相沢越(荒船山〜毛無岩間の登山道崩壊箇所の巻き道探索)
- GPS
- 06:28
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 791m
- 下り
- 787m
コースタイム
09:28 ゴルジュ
11:16 相沢越
(途中で約40分昼食休憩)
12:33 東峰下部
12:56 キレット
13:19 西峰ピーク
13:39 西峰下崩壊箇所
13:48 下降開始
14:32 林道終点
15:02 うとろ橋
天候 | 快晴♪ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
うとろ橋付近路肩 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【うとろ橋〜相沢越】 ・左から入り込んでいる沢が多いので、本流を見失わないように。 ・ゴルジュ以外の岩場は辺りをよく見れば、巻くルートが見付かります。 ・水流の中は滑りやすいので注意! 【旧縦走路の崩壊箇所】 ・東峰を巻いている部分は旧縦走路が使えます。 ・キレットの岩はグラグラしているものが多いので、いちいち確認が必要です。 ※書き込みした地形図を載せてありますのでご覧ください。 ※前回歩いてから3年 どのくらい危険だったの記憶はかなり薄らいでしまっていますが、、、 前回の記録を読み返したら恐ろしさが少しよみがえってきました。 →道ではない土と落ち葉の急斜面のトラバースですから怖いことこの上なかったです。 けっこうな斜面ですから足を滑らせたら、文字通り下の方まで滑落したことでしょう。 すごく緊張して慎重過ぎるくらい一歩一歩確実に進んで、なんとか通過出来ました。 ※旧縦走路の崩壊箇所よりはキレット越えの方が安全な気がします。 (個人の感想ですので、責任は持てません。) |
写真
感想
以前から気になっていた崩壊地。
爺っちゃん好みのマニアックなルートで辿る。
沢の遡上は難しいに尽きる。
GPSは飛んでしまいあてならず。
やはりアナログな地形図とコンパスに頼るが、
いくつもの枝沢が入り込み、読図の難しさを再認識。
縦走路は快適そのもの♪
西峰直下の崩壊地。
目の当りにするとやはり恐ろしい所。
でも踏み跡あり・・・行く人は行くんだな。。。
西峰ルートもそこそこの踏み跡あり、こちらのほうが堅実かな。
終始、新緑の日陰の中を歩くことができ涼しい思いが出来た。
個人的に一ヶ月ぶりの山行。
体力に不安があったが、頼れるメンバーに助けられ楽しい山行だった。
ありがとうございました♪
荒船山〜毛無岩間の台風により崩壊して地図から消えた縦走路。
先月は巻いている2峰を越えるルートを調査してきましたが、
藪のエキスパート2人が同じ箇所の調査に入ることを知り同行させてもらいました。
予定を聞くと、登りも下りも初めて歩くルートだったので、とても楽しみでした♪
荒船山の相沢登山口を過ぎ、車で林道を更に進んでいきます。
てっきり相沢登山口より先の道は酷い状態だとばかり思っていたので、
整備されたいい道が続いていることにとても驚きました!
相沢越まで続く道がかつてはあったらしいのですが、現在はほぼ完全に道形は消えてしまっています。
今回は最初から探索は諦めて、ひたすら沢を遡上して稜線を目指しました。
水量のあまり多くない、なかなか景観のキレイなところが多い沢で気持ち良く歩けました(*^^)
沢の詰めはキツイので、最後は小尾根に上がり稜線に到達しました。
さて、本日の本題!崩壊した縦走路を安全に負けるルート探索 (∇ ̄ )(  ̄∇) キョロキョロ
先ずは東峰(仮称)を巻いて進むかつての登山道を進みました。
あれ?意外と普通に歩ける?崩壊箇所はまだ先だったかなと思っていると、
やがて右上にコルらしき稜線が見えて、そこへ向かう薄い踏み跡がありました。
かつての登山道は左下に向かう形で続きますが、その少し先で崩壊箇所が始まっていました。
ここでコルに上がる道を選び、コルから西峰を目指し進んでいきます。
二つ目の小ピークを越えて下っていくと、前回も通過したキレットが現れました!
