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Yamareco

記録ID: 4628568
全員に公開
アルパインクライミング
甲斐駒・北岳

北岳バットレス第4尾根主稜(Bガリー大滝)

2022年08月26日(金) ~ 2022年08月28日(日)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
23:48
距離
15.4km
登り
2,691m
下り
2,659m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:22
休憩
1:38
合計
8:00
距離 6.9km 登り 1,412m 下り 694m
7:52
7:53
15
8:08
8:15
47
9:32
9:38
58
10:36
11:55
22
12:17
188
15:25
15:30
17
2日目
山行
10:31
休憩
3:44
合計
14:15
距離 5.9km 登り 1,267m 下り 1,262m
2:35
26
3:01
224
6:45
9:42
261
14:03
14:22
20
14:42
14:49
8
14:57
15:10
24
15:34
15:39
5
15:44
15:47
63
3日目
山行
1:34
休憩
0:09
合計
1:43
距離 2.6km 登り 18m 下り 728m
天候 1日目:曇り、夜間晴れ
2日目:晴れ、午後より曇り、夜間雨
3日目:曇り
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
芦安無料駐車場より乗合タクシー
運賃1500円/1名(協力金含)
時期と曜日により便数変動あり
コース状況/
危険箇所等
▪️Bガリー大滝へ
バットレス沢出会付近を少し上がった所より登山道を逸れる(岩に×印がある)。アプローチは明瞭な踏み跡あり。大滝取り付き直下の50mの区間は踏み跡を歩いても良いがザレて歩きにくいので枯れた沢の中を進んでも良いかと思います。
▪️Bガリー大滝からcガリー横断
Bガリー大滝2p終了後少し進むと3mほどの枯れ棚があり、向かって左にフィックスロープあり。それに導かれて進むと踏み跡が見つかる。
踏み跡に沿って草付き(というかハイマツ帯)をトラバース、その後下降してCガリーに降り立つ。
降り立った対岸に「4オネ↑」とペイントされた岩が確認できる。Cガリーを慎重かつ素早く横断の後、少し登ると踏み跡が現れビレイ点が見えたらそこがヒドンスラブ。
▪️4尾根主稜
後半ピッチ(3以降)は「日本の岩場」記載のトポよりも短く感じました。各ピッチには終了点形のピトンが複数あり、割と自由にピッチを切れます。
中間支点となるピトン類はかなり豊富にありますがどれも古くてあんまり信用はできません。
カムは1ピッチ目、最終ピッチを中心に、キャメロット#1〜3を主に使用しました。#0.5以下の小さいものも使える場所は結構ありました。
マッチ箱のコルからの懸垂下降ほ50m1本折り返しで足ります。
※以下註釈なければhirosioの文です。
朝7時の乗合タクシーで広河原へ。
2022年08月26日 06:50撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
2
8/26 6:50
※以下註釈なければhirosioの文です。
朝7時の乗合タクシーで広河原へ。
広河原山荘
2022年08月26日 07:42撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
3
8/26 7:42
広河原山荘
出発です
2022年08月26日 07:49撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
2
8/26 7:49
出発です
北岳が見えます。
2022年08月26日 07:52撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
4
8/26 7:52
北岳が見えます。
白根御池を目指して急登を登ってゆきます。
ザックの半分は登攀具、重い…
2022年08月26日 08:12撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
3
8/26 8:12
白根御池を目指して急登を登ってゆきます。
ザックの半分は登攀具、重い…
白根御池小屋到着!
事前予約&支払制 1000円/1名。
早速チェックイン。
2022年08月26日 10:37撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
3
8/26 10:37
白根御池小屋到着!
事前予約&支払制 1000円/1名。
早速チェックイン。
とっ散らかってますが…我が家が完成。
2022年08月26日 11:34撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
7
8/26 11:34
とっ散らかってますが…我が家が完成。
休憩して、下部岩壁取り付き下見に出発。
2022年08月26日 12:00撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
4
8/26 12:00
休憩して、下部岩壁取り付き下見に出発。
大樺沢分岐を超えたら結構急登になります。
2022年08月26日 12:19撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
1
8/26 12:19
大樺沢分岐を超えたら結構急登になります。
雪渓も消えかけてますねー
2022年08月26日 12:46撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
3
8/26 12:46
雪渓も消えかけてますねー
バットレス沢出合。ボルダーが目印です。
奥に4尾根が見えてますね
2022年08月26日 13:04撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
8
8/26 13:04
バットレス沢出合。ボルダーが目印です。
奥に4尾根が見えてますね
Bガリーはバットレス沢を詰めたところですが、一旦登山道を左に進んで
2022年08月26日 12:55撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
3
8/26 12:55
Bガリーはバットレス沢を詰めたところですが、一旦登山道を左に進んで
登山道脇にある×印のついた岩のそばに踏み跡がついています。誰かが置いたであろうケルンの跡がありました。
先程の沢出会いからも踏み跡を見つけられますが、こちらの方が歩きやすいと思います。
2022年08月26日 14:51撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
2
8/26 14:51
登山道脇にある×印のついた岩のそばに踏み跡がついています。誰かが置いたであろうケルンの跡がありました。
先程の沢出会いからも踏み跡を見つけられますが、こちらの方が歩きやすいと思います。
暫く登山道みたいな踏み跡に沿って尾根状に乗り、その後少し藪漕ぎ気味に尾根を乗っ越し、バットレス沢に降り立ちます。
2022年08月26日 13:20撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
3
8/26 13:20
暫く登山道みたいな踏み跡に沿って尾根状に乗り、その後少し藪漕ぎ気味に尾根を乗っ越し、バットレス沢に降り立ちます。
バットレス沢に合流しました。右岸側に道がついています。
2022年08月26日 13:26撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
3
8/26 13:26
バットレス沢に合流しました。右岸側に道がついています。
Bガリー大滝到着。ざっくり2時間ほどかかりました。もっと早く取り付けると思ってましたが、そういえば山頂直下ですもんね、そりゃ時間もかかりますねー。
2022年08月26日 13:53撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
8
8/26 13:53
Bガリー大滝到着。ざっくり2時間ほどかかりました。もっと早く取り付けると思ってましたが、そういえば山頂直下ですもんね、そりゃ時間もかかりますねー。
帰路、翌日4尾根登攀されるという若いお兄さんとお会いしたので、取り付きルートをご説明、お喋りしながら一緒にテン場に戻りました。

