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Yamareco

記録ID: 4590682
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

箕ノ裏ヶ岳〜瓢箪崩山 蜘蛛の巣に辟易

2022年08月15日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:24
距離
10.8km
登り
873m
下り
890m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:51
休憩
0:34
合計
5:25
7:42
49
スタート地点
8:31
8:32
35
9:07
9:15
141
11:36
11:41
10
11:51
12:10
42
12:52
12:53
14
13:07
ゴール地点
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
京都バス 岩倉村松バス停下車 四条河原町から均一料金230円です
京都バス 岩倉花園町バス停乗車 叡山電鉄岩倉駅もそれほど離れてはいません
コース状況/
危険箇所等
●箕ノ裏ヶ岳
破線ルートの入り口は明瞭である。破線ルートは谷筋にあるために虫が多く、西隣の尾根を進んでいます。尾根には簡単に乗ることが出来ます。踏み跡らしきものはまったくありませんが、適当な所を進んでいけます。案内表示等はまったくありませんが、迷うことはないでしょう。山頂近くでメインルートに合流してからは、坂原峠まで問題ありません。山頂から下山するときに、山頂近くが若干急ですが、ロープが設置されています。

●坂原峠〜瓢箪崩山〜岩倉花園町
坂原峠からお墓の中を抜けていますが、お墓の横に舗装路もあります。何となく踏み跡のある急登を登り尾根に乗ると、瓢箪崩山は右手ですが、左手に三角点があります。三角点までは若干荒れていますが問題ありません。分岐点を含めて要所には案内板や標識があり迷うことはないでしょう。ルートは明瞭ですが、小刻みなアップダウンが繰り返します。寒風峠から瓢箪崩山への取り付きが荒れているように見えますが、ルートが設定されています。瓢箪崩山から岩倉花園町まではまったく問題ありません。
その他周辺情報 岩倉村松バス停付近、坂原峠には自動販売機、トイレはありません。
岩倉花園町バス停付近には自動販売機があります
(kumakumo)いまから登る箕ノ裏ヶ岳
2022年08月15日 07:46撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
5
8/15 7:46
(kumakumo)いまから登る箕ノ裏ヶ岳
(kumakumo)左側から上がる(右側から上がっても同じだが作業場のように見えたので)
2022年08月15日 07:51撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 7:51
(kumakumo)左側から上がる(右側から上がっても同じだが作業場のように見えたので)
(kumakumo)この橋渡る
2022年08月15日 07:53撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 7:53
(kumakumo)この橋渡る
繁見坂から林道を経由するメジャーなルートと合流
2022年08月15日 08:24撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
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8/15 8:24
繁見坂から林道を経由するメジャーなルートと合流
(kumakumo)箕ノ裏ヶ岳山頂 433m 「岳」でもなく「嶽」でもなく「獄」か!
2022年08月15日 08:32撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 8:32
(kumakumo)箕ノ裏ヶ岳山頂 433m 「岳」でもなく「嶽」でもなく「獄」か!
(kumakumo)三等三角点「藤ケ森」
2022年08月15日 08:33撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
4
8/15 8:33
(kumakumo)三等三角点「藤ケ森」
簑裏ヶ岳からの下りは少し急だがロープがあります
2022年08月15日 08:36撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
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8/15 8:36
簑裏ヶ岳からの下りは少し急だがロープがあります
左右どちらにも誘導テープが。左に行くが、右からのルートと少し先で合流。右に行くと、岩倉村松のバス停に戻ることも可能
2022年08月15日 08:45撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
1
8/15 8:45
左右どちらにも誘導テープが。左に行くが、右からのルートと少し先で合流。右に行くと、岩倉村松のバス停に戻ることも可能
(kumakumo)赤テープは倒木の向こう。試練
2022年08月15日 08:46撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 8:46
(kumakumo)赤テープは倒木の向こう。試練
(kumakumo)枝トンネル
2022年08月15日 08:53撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 8:53
(kumakumo)枝トンネル
(kumakumo)ポーズを決める木の精(妄想)
2022年08月15日 08:54撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 8:54
(kumakumo)ポーズを決める木の精(妄想)
(kumakumo)クサギの花
2022年08月15日 08:55撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 8:55
(kumakumo)クサギの花
(kumakumo)歩幅調整区間(勝手に命名)
2022年08月15日 08:58撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 8:58
(kumakumo)歩幅調整区間(勝手に命名)
(kumakumo)不法投棄かと思ったら……売店の残骸?
2022年08月15日 09:02撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 9:02
(kumakumo)不法投棄かと思ったら……売店の残骸?
坂原峠。静原、岩倉村松へ抜けることも可能
2022年08月15日 09:09撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 9:09
坂原峠。静原、岩倉村松へ抜けることも可能
(kumakumo)東屋でお地蔵さんたちが休憩中?
2022年08月15日 09:09撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 9:09
