暴風の富士山、山頂独り占め

2022年08月16日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.4km
• 登り: 1,410m
• 下り: 1,394m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:53
• 休憩: 1:30
• 合計: 6:23

6:25 富士宮口五合目
6:37 六合目雲海荘
7:10 7:18 新七合目御来光山荘
7:45 元祖七合目山口山荘
8:18 8:34 八合目池田館
9:00 9:20 九合目万年雪山荘
9:40 9:50 九合五勺胸突山荘
10:19 頂上富士館
10:31 10:48 富士山
10:54 11:02 頂上富士館
11:20 九合目万年雪山荘
11:37 11:48 八合目池田館
12:01 元祖七合目山口山荘
12:14 新七合目御来光山荘
12:34 六合目雲海荘
12:48 富士宮口五合目
12:48 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ、暴風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東名道・御殿場ICから県道401号・23号・富士スカイライン経由で水ヶ塚公園駐車場まで約40分・21km
マイカー規制期間中は有料（1000円/1回）、駐車スペースには余裕あり

コース状況／危険箇所等

登山道は道標・ルートともに整備されており、通常は特に危険箇所はない。
暴風時には山小屋以外は風除けがないため吹き曝しとなり、砂塵も飛んでくる

その他周辺情報

�．�アシス御殿場　御殿場IC近くの入浴サウナ施設。23時間営業で仮眠できるので休日料金2000円‼にもかかわらず利用したが、小音量のBGMが耳障りで眠れず、結局車中泊に切り替えた。
��紅富士の湯　山中湖IC近くの日帰り温泉施設。家族連れで混んでいたものの、下山後に富士山を眺めながらの入浴は気持ち良かった。特に露天風呂の片方はぬる湯なので、この季節いつまでも入っていられる。900円だが、営業が夜8時までなのは残念。

写真

8/16 4:59

水ヶ塚公園バス乗り場前から望む富士山
登山客がポツポツ並び始めた

8/16 5:00

バス乗車券を買う前にまず検温→リストバンドが交付される
隣りで富士山保全協力金の納付

8/16 5:15

雲の流れが速い、風が強そうだ

8/16 6:23

富士宮五合目
仮設店舗とトイレがある

8/16 6:25

登山口から見上げると、更に雲の流れが速く見える

8/16 6:26

登山口

8/16 6:29

標高2400m

8/16 6:41

六合目・雲海荘
小屋のおばさんが「上は風が強いよ」と声を掛けていた

8/16 6:53

宝永山

8/16 6:53

見上げると、新七合目・御来光山荘が見えた

8/16 7:15

御来光山荘前から六合目を見下ろす

8/16 7:19

宝永山よりは高くまで登ったようだ

8/16 7:50

七合目手前の標高3000mの看板

8/16 7:54

七合目・山口山荘前から見下ろす

8/16 7:54

上はガスで見えない

8/16 8:35

八合目・池田館から見下ろす

8/16 8:36

だいぶ宝永山が低くなった

8/16 8:36

上はガスで見えない
一段と風が強くなり、隣にいた人はここで撤退すると言って下りて行った

8/16 9:11

九合目・万年雪山荘
自販機でミルクティー購入、400円也。まさか真夏にホットドリンクを買うとは思わなかった

8/16 9:24

八合目を過ぎると下山してくる人が減ってきた

8/16 9:24

時折ガスが切れて、合間から富士宮口頂上がのぞく

8/16 9:45

九合五勺・胸付

8/16 10:22

鳥居

8/16 10:23

頂上浅間大社奥宮
ここから馬の背へ進むと物凄い暴風‼　ガスで何も見えない中、ブルトーザーの轍を頼りに前進する

8/16 10:32

馬の背
左側から吹き付ける暴風が本日MAXレベル‼　手摺に摑まりながらやっと登れた

8/16 10:38

時折ガスが切れてお鉢と火口が見える

8/16 10:38

あ、あと少し

8/16 10:40

剣ヶ峰
日本最高点を独り占め、夏山シーズン真っただ中なのに嘘みたい

8/16 10:40

ガスが切れてお鉢が見えるようになった

8/16 10:40

観測所が風除けとなり、山頂だけは先程までの暴風が嘘のように穏やか

8/16 10:48

先に山頂を下りた人がお鉢めぐりに向かったのが見えたが、私は止めておいた

お鉢パノラマ

8/16 10:49

青空が見えた‼

8/16 11:05

頂上富士館前から剣ヶ峰を望む

8/16 11:08

下山開始、フォローの風に押されて快調に下りられる

8/16 11:50

八合目付近から見下ろす宝永山
こんな暴風でもぞくぞくと登ってくる

8/16 12:40

六合目付近
宝永山も見納め

撮影機器：

DSC-RX100M5 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ラジオ エマージェンシーシート

感想

shiwakazumi

ヤマテンである程度覚悟していたとはいえ、想像以上の暴風だった💦

左側から吹き付ける西寄りの強風に煽られないようロープに摑まり踏ん張って登るため余計な体力を使ったが、風のみで雨は降っていないため寒くはなく、炎天下でジリジリ焼かれるよりかはマシだった気もする。

高度を稼ぐに従い風もどんどん強くなったが、MAXは頂上富士館〜剣ヶ峰の間。ガスで何も見えない中、一歩一歩踏ん張りながら前へ進んだ。頂上直下の馬の背に柵がなければ、登頂を断念したかもしれないくらいの暴風で、火口に吹き飛ばされそうだった。

たどり着いた頂上は、観測所が風除けとなり噓のように穏やか。後から来た人がすぐに居なくなったため、ひととき日本最高点を独り占め！。夏山シーズン真っただ中に一人になれるとは夢にも思わなかった。さすがにお鉢めぐりはやめておいた。