お兄さんはご夫婦PTでした。翌日も後ろのPTとなり、このSご夫妻には沢山お世話になることになりました。
2022年08月26日 15:29撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
5
8/26 15:29
帰路、翌日4尾根登攀されるという若いお兄さんとお会いしたので、取り付きルートをご説明、お喋りしながら一緒にテン場に戻りました。

お兄さんはご夫婦PTでした。翌日も後ろのPTとなり、このSご夫妻には沢山お世話になることになりました。
夕食は小屋にお願いしました。お米が美味しい。
2022年08月26日 17:04撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
6
8/26 17:04
夕食は小屋にお願いしました。お米が美味しい。
翌2時。空を見上げると満天の星。
不安だった天候は問題なし!いける!
2時30分ごろ行動開始。
2022年08月27日 02:23撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
4
8/27 2:23
翌2時。空を見上げると満天の星。
不安だった天候は問題なし!いける!
2時30分ごろ行動開始。
Bガリー大滝に到着、夜が明け明るくなりましたので登攀準備します。
2022年08月27日 05:05撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
5
8/27 5:05
Bガリー大滝に到着、夜が明け明るくなりましたので登攀準備します。
Bガリー大滝からヒドンスラブまでの4尾根取り付きまでは比較的簡単な岩場(とはいえ落ちるとアウト)。アプローチシューズと、ハーフロープのシングル使用で通しました。
写真は1p目、20mほどロープを出したあたりで見えた終了点。ここで一度ピッチを切りました。
2022年08月27日 05:33撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
5
8/27 5:33
Bガリー大滝からヒドンスラブまでの4尾根取り付きまでは比較的簡単な岩場(とはいえ落ちるとアウト)。アプローチシューズと、ハーフロープのシングル使用で通しました。
写真は1p目、20mほどロープを出したあたりで見えた終了点。ここで一度ピッチを切りました。
Bガリー大滝2p目
2022年08月27日 05:43撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
5
8/27 5:43
Bガリー大滝2p目
2p目終了点として利用した残置。
この5m程上にも終了点があり、結局中途半端に3pになってしまった。繋げたほうがよかった。
2022年08月27日 05:56撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
3
8/27 5:56
2p目終了点として利用した残置。
この5m程上にも終了点があり、結局中途半端に3pになってしまった。繋げたほうがよかった。
Bガリー大滝を登りきると目の前に3mくらいの枯れ棚が見えてきます。
2022年08月27日 06:27撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
6
8/27 6:27
Bガリー大滝を登りきると目の前に3mくらいの枯れ棚が見えてきます。
枯棚向かって左にフィクスロープを発見、それに沿って枯棚を登ります。
2022年08月27日 06:29撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
4
8/27 6:29
枯棚向かって左にフィクスロープを発見、それに沿って枯棚を登ります。
するとハイ松帯(トポでは草付きと表現されている)をトラバースするように続く踏み跡が見えてきます。
2022年08月27日 06:38撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
3
8/27 6:38
するとハイ松帯(トポでは草付きと表現されている)をトラバースするように続く踏み跡が見えてきます。
ハイ松をトラバースするとCガリーが見えてきます。その後踏み跡に沿って下降します。
2022年08月27日 06:42撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
7
8/27 6:42
ハイ松をトラバースするとCガリーが見えてきます。その後踏み跡に沿って下降します。
