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Yamareco

記録ID: 4607553
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

万太郎谷 本谷

2022年08月19日(金) ~ 2022年08月20日(土)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
19:48
距離
17.1km
登り
1,880m
下り
1,154m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:14
休憩
2:06
合計
9:20
8:55
13
9:08
9:08
49
9:57
9:58
15
11:03
11:03
40
11:43
11:45
77
13:02
13:02
109
14:51
16:47
28
17:15
17:20
55
二ノ滝
18:15
ビバーク地
2日目
山行
5:23
休憩
2:31
合計
7:54
7:00
20
ビバーク地
7:20
9:30
14
9:44
9:44
210
ノゾキ沢
13:14
13:34
6
13:40
13:41
16
13:57
13:57
21
14:18
14:18
23
14:54
天候 晴れのち曇り、その後雨
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
土合から電車で土樽に移動し、そこから登山開始
コース状況/
危険箇所等
土樽駅から入渓点までは日陰もほとんどなく炎天下の中とても暑かったので、早めに入渓。これは正解。
一の滝左壁情報:プロテクションであるボルトは2本とも下向きに曲がっているだけでなく、半分ほど抜けかかっている。ピトンは2本見つけて、こちらの方がましに感じた。カムも持参したが、下部ボルト付近でしか使えなかった。半分より上部では灌木にもランニングが取れる。30mロープでは平らな安全ポイントまで達しない。時短のために最低でも40mは欲しい。
二の滝:右壁を登る。5.4くらい。
三の滝:下部滝;スラブにでてからが滑りそうで怖かったが、スラブに走るクラックにカムでプロテクション(BD:0.3-0.5)が取れてちょっと安心。上部滝;水流がきつくて右側から流入する浅いルンゼに達するまでにかなり水圧がかかった。水流抜けたところにピトンあり。クラックもはしっているが、浅く、キャメは決まらなかった。エイリアンなら決まったかも。このルンゼを行くと立ち木があって、ランニングが取れて安心、その後灌木帯を左にトラバース。30mではまたもや足りず、途中でピッチを切った。まあ太い立ち木があったので、安心ではあるが、とても時間を食ってしまった。空身で登ったので、懸垂して荷物回収した。その時はルンゼから早めにスラブにでて、その真ん中を登ったが、ここの方が登りやすく感じた。ただ、初見だとプロテクションのピトン探しがちょっと難儀かも。
永遠に続きそうな階段。
2022年08月19日 08:27撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 8:27
永遠に続きそうな階段。
本来の入渓点にある堰堤。実は林道歩きがあまりに暑すぎて、2つくらい下の堰堤から入渓した。
2022年08月19日 10:15撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 10:15
本来の入渓点にある堰堤。実は林道歩きがあまりに暑すぎて、2つくらい下の堰堤から入渓した。
とても良い天気。
2022年08月19日 10:55撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 10:55
とても良い天気。
魚留ノ滝(5m?)
2022年08月19日 11:21撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 11:21
魚留ノ滝(5m?)
2022年08月19日 11:22撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 11:22
魚留ノ滝はこんな感じにリッジを快適に登れます。
2022年08月19日 11:25撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 11:25
魚留ノ滝はこんな感じにリッジを快適に登れます。
2022年08月19日 11:31撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 11:31
2022年08月19日 11:59撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 11:59
オキノドキョウ沢が右から流入。
2022年08月19日 11:59撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 11:59
オキノドキョウ沢が右から流入。
右岸をなるべくトラバースして、
2022年08月19日 12:08撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/19 12:08
右岸をなるべくトラバースして、
左岸に泳ぎ渡る。棚に上がってからマントルでのっこすが意外と悪い。水流沿いからもいけるが、もっと手前部分もガバがあり、のっこせる。
2022年08月19日 12:08撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/19 12:08
左岸に泳ぎ渡る。棚に上がってからマントルでのっこすが意外と悪い。水流沿いからもいけるが、もっと手前部分もガバがあり、のっこせる。