(kumakumo)東屋でお地蔵さんたちが休憩中?
ここから下りてきた
2022年08月15日 09:09撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 9:09
ここから下りてきた
箕ノ裏ヶ岳
2022年08月15日 09:13撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 9:13
箕ノ裏ヶ岳
岩倉方面の展望
2022年08月15日 09:13撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 9:13
岩倉方面の展望
お墓の中を抜けてきたが、左手の舗装路を通ってここまで来ることもできた
(kumakumo)この土手を上がって右手へ
2022年08月15日 09:15撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 9:15
お墓の中を抜けてきたが、左手の舗装路を通ってここまで来ることもできた
(kumakumo)この土手を上がって右手へ
(kumakumo)左側は墓地の脇を上がってくる道
2022年08月15日 09:15撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 9:15
(kumakumo)左側は墓地の脇を上がってくる道
急登を登り切って尾根に乗ったところに案内表示。瓢箪崩山は右だが、三角点に寄るために左に進みます
2022年08月15日 09:23撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
1
8/15 9:23
急登を登り切って尾根に乗ったところに案内表示。瓢箪崩山は右だが、三角点に寄るために左に進みます
(kumakumo)大切にされている四等三角点「五郎谷」
2022年08月15日 09:34撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 9:34
(kumakumo)大切にされている四等三角点「五郎谷」
(kumakumo)戻ってきた。看板に立てかけてあるのは蜘蛛の巣よけの枝。しなやかで軽くて便利だったが、あとでうっかり失くす運命
2022年08月15日 09:52撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 9:52
(kumakumo)戻ってきた。看板に立てかけてあるのは蜘蛛の巣よけの枝。しなやかで軽くて便利だったが、あとでうっかり失くす運命
(kumakumo)ピーク378m
2022年08月15日 09:55撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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(kumakumo)ピーク378m
案内表示には、坂原峠ではなく静原の墓とある。その方が解りやすい
(kumakumo)向こうから来た
2022年08月15日 10:08撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 10:08
案内表示には、坂原峠ではなく静原の墓とある。その方が解りやすい
(kumakumo)向こうから来た
名のない峠。静原、岩倉長谷町へ抜けることも可能
2022年08月15日 10:13撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 10:13
名のない峠。静原、岩倉長谷町へ抜けることも可能
(kumakumo)まん丸イノシシと出会った斜面
2022年08月15日 10:22撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 10:22
(kumakumo)まん丸イノシシと出会った斜面
置いてある案内表示の向きがおかしいのではないだろうか
2022年08月15日 10:44撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 10:44
置いてある案内表示の向きがおかしいのではないだろうか
直進してしまいましたが、右手の降りて行く方向が正しいルート
2022年08月15日 10:44撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 10:44
直進してしまいましたが、右手の降りて行く方向が正しいルート
(kumakumo)ポップコーンきのこ(勝手に命名)
2022年08月15日 10:52撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 10:52
(kumakumo)ポップコーンきのこ(勝手に命名)
(kumakumo)北側の山々。金比羅山?
2022年08月15日 10:54撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 10:54
(kumakumo)北側の山々。金比羅山?
(kumakumo)南側(瓢箪崩山?)は見えにくい
2022年08月15日 10:54撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 10:54
(kumakumo)南側(瓢箪崩山?)は見えにくい
江文峠と瓢箪崩山を結ぶルートに合流
2022年08月15日 10:57撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 10:57
江文峠と瓢箪崩山を結ぶルートに合流
(kumakumo)瓢箪崩山への道
2022年08月15日 10:57撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 10:57
(kumakumo)瓢箪崩山への道
(kumakumo)マルーンの輝き、コガネ虫
2022年08月15日 10:58撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 10:58
(kumakumo)マルーンの輝き、コガネ虫
直角に右に折れ曲がっているところ。案内表示もあり
(kumakumo)面舵いっぱ〜い
2022年08月15日 11:14撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 11:14
直角に右に折れ曲がっているところ。案内表示もあり
(kumakumo)面舵いっぱ〜い
(kumakumo)右折してからの光景
2022年08月15日 11:14撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 11:14
(kumakumo)右折してからの光景
(kumakumo)吸い込まれていく
2022年08月15日 11:17撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 11:17
(kumakumo)吸い込まれていく
ここを下りていくと大原へ
2022年08月15日 11:26撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
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8/15 11:26