Cガリー横断中。過去の大崩落した岩はすべてここに集中したとのこと。ガレており歩きにくいが落石危険地帯でもあるので慎重かつ素早く移動します。
2022年08月27日 06:48撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
5
8/27 6:48
Cガリー横断中。過去の大崩落した岩はすべてここに集中したとのこと。ガレており歩きにくいが落石危険地帯でもあるので慎重かつ素早く移動します。
4オネ↑、とペイントされた岩に沿って少し登り
2022年08月27日 06:49撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
3
8/27 6:49
4オネ↑、とペイントされた岩に沿って少し登り
4とペイントされた岩の先に踏み跡が見えてきます。
2022年08月27日 07:03撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
4
8/27 7:03
4とペイントされた岩の先に踏み跡が見えてきます。
そしてビレイ点が見えたらヒドンスラブです。
ヒドンスラブは少し苔むしていました。
所々アプローチシューズだと細かいホールドがありました。パートナーはここでクライミングシューズに履き替え。
2022年08月27日 07:23撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
7
8/27 7:23
そしてビレイ点が見えたらヒドンスラブです。
ヒドンスラブは少し苔むしていました。
所々アプローチシューズだと細かいホールドがありました。パートナーはここでクライミングシューズに履き替え。
ヒドンスラブはハイ松に掛けられた新し目の残置スリングを支点にしました。
2022年08月27日 07:23撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
4
8/27 7:23
ヒドンスラブはハイ松に掛けられた新し目の残置スリングを支点にしました。
ヒドンスラブを1p登り、踏み跡にそって歩くと4尾根取り付きテラスに出ました。
2022年08月27日 07:39撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
7
8/27 7:39
ヒドンスラブを1p登り、踏み跡にそって歩くと4尾根取り付きテラスに出ました。
振り返ると富士山!絶景でした。
2022年08月27日 07:40撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
10
8/27 7:40
振り返ると富士山!絶景でした。
あちらは八ヶ岳かな
2022年08月27日 07:40撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
6
8/27 7:40
あちらは八ヶ岳かな
んで、鳳凰三山ですね
2022年08月27日 07:40撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
7
8/27 7:40
んで、鳳凰三山ですね
1p、トポにはつるりとしたクラック〜やさしいスラブと記載。
出だしのクラックは#3が決まりました。フットジャムしつつ体を持ち上げて突破。
2022年08月27日 08:04撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
4
8/27 8:04
1p、トポにはつるりとしたクラック〜やさしいスラブと記載。
出だしのクラックは#3が決まりました。フットジャムしつつ体を持ち上げて突破。
1p終了点として利用した支点。
ですがこの地点は1pの半分くらいだった模様
2022年08月27日 08:06撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
3
8/27 8:06
1p終了点として利用した支点。
ですがこの地点は1pの半分くらいだった模様
2pめ、トポでは1pの一部と推定。
土のバンドのところでピッチ切り。
2022年08月27日 08:24撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
6
8/27 8:24
2pめ、トポでは1pの一部と推定。
土のバンドのところでピッチ切り。
3p、トポでは2p、土のバンド〜階段状の岩場とあるピッチ。
Ⅱ級、階段状という記述ですが、それにしては細かめホールドの印象です。あと残置も少なくランナウト、50mならロープ一杯まで伸ばす必要あり、かつ大きな岩を回り込むためコールも届きにくい。

