鳳凰三山

2022年08月14日(日) ~ 2022年08月15日(月)

• GPS: 32:12
• 距離: 26.0km
• 登り: 2,392m
• 下り: 2,388m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:46
• 休憩: 0:30
• 合計: 4:16

距離 8.5km 登り 1,244m 下り 172m

5:50 夜叉神峠登山口
6:49 6:50 夜叉神峠
6:53 7:04 夜叉神峠小屋
8:11 8:20 杖立峠
8:59 9:04 火事場跡
9:37 9:41 苺平
10:06 南御室小屋

2日目

• 山行: 7:15
• 休憩: 3:12
• 合計: 10:27

距離 17.4km 登り 1,146m 下り 2,204m

3:34 南御室小屋
4:30 砂払岳
4:33 薬師岳小屋
4:41 5:12 薬師岳
5:35 5:44 鳳凰山
6:03 6:08 鳳凰小屋分岐
6:39 6:41 アカヌケ沢の頭
6:54 7:09 地蔵ヶ岳
7:20 7:53 アカヌケ沢の頭
8:19 鳳凰小屋分岐
8:42 鳳凰山
9:03 薬師岳
9:12 薬師岳小屋
9:17 9:18 砂払岳
9:51 11:17 南御室小屋
11:44 11:48 苺平
12:08 12:09 火事場跡
12:33 12:38 杖立峠
13:21 夜叉神峠小屋
13:31 夜叉神峠
14:01 夜叉神峠登山口

天候

8/14曇り時々雨
8/15晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

夜叉神無料駐車場　約100台
前日入りし22時過ぎ到着
車はまだパラパラしか停まっていませんでした。

コース状況／危険箇所等

夜叉神登り口が1380Mあり、まずは目指す南御室小屋が2500m弱なので約1000M標高を上げることになります。杖立峠と苺平は下りもあるのでアップダウンしながら標高を上げていく感じです。
南御室小屋から薬師岳山荘手前くらいまではシラビソの林をひたすら登っていき、小屋手前から森林限界となり景色が開けていきます。薬師岳から観音岳、地蔵岳はピークが3つあることからもわかるようにアップダウンの繰り返しとなります。所々岩稜帯で両手を使った方が良い場所があり楽しいです。景色も開けていて天気が良ければ標高が1番の富士山や2番の北岳、4番の間ノ岳、甲斐駒ヶ岳や仙丈ヶ岳、八ヶ岳もパノラマで見渡す事ができます。
観音岳は頂上標がなかなかみつからずオベリスクの付け根までいきました。ちょっとした岩登りが楽しめますし、オベリスクの周囲を一周することもできます。結局頂上標は賽の河原と呼ばれるお地蔵さんがたくさんおられるところから少し下ったところにありました。

その他周辺情報

☆夜叉神ヒュッテ
日帰り入浴700円、民宿のこじんまりしたお風呂でなんだか落ち着きます。一人貸し切り状態でした。
食事も出来て山賊カレーという山賊焼ならぬ山賊揚げがのった辛口カレーを頂きました。他にも蕎麦やソースカツ丼なんかもあります。

写真

8/14 5:50

夜叉神登山口
ここの手前に登山ポストがあります

8/14 6:49

夜叉神峠

8/14 6:53

夜叉神峠小屋の前
雨が降っています

8/14 8:12

杖立峠到着
まあまあ登ってきましたがここから少しくだります

8/14 8:36

シラビソ林

8/14 8:56

間近で鹿が草を食べていました
斑点があるので子鹿でしょうか

8/14 9:05

少し景色がひらけて右から北岳、間ノ岳

8/14 9:28

苔とハートの葉っぱ

8/14 9:32

シラビソ林2

8/14 9:37

苺平到着！ここから30分下ると南御室小屋です

8/14 10:07

南御室小屋

8/14 10:08

テント場！この日は10時頃に小屋に到着したのでまだテントはチラホラ！真ん中辺りにあるのはヘリポートでそれより奥にテントが張れるそうです

8/14 11:27

ヘリテイジHI Revo2（2人用）
テント内の高さが115�僂△蟶孫發旅發い錣燭靴禄�かります

8/14 13:55

水場まで徒歩25秒
南アルプスの天然水です

8/14 13:56

小屋前で咲いていた「ヤナギラン」

8/15 4:26

薬師岳でご来光を拝むべく早朝3:30ごろに出発
美しい富士山ト街の灯り

8/15 4:26

明るくなってきました

8/15 4:29

山頂付近の岩場より
空の青と朝焼けと雲海

8/15 4:42

見惚れる

8/15 4:49

だいぶ明るくなってきました。

8/15 4:51

美しいコントラストと雲海
前日雨だったので、ご来光が拝めるくらい天気が良くなってくれて、早起きしてよかった！

8/15 4:52

月と北岳、間ノ岳

8/15 5:04

ご来光

8/15 5:04

モルゲンロートの右から北岳と間ノ岳、農鳥岳

8/15 5:06

朝焼けの富士山

8/15 5:07

アップ
左右のバランスが美しい

8/15 5:08

薬師岳山頂(2780M)

8/15 5:20

タカネビランジ
南御室小屋で売っている山バッジにこの花が施されていました
もう一種類はホウオウシャジンという紫色の花が施されています

8/15 5:35

観音岳山頂(2840.7M)

8/15 5:37

観音岳山頂からの富士山

8/15 5:37

観音岳頂上より

8/15 5:39

観音岳からの北岳、間ノ岳

8/15 5:39

右から甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳

8/15 5:40

真ん中あたり
オベリスクが見えてきました

8/15 6:03

鳳凰小屋の分岐

8/15 6:36

オベリスク

8/15 6:39

赤抜沢の頭

8/15 6:41

赤抜沢の頭からのオベリスク

8/15 6:46

賽の河原

8/15 6:48

ホウオウシャジン
南御室小屋で売っているバッジのもう一つの方

8/15 7:04

オベリスクの付け根まで岩場を登っていきます

8/15 7:04

岩場手前の祠

8/15 7:12

ここに地蔵岳の頂上標がありました

8/15 7:12

地蔵岳山頂？(2764M)

8/15 8:39

タカネビランジ

8/15 8:40

雲がだいぶ出てきました

8/15 8:44

岩々の尾根

8/15 9:11

薬師岳小屋

8/15 14:02

夜叉神登山口まで戻ってきました

8/15 19:10

小作というお店でキノコほうとうを頂きました。古い大きな建物で良い雰囲気の落ち着くお店でした。ほうとうも大変美味しかったです

撮影機器：

iPhone 8 Apple

感想

sunrizehill

8/12日から本当なら南アルプスの荒川三山から赤石岳を縦走する予定でしたが、台風の影響で白樺荘近くで土砂崩れが発生し、まさにバスで井川駅まで来ていたのにもかかわらず、これ以上進むことが叶わず、後ろ髪を引かれる思いでもと来た道を帰ることになり、バスの同乗者の方達も意気消沈されていました。悲しんでいても仕方ないので、バスで次の予定を立てたのが鳳凰三山でした。この山は以前北岳を登った時にいつか登りたいなと思い続けていた山で、今回こんな形にはなりましたが実現する事ができました。
登ってみて感じた事は、周囲を山岳標高1位2位4位に囲まれていてしかも間近で望むことができる贅沢な山だなというのが感想です。天気により景色も大きく左右されますが天気ぐ良ければ気持ちの良い素晴らしい稜線歩きができます。
もう一度来たくなる山でした。