ここで右岸から高巻きの選択肢もあるが、とりあえずもう少し進む。
2022年08月19日 12:08撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/19 12:08
ここで右岸から高巻きの選択肢もあるが、とりあえずもう少し進む。
左岸の水流沿いをトラバースして最後の滝を目指す。
2022年08月19日 12:15撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/19 12:15
左岸の水流沿いをトラバースして最後の滝を目指す。
2022年08月19日 12:17撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/19 12:17
さすがに一番奥の滝は時間かかりそうで、寒いのでここで右岸に渡り、側壁をトラバース(というかほぼ歩き)。
2022年08月19日 12:22撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/19 12:22
さすがに一番奥の滝は時間かかりそうで、寒いのでここで右岸に渡り、側壁をトラバース(というかほぼ歩き)。
オキノドキョウのトロを上から見た。
2022年08月19日 12:24撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 12:24
オキノドキョウのトロを上から見た。
2条3mの滝は通常左から登るが、ちょっと悪い右から登った。抜け口が案外悪い。
2022年08月19日 12:32撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 12:32
2条3mの滝は通常左から登るが、ちょっと悪い右から登った。抜け口が案外悪い。
3mの滝は泳いで取付き、トラバース左のスラブを登る。
2022年08月19日 12:43撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 12:43
3mの滝は泳いで取付き、トラバース左のスラブを登る。
結構高さもあって楽しい。
2022年08月19日 12:43撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 12:43
結構高さもあって楽しい。
2022年08月19日 13:03撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 13:03
二つ目のゴルジュ、左岸沿いに軽く泳いで、右壁を登る。
二つ目のゴルジュ、左岸沿いに軽く泳いで、右壁を登る。
2022年08月19日 13:31撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 13:31
2022年08月19日 13:38撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 13:38
雪が残っていた。昨年は雪が多かったから、結構残っているのかな?
2022年08月19日 13:48撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 13:48
雪が残っていた。昨年は雪が多かったから、結構残っているのかな?
2022年08月19日 13:48撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 13:48
2022年08月19日 13:57撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 13:57
オオグリの沢出合い
2022年08月19日 14:01撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 14:01
オオグリの沢出合い
2022年08月19日 14:01撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 14:01
一の滝、左壁を登る。全員が登るのに1時間もかかってしまった。
2022年08月19日 14:55撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 14:55
一の滝、左壁を登る。全員が登るのに1時間もかかってしまった。
2022年08月19日 16:03撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 16:03
2022年08月19日 16:17撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 16:17
2022年08月19日 16:21撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 16:21
二の滝は快適。
2022年08月19日 17:19撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 17:19
二の滝は快適。
2022年08月19日 17:19撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 17:19
2022年08月19日 17:20撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 17:20
ビバーク適地はここしかないというネット情報で、良さそうな場所を色々探したために、到着は18時過ぎと遅くなった。着いてすぐ暗くなってしまった。下地はイマイチだったが、ツエルト2張問題なく張れた。