登攀の難易度以外の不安要素が多く、Ⅱ級だから…って取りつくと危ないかも。
2022年08月27日 08:54撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
7
8/27 8:54
3p、トポでは2p、土のバンド〜階段状の岩場とあるピッチ。
Ⅱ級、階段状という記述ですが、それにしては細かめホールドの印象です。あと残置も少なくランナウト、50mならロープ一杯まで伸ばす必要あり、かつ大きな岩を回り込むためコールも届きにくい。

登攀の難易度以外の不安要素が多く、Ⅱ級だから…って取りつくと危ないかも。
3p→トポ上の3p緩傾斜のクラック、4pフェイスからリッジ、5p三角形の垂壁からリッジ、をロープ一杯伸ばして繋いでしまいました。
トポ上では合わせて100mの筈ですが…

写真は三角形の垂壁。難しかったです。残置ピトンの強度は信用できない感じです。
2022年08月27日 09:31撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
6
8/27 9:31
3p→トポ上の3p緩傾斜のクラック、4pフェイスからリッジ、5p三角形の垂壁からリッジ、をロープ一杯伸ばして繋いでしまいました。
トポ上では合わせて100mの筈ですが…

写真は三角形の垂壁。難しかったです。残置ピトンの強度は信用できない感じです。
マッチ箱手前のリッジを登るkさん
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マッチ箱手前のリッジを登るkさん
マッチ箱に到着。向こう側に奥壁城塞が見えます。
2022年08月27日 10:03撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
4
8/27 10:03
マッチ箱に到着。向こう側に奥壁城塞が見えます。
マッチ箱から懸垂下降。
ガスっていて良く下が見えなかったので一応2本繋ぎましたが、1本折り返しで行けました。
2022年08月27日 10:34撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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8/27 10:34
マッチ箱から懸垂下降。
ガスっていて良く下が見えなかったので一応2本繋ぎましたが、1本折り返しで行けました。
後続のS夫妻。旦那さんがツヨツヨ。
2022年08月27日 10:47撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
4
8/27 10:47
後続のS夫妻。旦那さんがツヨツヨ。
・4P→トポ上の6p右コーナーからカンテ状クラックと7pカンテ状またはルンゼ状を繋ぎ
・5p→トポ上の8pの半分、脆いナイフリッジ
・6p→8p残りの城塞ハング

この辺り、疲労と忙しさと後続到着など諸々で写真が撮れず。。。撮れた写真は最終ピッチ終了点の立木です。なお8p城塞ハングは痛恨のA0を2手。

城塞ハング出だしに付いている残置ピトンはグラついており今にも抜けるか折れそう。A0やるならカムを使うか、出だしをなんとか超えてからやるべきかと思います。チムニー内部にカムが刺さったまま取れず残置されていました。
2022年08月27日 13:01撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
5
8/27 13:01
・4P→トポ上の6p右コーナーからカンテ状クラックと7pカンテ状またはルンゼ状を繋ぎ
・5p→トポ上の8pの半分、脆いナイフリッジ
・6p→8p残りの城塞ハング

