くじゅう連山(大船山、九重山)


- GPS
- 15:43
- 距離
- 25.3km
- 登り
- 1,967m
- 下り
- 1,940m
コースタイム
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 6:33
- 山行
- 6:34
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 7:23
天候 | 1日目 曇り 2日目 晴れ時々曇り。10時以降は快晴! |
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過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大船山〜大戸越まで、鉾立峠〜九重山まではヤブ漕ぎに近いほど道が狭く、木がうるさかった。メジャーなルートは快適そのもの。 |
その他周辺情報 | 温泉 竹田市の岡城天然温泉 月のしずく(モンベル割引で350円)。地元密着系。露天風呂、休憩所あり。 後泊 豊後大野市辻河原公園キャンプ場。無料、車横付けOK、焚火台を使った焚火OK、トイレ、水道完備(ただし飲めない)。言うことなし。 |
写真
感想
この週末はこの夏唯一長期縦走用に確保していた週末で、GWに助けていただいた小屋の関係者にお礼を言うのを兼ねて、GWに途中敗退となったオートルートの後半の下見に行くつもりだった。が、生憎の雨予報で、ロングコースに入れるような状況ではない。かといって、折角取った4日間の休みを無駄にしたくもない・・・ということで、日本中の天気を調べたら、北海道はNG、残るは山陰と九州。元々山陰には行ったことが無く、伯耆大山+観光にしようか悩んだものの、折角西日本は晴れが続く予報なのに勿体ないの思いが強くなり、九州リベンジ戦に費やすことにした。運が良い事に、大分便であればマイル枠の航空券もあり、レンタカーも確保できそう。というわけで、九州に完全方向転換したのは出発の3日前のことだった。
行き先の候補は、昨年行き損ねた阿蘇山を主軸に、もう一度サマーシーズンに行きたいと思っていたくじゅう連山、そして三百名山の中で比較的難しそうな傾山をチョイス。阿蘇山は多少天気が崩れても大丈夫だろうと、まずはくじゅう連山を目指すことにした。
今回はレンタカー屋の営業時間に間に合うように前夜入りは出来そうもなかったので、当日の早朝便で移動。8時半にはレンタカー屋を出発できた。予定通り10時半に登山口から出発。坊がつるまではルート経験もあるのでサクッと歩いていったが、坊ガツルが見え始めたタイミングは二回目でも格別に感じる。素晴らしい場所だと思う。今回はここから二百名山の大船山に登ることにしてたが、下から眺めたかんじでは山頂はガスガスっぽい。とはいえ、時間も十分あるので登頂したものの、到着するとやはりガスガス。そのまま下山も頭を横切ったけど、最近歩けなくなっているんじゃないかとの危機感もあり、予定通り一回りの縦走。それが終わった後は、去年やり損ねた温泉&ビールのコンボ。ビールが安くて冷えてるのは何ともありがたい。これだけで、天国のような場所だと思えてしまう。ビールはその場で一缶、持ち帰りでもう一缶。テン場でも美味しいビールを味わうことができた。
翌日、起床すると快晴。あとで天気が崩れたら悲しすぎるので、出発を30分早めて5時半発に。人が少ないルートなのか、久住山まではほとんど独占状態。ただ、結構道が細く、しかも時折しっかりした踏み跡に導かれてヤブっぽいところを歩かされるので、あまりコースタイムより早くは歩けない。徐々に雲が湧いてきていたので内心焦っていたが、ギリギリ久住山山頂で眺めを味わうことができた。去年はガスガスだったから、リベンジ達成というところ。あわせて三俣山も登頂し、去年よりも深くくじゅう連山を味わうことができたと思う。
下山後は去年も使った温泉&キャンプ場を利用。豊後高田のスーパー事情も分かっているので、効率よく動けた。焚火&ビール&地物(と言っても長崎)のアジ刺身と、素晴らしい夜になった。
【メモ】
・いつも使っている小割の薪が手に入らず、大きな薪でも着火できるかなと購入したが、大きな薪に牛乳パックだけで火を点けるのは無理だった。見かねた人が着火剤と小さな木をプレゼントしてくださったので何とか着火成功。それでも、ハンディ扇風機がないと点けるのは無理だったと思う。今後ナタまで持ちこむか悩ましいところ。(というか、キャンプ場の隣で売ってた薪で翌日試したら、全く問題なく着火した。リサーチ不足だったか。。)
・一人一石運動には感銘。確かに、ドロドロになった道を避けて歩いた跡が道になり、どんどん踏み跡が増えていくのはどこでもありがち。一人一人が石を置いて、飛び石にできる石が豊富にあれば、それを抑止できるだろう。費用も資材も自然影響も少なそうなこの方法、もっと広がっても良いと思う。
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