終日雨で稜線では風が強まるって事だったのでキャンセル・・・
去年もお盆休みに奥穂高岳を計画していたんだけどやっぱり天気が悪くて断念したんだよなー。
どうも奥穂高岳は遠い頂きになってきましたね、
まあ、来年も懲りずに計画するとしますかね。
さて、北アルプスの山行をキャンセルしたので、
14日〜16日の予定が空いたので何処か日帰りの山に行こうと考えたんたけど、
暑いから富士山しか候補が無いです。
去年は御殿場口と須走口から登ったので、
今年は吉田口と富士宮口かなーって漠然と考えていたんだけど、
去年御殿場口から登った時に大砂走りを降ったのが忘れられなくて・・・
何しろ一時間ちょいで標高差1,500mを駆け下りたインパクトは強烈でした。
あれをもう一回楽しみたいなーって思ったのでまた御殿場口に(笑)
去年、帰ってきた直後には最初で最後だと思っていたんだけどな。
そんなこんなでやってきました御殿場口新五合目、
パラソルの下でテーブルに木の札を並べていたので、
今年から保全協力金の缶バッジが吉田口みたいに木の札になったのかと思ったら、
そうじゃなくてアンケート協力の呼びかけでした。
「私は早朝から居るけど保全協力金徴収員の方は今日はいませんね、
お休みなんですかね?」なんておっしゃっていました。
お手洗い済ませてアンケートに協力して、行動開始します。
御殿場線の乗っていた時に雨が少し降っていたのですが止んだみたい、
しっとり濡れた登山道を登っていきます。
去年登った時は快晴だったので、一歩登るたびに滑って沈む砂礫に難儀しましたが、
今年は雨上がりでしっとり濡れているから砂礫が締まって登りやすいんじゃないか?
なんて思っていたんだけど全然そんな事は無く、
地味に体力を削る登山道は健在でした。
それに加えて今年は向かい風がやや強めに吹いていて、
涼しいんだけど進むのには少し抵抗を感じるのでした。
そんな中、去年とあまり変わらないタイムで進んでいきますが、
六合目を過ぎた辺りから眠気が襲ってきました。
山に行く日は早起きなので4〜5時間しか寝ていないのですがこれはいつもの事、
トレッキングポールに寄りかかって目を瞑っているとそのまま寝てしまいそうです。
眠気に耐えながら登るのですが、頭がぼーっとしてペースが一向に上がらない、
標高が上がるにつれて向かい風も強くなってきたので、
その影響も少しあって結局、御殿場口頂上に着いたのが13時55分でした。
う〜ん、これは去年よりも20分くらい遅いな。
去年、お鉢巡りを諦めて下山したら実はまだ余裕が有って1時間以上バスを待ったので、
今年は御鉢巡りまで行きたいなと目論んでいたんだけど、
これはちょっと時間がギリギリだね。
そんな訳で今年もお鉢は諦めて剣ヶ峰までのピストンのみ、
まあお鉢巡りは先週も歩いたからいいでしょう。
そして下山開始、この頃には眠気もすっかり覚めて順調に下ります。
七合五勺砂走館さんまで降りた所で足拵えします、
大砂走りで砂礫が靴の中に入らないように、
パンツの裾とシューズを布テープでぐるぐる巻いて固定します。
格好悪いけど、これやらないと砂礫が入って快適に走れないんです。
まあ、一般的にはレインスパッツを着ける人が多いんですが、
レインスパッツ着けて須走口の砂走りを降りた時に、
靴底を通すゴム製ストラップが一発でボロボロになった事が有って、
まあ砂礫でヤスリ掛けしているようなものですからそうなるんでしょうね。
それからは砂走りや大砂走りではレインスパッツはつけない事にしています。
格好はいいけど、一回でストラップ交換になっちゃうからね。
なのでここ数年は布テープでぐるぐる巻きが基本になってます。
そしていよいよ楽しみにしていた大砂走り、
馬の背へ向かう分岐を過ぎたら徐々に走れるようになってきます。
最初のうちは砂礫も浅いし岩が紛れているのであまりスピード出せませんが、
しばらく走ると砂礫も深くなり、岩もほとんど無くなるので存分に走れます。
本気で走ると止まれないのでそこは加減しますが、それでも超楽しい!
一般の登山者が標高差1,500mを1時間で駆け降りるのは他ではできない体験です。
快調に走れる楽しい部分はそれこそあっという間に終わり、
後は大石茶屋まで緩い傾斜の小走り区間、
消化試合な感じだけどここも走らないとバスに間に合わないので走りますよ。
駆け降りたら雲の中で、涼しい中を駆け降りる事ができました、あー楽しかった。
そして走り終わったら大石茶屋さんに到着、
ここまで来たら新五合目は5分くらいなので一安心ですね。
新五合目に着いたら保全協力金の徴収をしていたのでお支払いしました、
この時間からも登る人がいて、そんなところも富士山らしいと言えばそうなのかも。
ここから備忘録
クロージングはいつも通り
長袖ハーフジップシャツにトレッキングパンツ
ヘッドウェアはハットです。
飲み物は麦茶のペットボトル680mlと緑茶600mlを持参、
雲が多くて風も吹いたのでそんなに暑さを感じなかったから、
登りで麦茶を全部飲んで、緑茶は半分くらいしか飲まなかった。
眠気のせいかペースが上がらず、去年と同じ行程なのに20分以上遅かった。
50になったんだから衰えもするか。
沢山歩いて老化に立ち向かう事にしよう(笑)
先週の吉田ルート山頂付近で右手の中指と薬指にしびれを感じたのが今日も再現、
先週は少し雨に濡れて冷えたからだと思ったんだけど、
再現するとまた話は違ってくるなぁ。
少し熱っぽい感じもしたけど高度障害なのか?
まあ今のところ実害はないんだけど。
前日に深酒するなって事かなww
それにしてもほんと富士山日帰りが余裕でこなせるってうらやましい。
たまたまなのですが同じ日にパスポートのいらないマッターホルンに登っていましたw
標高が2000m以下だったのでそこそこ暑かったです(爆)
マッターホルンって事は上越の大源太山かな?
異名の通りとんがった格好いい山ですね。
この時期で2,000m以下の山は暑さが堪えますよねー。
富士山日帰りは普通に歩けるようにはなりましたが、
これからは落ちていく体力に抗いながら楽しんでいこうとw
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