この辺り、疲労と忙しさと後続到着など諸々で写真が撮れず。。。撮れた写真は最終ピッチ終了点の立木です。なお8p城塞ハングは痛恨のA0を2手。

城塞ハング出だしに付いている残置ピトンはグラついており今にも抜けるか折れそう。A0やるならカムを使うか、出だしをなんとか超えてからやるべきかと思います。チムニー内部にカムが刺さったまま取れず残置されていました。
最終ピッチを終え、ロープをたたんで岩場を進みます。
2022年08月27日 13:01撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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8/27 13:01
最終ピッチを終え、ロープをたたんで岩場を進みます。
登山道に向けて歩き中。踏み跡は明瞭、一部ハイ松が刈り払いされてもいました。
2022年08月27日 13:18撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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8/27 13:18
登山道に向けて歩き中。踏み跡は明瞭、一部ハイ松が刈り払いされてもいました。
無事、北岳山頂にトップアウトです。
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無事、北岳山頂にトップアウトです。
バットレス攻略記念Tシャツを作ってきました!
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バットレス攻略記念Tシャツを作ってきました!
クライミングを始めて約1年半、
アルパイン的な山行を始めて約1年。
目標だった北岳バットレス登攀達成に感無量……
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クライミングを始めて約1年半、
アルパイン的な山行を始めて約1年。
目標だった北岳バットレス登攀達成に感無量……
本当はこの日に下山予定でしたが、時間が掛かってしまったし、疲れて下山の脚も進まないしで、テント泊を1日追加して翌朝下山することになりました。

写真に映るのはピラミッドフェイスを登攀された陽気なツヨツヨクライマーのお二人。

予定外の幕営で非常食くらいしか持ってない私達に、こちらのPTと後続だったS夫妻の2PTが夕食を分けてくださいました。感謝しかありません。
有難くいただきテン場でお酒とお喋り、それはそれは楽しい夜を過ごしました。
2022年08月27日 16:48撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
6
8/27 16:48
本当はこの日に下山予定でしたが、時間が掛かってしまったし、疲れて下山の脚も進まないしで、テント泊を1日追加して翌朝下山することになりました。

写真に映るのはピラミッドフェイスを登攀された陽気なツヨツヨクライマーのお二人。

予定外の幕営で非常食くらいしか持ってない私達に、こちらのPTと後続だったS夫妻の2PTが夕食を分けてくださいました。感謝しかありません。
有難くいただきテン場でお酒とお喋り、それはそれは楽しい夜を過ごしました。
2日目夜間は雨でしたが、翌朝止んでいました。お陰で濡れず下山できました。
4
2日目夜間は雨でしたが、翌朝止んでいました。お陰で濡れず下山できました。
無事下山、お疲れ様でした。
ありがとうkokubannさん。
2022年08月28日 07:08撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
4
8/28 7:08
無事下山、お疲れ様でした。
ありがとうkokubannさん。
8時の乗合タクシー待ち中、インフォメーションセンターで見かけたバットレス写真。
いや凄いとこ登ったなぁ
2022年08月28日 07:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9
8/28 7:15
8時の乗合タクシー待ち中、インフォメーションセンターで見かけたバットレス写真。
いや凄いとこ登ったなぁ

感想

※山行を手短に。2分動画もどうぞ。


クライミングを始めた動機のひとつだった、北岳バットレス第四尾根主稜。確か昨年の秋には既に2022年夏の目標にしていました。

今回、お仲間と機会と天候に恵まれて、全ピッチリードで登りきることができました。感無量です。

とはいえ、初見で先頭、ルートファインディングしつつの登攀、かつ拙い部分が出て最終ピッチ付近でモタついてしまいました、反省。次来る時はもっと強くなっていたいです。

今回我々含め4ptが取り付きましたが、皆さん強くて、かつ良い方々ばかり。仲良くして貰えて本当に有難かったです。この出会いも含めて、最高の3日間でした。忘れられない山行になりました。