右側が切れ落ちていてミスが命取りになる岩場の下り。
安全第一で補助的にロープを使い下降しました。
キレットを越えればあとは楽々♪
旧登山道側の険しい岩壁が嘘のような平和な山頂部で一休み。
山頂を越えたら右に曲がる感じで広い斜面を下っていきます。
天狗の投石のような石ゴロゴロ地帯に入るとやがて縦走路に合流します。
縦走路との合流地点からすぐに北に向かって下山開始!
1人では探索したくない感じの難しいルートでしたが、
頼もしい仲間たちのおかげで安心して下ることが出来ました(*^^)
キレットのみ少々危険なので、誰にでもオススメ出来るルートではないですが、
とりあえず崩壊箇所よりは安全に通過出来るルートが見付かったので満足です♪
荒船山から毛無岩に至る縦走路で、イデミの西にある2つの岩峰(西峰、東峰と仮称)の南側が台風の影響で崩壊し、山地図から消されて久しい。
何とか安全に通過できるルートはないものか?また、崩壊の程度がどんなものか知りたいと思っていた。
併せて、かつて相沢越え〜相沢、立岩分岐〜相沢のルートを歩いていて、読図できる技量があれば歩けることを仲間に伝えたいとも思っていた。
このルートに興味を示す仲間とともに、梅雨に入る前の時季に相沢からの周回ルートを歩くことになった。
相沢越えルートと相沢林道が分れるポイントから入渓する。以前はここにマーキングもあったが、今は消えている。爺ちゃんの思惑は只管安全に遡行することだけなので大岩は高巻くだけだが、仲間は面白がって沢の大石に果敢にアタックする。以前、ルーファイの目印にと建てたケルンが所々に残っていた。左側からいくつかの枝沢が流れ込んでいるので、都度、慎重にルートを確認する。このルートを初見で下るのは、大岩の落差が危険だと思う。下からはルートが見えても、上からは分らないだろうからだ。
やがて相沢越え峠に到達。毛無岩は目と鼻の先だが、今日は立岩分岐を目指す。今日は下界は35℃近くの猛暑日だが、ここは木陰のせいか暑さもそんなでもない。それでも昼食時にアイスの提供を受け、美味しく戴いた。
いよいよ崩壊地のルート探索だ。計画では、稜線ルートは東峰が危険と教えられたので、旧縦走路の下側にルートを探すつもりだった。縦走路で使える部分は、使うつもりでイデミとの鞍部から西走する。やがて崩壊部と思われる箇所まで到達するが、右を見上げると稜線がすぐそこに見える。どうやら、西峰・東峰の鞍部のようだ。西峰は比較的楽に越せるとtora-zから教えられて、そこを行くことにする。
西峰は東峰との鞍部に近い所で鋭いキレットに阻まれる。このキレットは、上級者にはそれほどとは思えない形状だが、東側に柱状節理が積み上がっていて、その岩を掴むとポロリと抜け落ちそうなのだ。私が岩を掴んでいて、仲間がそこを歩くと動くのが良く分る。爺ちゃんの安全の為、ロープを出して貰ったが、ロープを掛ける樹木に適当なのがない。ここは、素早く移動するのが吉かも知れない。
キレット西側は急傾斜の登りだったが、木の根がホールドになっているので、落石だけ注意して通過する。このキレットは、下手にフィックスロープなど掛けると却って危険かも知れないと思った。西峰稜線は、歩き易く、ツツジが見れるそうなのでその時季には良い所かも知れない。
西峰を下って縦走路に降り立つ。西の崩壊部も見て来ようと、縦走路を東進して崩壊部まで行ってみた。上から見ただけだが、少し下れば通過もできそうな気配。しかし、東西峰鞍部へ行けるかどうかは確認できなかった。
1245Pから相沢へ向けて急傾斜を下る。ここは、沢まで降りないで、支尾根を選びながら下るのが良い。30分ほどで、相沢林道終点に到達。2011.12に歩いた時は、この林道は見るも無残に崩壊していたが、近年整備されていて落石・倒木はあるものの作業道として生きているのかも知れない。また、今日は木立で見えなかったが、林道終点付近の奇岩も見ものだ。林道を辿って、出発地点へ戻った。
ミッションは、一応爺ちゃんが歩けるルートがあったと言うことで、任務完了としておこう。
コメント
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岩壁が面白そう・・・
O-yamaさん
11以上ありそうでしたよ・・・(笑)
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