ここを下りていくと大原へ
瓢箪崩山が木々の間から覗いている
2022年08月15日 11:33撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 11:33
瓢箪崩山が木々の間から覗いている
(kumakumo)寒谷峠
2022年08月15日 11:37撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 11:37
(kumakumo)寒谷峠
前回、瓢箪崩山を訪れたときには、ここからパン屋「ブリュージュ洛北」を目指して下りていった
2022年08月15日 11:38撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 11:38
前回、瓢箪崩山を訪れたときには、ここからパン屋「ブリュージュ洛北」を目指して下りていった
(kumakumo)ちょっとした岩場上り
2022年08月15日 11:38撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 11:38
(kumakumo)ちょっとした岩場上り
(kumakumo)もうひと息
2022年08月15日 11:44撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 11:44
(kumakumo)もうひと息
(kumakumo)右向くふくろう岩(勝手に命名)
2022年08月15日 11:50撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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(kumakumo)右向くふくろう岩(勝手に命名)
(kumakumo)瓢箪崩山山頂 532m
2022年08月15日 11:51撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 11:51
(kumakumo)瓢箪崩山山頂 532m
(kumakumo)三等三角点「大谷」
2022年08月15日 11:51撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 11:51
(kumakumo)三等三角点「大谷」
(kumakumo)雲行き不安な岩倉方面の空
2022年08月15日 11:51撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 11:51
(kumakumo)雲行き不安な岩倉方面の空
(kumakumo)比叡山
2022年08月15日 11:52撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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(kumakumo)比叡山
箕ノ裏ヶ岳はこの右手のはずだが、木々に阻まれて見えません
2022年08月15日 11:52撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 11:52
箕ノ裏ヶ岳はこの右手のはずだが、木々に阻まれて見えません
八瀬の集落
(kumakumo)高野川にかかる橋が見える
2022年08月15日 11:53撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 11:53
八瀬の集落
(kumakumo)高野川にかかる橋が見える
岩倉
(kumakumo)岩倉村松団地と岩倉長谷団地がよく見える
2022年08月15日 12:10撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
3
8/15 12:10
岩倉
(kumakumo)岩倉村松団地と岩倉長谷団地がよく見える
(kumakumo)歩きやすい道
2022年08月15日 12:17撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 12:17
(kumakumo)歩きやすい道
花園町への分岐を右手に。直進すると三宅八幡宮や八瀬に
2022年08月15日 12:23撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
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8/15 12:23
花園町への分岐を右手に。直進すると三宅八幡宮や八瀬に
(kumakumo)集団きのこ
2022年08月15日 12:25撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 12:25
(kumakumo)集団きのこ
(kumakumo)ちょっと散らかってる道
2022年08月15日 12:36撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 12:36
(kumakumo)ちょっと散らかってる道
(kumakumo)泰山木きのこ(勝手に命名)
2022年08月15日 12:39撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
3
8/15 12:39
(kumakumo)泰山木きのこ(勝手に命名)
つづら折れで急激に高度を下げて林道に合流
2022年08月15日 12:53撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
1
8/15 12:53
つづら折れで急激に高度を下げて林道に合流
(kumakumo)右から左へ下りて来た斜面を見上げる
2022年08月15日 12:55撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
1
8/15 12:55
(kumakumo)右から左へ下りて来た斜面を見上げる
(kumakumo)振り返って登山口 
2022年08月15日 12:55撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
3
8/15 12:55
(kumakumo)振り返って登山口 
(kumakumo)花園町バス停。「右 鎮宅妙見道 是ヨリ三丁」の石標
2022年08月15日 13:09撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 13:09
(kumakumo)花園町バス停。「右 鎮宅妙見道 是ヨリ三丁」の石標
(kumakumo)新京極花遊小路「タイ料理 チャンノイ」のグリーンカレー
2022年08月15日 14:35撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 14:35
(kumakumo)新京極花遊小路「タイ料理 チャンノイ」のグリーンカレー
(kumakumo)クイテアオ・ナーム(あっさりスープの中太米麺豚角煮のせ)
2022年08月15日 14:36撮影 by  Canon IXY 200 , Canon
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8/15 14:36
(kumakumo)クイテアオ・ナーム(あっさりスープの中太米麺豚角煮のせ)