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コメント

三日間大変お世話になりました!
わたしみたいな者がおそれおおくも
北岳バットレスに無事行けたのも
hirosioさんのおかげです!
ほんとにありがとうございました!
行けて良かったーーーー!
2022/8/30 7:20
kokubannさん
3日間ありがとうございました!!
スムーズにビレイもフォローもこなして頂いて、お陰で快適に進めました。
おそれおおくもなんてそんな。
沢山の山行に行かれて経験を積まれたからこそです!またいきましょう!
2022/8/31 8:45
いやぁ、ついにやりましたね〜!
おめでとうございます\(^o^)/
ずいぶん早い時刻に無事帰宅の連絡をいただいたと思ったら、逆にゆっくりして帰ってきたのですね。
レコを読んでいて、まるで一緒に登っているような臨場感でドキドキでした。
素敵な仲間と、楽しいテント泊で目的達成、お疲れ様でした。
2022/8/30 23:52
bukozanさん
ありがとうございます!
buさんも岳沢からのジャンダルム、お疲れ様でした!
そうなんです、実は一日伸ばしての下山だったんです(笑)

お互いのお土産話をしたいですね、近々お会いしましょう!!
2022/8/31 8:46
読ませていただきました!
かなりあっさり目に表現されてますが、雨の間を縫っての登攀や、初見アルパインのリード、日程延長などなど、かなりの緊張下であったと想像します。
お2人のバットレスへの熱量の結果成し遂げた登攀だと思います。おめでとう!
2022/8/31 11:30
uchikenさん、ありがとうです!
天候には悩まされました…いやホントに。
そして登攀中も色々あったといえばありましたが、天気にも後続のPTの皆さんにも恵まれて、緊張もしたし疲れましたが、それよりもkさん共々楽しめました!

ぜひ、来年ご一緒よろしくお願いします!
2022/8/31 13:20
さすがです、
1人で全てリードしてしまうとは😃

お疲れ様でした^_^
2022/8/31 11:54
bongenkiさん
こんにちは!
同行のkokubannさんのサポートあってこそです。凄い頑張りでしたよ😊

コメントありがとうございます!
2022/8/31 13:23
こんにちは。
立岩でお世話になったbicycleです。

北岳バットレス、素晴らしい記録を拝見させて頂きました。
近年、崩落が著しいと聞いていたので、かなり緊張もあったかと思います。
目標にしていたルート、会心のリードに拍手です。

今後の、さらなるご活躍を応援しております^^
2022/9/1 17:57
bicycleさん
こんにちは、コメントありがとうございます😊こういった所は天候が核心でもありますので、運良く晴れてよかった…兎に角目標を達成できて嬉しく思います。また次の目標に向かって経験を積みたいです。

1981年、2010年に崩落した岩壁上部ではその兆候があるということです。崩落可能性の規模が大きすぎて見た目では判らないのか、細かい落石が多いような感じもなかったのですが、今後確実に崩れゆく岩場であることは違いないですので緊張しました。
2022/9/1 19:50
北岳バットレス制覇おめでとうございます!
日帰りロングもテン泊縦走も冬山&アイスクライミングなんでもござれで、
もう山でやること無くなっちゃったんじゃないですか?(笑)
北岳Tシャツもステキです!
2022/9/2 18:01
number-shotさん
こんばんは!コメントありがとうございます😊
無節操に色々なジャンルに手をだしているのでどれもまだまだ初級者です。でも色々と手を出した結果、やる事なくなっちゃったどころか、やりたい事行きたい所だらけになりました(笑)
毎日が日曜ならいいのに🤣
2022/9/2 19:47
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無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [3日]
北岳、間ノ岳:二俣、八本歯のコル経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
北岳
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 甲信越 [2日]
北岳
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

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