巻機山 散策
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 1,479m
- 下り
- 258m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道の所々に残雪がありますがアイゼンは不要。 |
写真
感想
この土曜日急に暇ができた。それで、もう周りの山の雪はほとんど消えてはいるが、巻機山から柄沢岳・朝日岳への縦走路の様子見を兼ね、散策することにした。幸い天気もまずまずのようだ。
5合目からのブナ林には残雪が50-100cm程残り、ひんやりと気持ちの良い散歩であった。この後山頂までの約1/3で雪面が楽しめた。傾斜は緩いし、雪は柔らかいのでツボ足で問題ない。
普段より少し早いペースだったので、9時前に巻機山標識地点を過ぎ、最高標高地点(ケルンのあるところ)に着いた。今日は連日の晴天のためか遠方はかすんでおり、尾瀬の燧ヶ岳もおぼろげに見える程度であった。少し休んで、予定通り朝日岳方面縦走路方向に入った。
行く手には米子沢の頭、柄沢山から朝日岳への稜線、その右手には谷川岳の一ノ倉沢も見えている。万太郎山から平標山も何とかわかる。
暫くは緩やかな残雪の斜面をシラビソの林を東側に迂回するように進む。やがて傾斜がきつくなり、アイゼンを装着する。雪が柔らかいので、アイゼンでも油断できない。尾根が比較的狭くなってきたところで一旦アイゼンのまま尾根に出てみた。藪は熊笹が主で深さは1.2〜1.5mくらいで、所々シャクナゲなど雑木が混ざっている部分は特に歩きにくい。藪漕ぎはやめにして、残雪の部分を降りられるところまで行ってみた。その先は崖になっている。尾根に登ってみると痩せ尾根で、その先は急下りとなっていた。
足元を見るとはっきりとした踏跡があった。北西側を見渡すと前巻機の登り側の登山道が見える。だいぶ南側まで来たようだ。ここまで1時間近くかかっていて、この下に降りて藪漕ぎするのは気が重く、ここで撤退することに決めた。
来るとき一旦尾根を下った部分では、大きなクレバスがあったが、下側にシッカリ雪面が続いていて安全なので、通過した。
縦走の分岐点まで戻ってみると、まだ時間的にゆとりが有るので、休憩後牛ヶ岳へ。高低差も少なく大部分は木道となっており、気楽な散歩道だ。山頂の標識の北側の、裏巻機登山道下りの手前にちょうど良い休憩スペースがある。ここからは北側の小沢岳・下津川山からネコブ山への稜線が、残雪があるのでよくわかる。その右奥には平ヶ岳が、左手には越後三山が何とか見えている。
下りもずっといい天気で、5〜6合目のブナ林は50cm〜1mの残雪があるので、ひんやりと気持ちいい。ふと遠くを見ると青い空・新緑の緑・残雪の白が見事なコントラストだ。
O脚でストレッチ不足のせいか、久しぶりに腸脛靭帯炎(ランナー膝)が再発し、下りはすっかりペースダウンしてしまった。
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