装備

個人装備
Tシャツ 靴下 グローブ 日よけ帽子 サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

 あまりにも暑いので、いざとなればエスケープルートの多くある岩倉の箕ノ裏ヶ岳へ。坂原峠で、静原を経由して鞍馬か、瓢箪崩山を回るかを判断することにして出発しました。

 四条河原町からは、京都バスでお得な230円で行ける岩倉村松までいき、箕ノ裏ヶ岳には南側からのルートにしました。距離は短いが急斜面の直登なため、かなりバテバテに。

 坂原峠から瓢箪崩山を目指すことにしたものの、三角点に寄り道したり、地味に繰り返すアップダウンにさらにバテバテ。それでも、瓢箪崩山から比叡山を眺めながら、前日に地元桂のパン屋「on egin(オネギン)」で買ったパンをほおばりなんとか回復。瓢箪崩山からは下りは快適で、無事に山行き終了しました。

箕裏ヶ岳から坂原峠に向かう途中、ほのかな芳香が漂ってきた。
なんだろう? 春に天王山で見たミツマタを彷彿とさせるが、少し
違う気もする。周囲は木々が多くの葉を茂らせているばかり。木の
蜜や葉の香りとも思えない。視線を変えると、離れた一所にクサギ
の花の群生が目に付いた。その葉は強い異臭を放つと聞いていたが、
花の香りはまんざらでもない。

夏の山。虫・山蛭の忌避剤と「オニヤンマ」くん。虫対策はバッチ
リだ。いっぽうで今回は蜘蛛の巣に辟易した。注意深く避けながら
歩いていても、避けたすぐ横すぐ先に蜘蛛の巣はある。上りでは目
元に下りでは口元に張り付く夏の蜘蛛の巣。
これまで、せっかくの巣をむやみやたらに壊してはかわいそうだと
思い、棒を振り回して除けるのは遠慮してきた。しかしながら過失
とはいえ、体当たりというか顔当たりで蜘蛛の巣を全面的に破壊し
ては、蜘蛛にとってもその方が被害が大きい。そこで四等三角点
「五郎谷」で休憩の際に見つけた手頃な木の枝を、お供にした。

これがなかなか優秀な枝で、丈夫でしなやか。長さも程よく、道々
の樹木や地面に触れて歩くこともできる。すっかり気に入ったので、
枝に「ぱんだ坊(パンダ棒)」と名付け、大切に振り回しながら歩い
た。 ※ sayup18は自分の枝に「ワンダ棒」と名付けた(--;)。
すると、目の前の斜面を横切ったものがある。後ろ姿がまん丸だ。
きっと若手の猪だろう。京都の山で野生の猪を見たのは初めて。

寒谷峠にさしかかる頃、「ぱんだ坊」の蜘蛛の巣払い力が落ちてき
た。払っても払っても髪の毛ぐらいの太くて強い蜘蛛の糸が顔面に
かかる。
そのうちリュックの両脇に差していたペットボトルが空になり、温
存しておいた満タンのボトルと取り替えた。数歩歩いたとき、ぱん
だ坊がいないことに気づく。少し戻って交換作業をしていた辺りを
探してみたが、さっぱり見当たらない。自分の山に帰ったか。
瓢箪崩山まで一緒に行けなかったのは残念だが、元は木の枝。きっ
とテリトリーがあるのだろう。

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