2022年08月19日 20:17撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 20:17
ビバーク適地はここしかないというネット情報で、良さそうな場所を色々探したために、到着は18時過ぎと遅くなった。着いてすぐ暗くなってしまった。下地はイマイチだったが、ツエルト2張問題なく張れた。
2022年08月19日 20:57撮影 by  Pixel 5, Google
8/19 20:57
右のツエルト上部にも十分張れるスペースあった。
2022年08月20日 05:09撮影 by  Pixel 5, Google
8/20 5:09
右のツエルト上部にも十分張れるスペースあった。
オープンビバークが楽しいらしい。さすがです。
2022年08月20日 05:10撮影 by  Pixel 5, Google
8/20 5:10
オープンビバークが楽しいらしい。さすがです。
2022年08月20日 07:09撮影 by  Pixel 5, Google
8/20 7:09
三の滝が思った以上に大きい。かつ結構難しそう。
2022年08月20日 07:16撮影 by  Pixel 5, Google
8/20 7:16
三の滝が思った以上に大きい。かつ結構難しそう。
本流が左から滝になって落ちてきているような感じ。
2022年08月20日 07:19撮影 by  Pixel 5, Google
8/20 7:19
本流が左から滝になって落ちてきているような感じ。
このスラブが結構怖かった。
2022年08月20日 07:46撮影 by  Pixel 5, Google
8/20 7:46
このスラブが結構怖かった。
時間短縮のために、ほとんどゴボウで登ってもらう。
2022年08月20日 07:53撮影 by  Pixel 5, Google
8/20 7:53
時間短縮のために、ほとんどゴボウで登ってもらう。
上段の滝:右からの水流方向に登る。
2022年08月20日 08:26撮影 by  Pixel 5, Google
8/20 8:26
上段の滝:右からの水流方向に登る。
三の滝落ち口。
2022年08月20日 09:09撮影 by  Pixel 5, Google
8/20 9:09
三の滝落ち口。
2022年08月20日 09:42撮影 by  Pixel 5, Google
8/20 9:42
1:4の支流、ノゾキ沢
2022年08月20日 09:44撮影 by  Pixel 5, Google
8/20 9:44
1:4の支流、ノゾキ沢
二股と思われる沢を右に進む。
2022年08月20日 10:14撮影 by  Pixel 5, Google
8/20 10:14
二股と思われる沢を右に進む。
だいぶ源流な雰囲気
2022年08月20日 10:16撮影 by  Pixel 5, Google
8/20 10:16
だいぶ源流な雰囲気
2022年08月20日 10:24撮影 by  Pixel 5, Google
8/20 10:24
乾いた岩登りになる。
2022年08月20日 11:14撮影 by  Pixel 5, Google
8/20 11:14
乾いた岩登りになる。
よく見ると花も結構咲いている。
2022年08月20日 11:38撮影 by  Pixel 5, Google
8/20 11:38
よく見ると花も結構咲いている。
だいぶ天気が怪しく、結構な雨が降り出す。
2022年08月20日 11:56撮影 by  Pixel 5, Google
8/20 11:56
だいぶ天気が怪しく、結構な雨が降り出す。
2022年08月20日 11:57撮影 by  Pixel 5, Google
8/20 11:57
2022年08月20日 11:57撮影 by  Pixel 5, Google
8/20 11:57
忠実に沢を詰めた(はず)が、トポにあるような明瞭な踏み跡はなかった。最後は肩の小屋の30mくらい下の登山道にでた。同じような藪漕ぎだったら、もっと右に進路をとって早めに登山道に出た方が良かったのかもしれない。
2022年08月20日 12:41撮影 by  Pixel 5, Google
8/20 12:41
忠実に沢を詰めた(はず)が、トポにあるような明瞭な踏み跡はなかった。最後は肩の小屋の30mくらい下の登山道にでた。同じような藪漕ぎだったら、もっと右に進路をとって早めに登山道に出た方が良かったのかもしれない。
2022年08月20日 13:17撮影 by  Pixel 5, Google
8/20 13:17

装備

個人装備
Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 着替え ザック 行動食 地図(地形図) トポ コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 ナイフ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ スリング アッセンダー 渓流シューズ ルート図 シュラフカバー等
共同装備
ツェルト ロープ カム コッヘル バーナー ガスカートリッジ
備考 ビール。友人は持ってきていた。。。。

感想

思った以上に難しいと感じた沢だった。滝の登攀は難しいムーブは無いが、プロテクションが相当プアなので、精神的に疲れた。一ノ滝や三ノ滝ではカムよりはピトンの方が有効そうな場所が結構あった(持っていなかったが・・)。三ノ滝上部滝を1ピッチで登るならロープ50mは欲しい。最後の詰めはあまり踏み跡は期待せず、一番楽なコースを探って登るを意識するのが良いと思う。

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