恵那山〜地味ぃ~な百名山は眺め最高だった
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- GPS
- 06:32
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,119m
- 下り
- 1,125m
コースタイム
5:26 恵那山広河原ルート登山口
6:40 5/10標識
8:14 恵那山一等三角点
8:23-9:00 恵那山頂避難小屋
9:10 恵那山一等三角点
10:15 5/10標識
11:10 恵那山広河原ルート登山口
11:35 林道ゲート
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
コンビニは飯田山本ICから昼神温泉にかけて3軒ありました。園原ICからだと、店など何もないということです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは、林道ゲートにあります。危険箇所など特にありません。道もわかりやすかったです。トイレは林道ゲートと山頂避難小屋にあります。 |
写真
感想
記憶にないんです。この山、ずいぶん昔に登っているのに…。どんなところだったか…。それほど地味ぃ~な山だったということなのでしょうか。以前は黒井沢というところから登ったと記憶しています。覚えているのはそれだけ。これでは「冥土のみやげ」にはならない、ということで、新たな記憶を作るべく、中央道を飯田へ向かって出発。
今月中に登らないと、高速の料金の休日割引が3割になってしまう。そんなケチな考えも少なからずあります。
前日夜に駐車場に入り、テントを張って寝ました。寒くはなかったですが、あまり眠れませんでした。4時ごろおきて、片付けたりコーヒーを入れたりして、5時ごろ出発しました。だれもいません。だれも来ません。地味ぃ~な百名山。やっぱり、平日。だれも登る人はいないのでしょうか。(このあと、予想が大ハズレということになります)
林道を登っていきます。沢沿いを行きます。30分も登るとトンネルを抜けて広河原の登山口です。河原に下りて、橋を渡って、急な坂に取り付きます。木などに大体どれくらい登ったかがわかるように、頂上までを10等分した案内が張ってあります。最初の1/10まではかなり急なジグザグ道で、その先は少し緩やかになります。ずっと樹林の中です。途中、ギンリョウ草などが見られました。3/10くらいから、少し緩やかな笹原の道になります。向かいの山から日が昇っていきます。今日も暑くなりそうです。道は尾根を登っていくようになり、少し開けたなと思ったら、左手の眺めが開けます。南アルプスが屏風のように広がります。逆光なのでシルエットだけが浮かびます。ちょうど、5/10。
この先は、眺めが広がったり、樹林に入ったりと変化のある登りです。中央アルプスも見えてきました。さらに登っていくと、御嶽山、乗鞍岳、そしてなんと穂高岳も見えてきました。しかし、この登りは山頂がまったく見えません。その先はまた樹林の中。8/10あたり、イワカガミが咲いています。またまた急坂になりました。そして頂上の一部に登り付きます。しかし、まだまだ登りは続きます。樹林の中、意外とかったるい登りです。
バイカオウレンが咲いているところを過ぎると、視界が開け、山頂の三角点です。駐車場から3時間少々です。三角点の横にあるやぐらに登ってもあまり眺めが開けません。神社の祠を過ぎて、しばらく行くと、開けたところに出ます。時折樹林の間から眺めが開けます。雪も少し残っていました。少し下りになると、避難小屋とトイレ。さらに進むと右に踏み跡があるので、たどっていくと、小屋の裏の岩の上に出ました。ここの眺めがすばらしい。中央アルプスが近く、南アルプスは横一列に全部見えます。御岳と乗鞍。
虫がとにかく多いので、小屋に入って昼食。これまで誰も会いませんでしたが、神坂峠から来たという人が来ました。神坂峠からは意外に近いのかな。頂上まで戻ると、結構人がいました。それにしても虫が笑っちゃうくらい多い。人の顔の周りは、コバエが人工衛星状態にぐるぐる回っています。それがだんだん近づいてくる!
9時10分下山開始。下っていくと、さらに何人か登ってきます。8/10の下で、眺めが広がります。光線の加減か、南アルプスなどさっきよりはっきり見えます。7/10のところでソロの山ガールが休憩しています。平日にこんな地味ぃ~な山登ってくるなんて。少し言葉を交わして下っていきます。まだまだ登ってくる人がいます。平日なのに。さすが百名山です。5/10までは山々を眺めながらの下り、その先は眺めがない下りです。だんだん疲れてきました。特に最後は急坂です。それでも、2時間くらいで登山口の橋まで下ってきました。あとはのんびり林道を歩きます。
まだ12時前。駐車場には平日なのにたくさんの車が。テントを乾かして。片づけをして、下ります。すぐに月川温泉。ここで入浴。きれいな露天風呂がありました。さらに下ると、昼神温泉があります。時間があるので、昼神温泉の「ゆったりーな」でも入浴しました。
遠くて、ちょっと暑かったけれど、地味ぃ~な山の意外な一面を発見!これでまたひとつ「冥土のみやげ」ができたぞ!
わたしもフォローさせていただきます。
これからもよろしくお願いします。
わたしも1993年と95年の二度恵那山に登っていますが、当時はご指摘の通り黒井沢から登るのがメインルートでした。
二度とも三角点のある山頂は踏みましたが、実はこの山の最高地点は避難小屋の裏の岩山だと後で知りました。
いずれリベンジしないといけません。
はじめまして。勝手にフォローさせていただきました。tsu-pmです。
それにしても、いろいろなところへいってらっしゃるのですね。改めて山行
記録を拝見させていただいて感心しています。これからの山行に役立てていきたいと思います。
ところで、恵那山。私の記憶では、黒井沢からだとほとんど樹林の中だったような気がします。今度広河原から登ってみて、その眺めのよさにびっくり!。ぜひ、今度は広河原からをお勧めします。神坂峠から来た人は、そっちも眺めが良かったと言っていましたが、関東からだとちょっと遠回りになるようです。
これからも、レコよろしくお願いします。楽しみにしています。
それでは。
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