ユニバーサル登山(高尾山) 〜見方が変わる〜



- GPS
- 05:02
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 275m
- 下り
- 260m
コースタイム
天候 | くもり時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
599ミュージアム裏口付近(もみじ児童遊園の横)に、民営駐車場がありました(1000円/日、10台程度?) ※高尾山口駅付近の駐車場情報はこちら https://www.hkc.or.jp/park/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
ユニバーサル目線でまとめます。 ケーブルカーに乗る場合、清滝駅では山麓側の入口に乗ると、高尾山駅に降りた際にエレベーターが近いです! 1号路はアスファルトですが、薬王院より上は階段道もあるため、薬王院から3号路へアクセスする道を通りました。ここは車も通れるくらいの幅はありますが、砂利道や段差も出てくるので、十分気をつけてください。 その後、3号路→5号路を経て1号路に出れば、再びアスファルトとなります。ただ最後は急坂です! |
その他周辺情報 | ■NPO法人パラキャン https://para-can.com/ ユニバーサル登山の主催団体です。 |
写真
そして当日のオリエンテーション!
どんよりとした空模様の中、「晴れの日だけ外へ行けるのはつまらないよね。曇りでも雨でも楽しみ方はある!」と言ってくださった野島さんの言葉で、空気が一変する!✨
感想
■NPO法人パラキャンとの出会い
「障がい者スポーツ等の体験を通して、障がいのある人もない人も、社会の様々な人と支え合いができるきっかけを作れたら…。」
その実現を目指し、パラキャンの代表者はずっと動き続けている。私が代表者と知り合ったのはもう20年以上前だが、その間に車椅子バスケやチェアスキー等を体験させてもらえ、今では車椅子の人たちを身近に感じられている。
■ユニバーサル登山
今春、その代表者から「登山ってどうかな?」と連絡をもらった。体験プログラムとしては初の試みとなるそうだが、登山であれば他のスポーツよりも手伝えることは十分あるかと思え、私は即答でスタッフとしての参加を表明した。
そこでまずは練習会に参加してみると…!! 講師で元パラリンピック選手の野島弘さんは、常に笑顔でユーモアに溢れ、子どもたちからも親御さんからも大人気! 練習中は車椅子の扱い方をきっちり指導し、子どもたちができないことを、少しずつできるように変えていく。また私たちにも適切な介助方法のアドバイスをくださり、私も当日のイメージが湧いてきた。
もちろん、子どもたちはみな自主性が高く、常に介助者を必要としているわけではない。ただ、まずは同じ空間にいることで、子供たちと少しずつ仲良くなれたら…。その想いがいちばんであり、毎回の練習会は楽しく終われた。
■いざ、高尾山!
あいにくの雨予報により、参加を見合わせたご家族もいたけれど、当日集まった子供たちは元気いっぱい! スポンサーであるナイキの社員さんや、学生ボランティアさんも集まり、介助体制も十分に整うことができた。
もっとも、中学生以上のグループは自力でどんどん進み、介助者の出番はほぼナシ! 見ていて頼もしかった。他方、小学生グループは、手伝いが必要な時に「お願いします」と伝え、介助者と一緒に進む。これも重要!
そんな中、私が一緒に歩いたYくんは、とにかく自力で登りたい意志が伝わってくる。ただ、急坂になると頼りになるのが友達のRくん。Rくん自身も自分の出番が来たと張り切ってロープを引っ張る。この姿が微笑ましくて微笑ましくて…(泣)
結局、予定時間よりも早く登頂! みんながんばった!! 惜しまれるのは雨だったことだけど…。もしまた次回があるなら、今度は晴れた山も見せてあげたい!
wildwind
こちらでもたまにクワガタとかカブトムシがバラバラにされていますが、アオバズク?の仕業だったんですね。
コメントありがとうございます。
子どもたちにとっては自信につながるし、健常者にとってもたくさんの気づきがありますね。また、さすがに山を完全バリアフリー化はできないけど、このイベントができた高尾山にも敬服してます! (普段なら絶対に思わない、「ありがとう1号路!
クワガタバラバラ事件は…。夜になると彼ら(アオバヅクだと思います!)が目を光らせているそうです。ちなみに、これまた普段ならガイドさんの話を聞くこともないので、いろいろ勉強できました
高尾山! 車いすでも登頂出来るんですね!
確かに車が上がっていけるので道はあるのでしょうけど、そこそこ斜度もあったりして実際はかなりキツイんだと思いますが、”みんなで””助け合って”登れるんですね。
コメントありがとうございます。
今回は私もビックリというか、車いすでも登頂できることが証明されて、ただただ嬉しいです! (上のコメント欄でも書いたけど、「ありがとう、1号路!
また、子供も大人も、雨の中「みんなで」登ったことは、夏休みの思い出として心に残るでしょうし、今後も「助け合って」生活できればいいなと思います!
素敵な活動されてるんですね✨✨
日曜日はお天気悪かったけど
雨で大変だったと思いますが
人が少なくそこは登りやすかったかと😊
雨で参加者が少なかったのは残念でしたね🍀
お助けマンRくん頑張ってますね😊
素敵な活動応援してます📣
たまにはガイドさんに案内してもらうのも良いかと思いました。
このコース私の父も登ってます🍀
階段ないので頑張りました😊
レポートまとめるのか
分かりませんが
3号路は浄心門から山頂に行く登山道で
薬王院の裏の登山道は✨富士道✨って名前になってます🍀
次回は晴れて登れると良いですね😊
コメントありがとうございます。
仰るとおり、雨はホントに残念でしたが、その分人出も少なく、涼しい中で挑戦できて良かったです! Rくんの友情も泣ける…
ガイドさんの話は、何を聞いても勉強になりますね…
お父様も同じコースを歩かれたんですね! 段差が少ないことで登りやすくなる人もいる。普段ならあまり気づけないことを、今回は十分に認識できました。また「富士道」という名前もついていたんですね。大事にします、このルート!
ちなみに、7月にbaboさんと同じ日に高尾山に行ったのは、今回のイベントの下見も兼ねてでした〜
・・なんていうかwildwindさんらしい素晴らしいイベント登山だな〜と感動です
今回は天気予報が悪くて参加者も少なかったようですし、これ1回で終わらずに毎年の行事になってもいいのでは?と思いました。
ケーブルカーを降りて霧だと大抵はガッカリしてしまうけど(^-^; 「雲の中だ〜!」とはしゃぐ子供たちの感性!!!素晴らしいですよね!私もそういう気持ちを持ちたいと思います
車椅子ではないけれど、数年前に視覚障碍者の方と2回、一緒に山に登った事があります♪地面が見えないのに、足を付いて瞬時に地面の様子を感知して自力で登っていく姿に、やはり感動したのを思い出しました!
それとうちの職場では知的障碍者の人達を採用していて、職場のマラソン部に入ってもらい一緒に走ったりしているけど、彼らはとても楽しそうに頑張って走っているんです!行動範囲が広がるお手伝いを少しでも出来たらいいなと思ってます(^-^)
コメントありがとうございます。
毎年の行事になってもいいのでは?とまで言ってくださるのは嬉しいですね! もちろんこのような大掛かりなイベントでなくても、車椅子の方が登りたいときに登れる山になったらいいなと思います
目の見えない方が、足で地面の様子が感知するというのもすごいですね。自力で登られることも!! 私は日頃から楽しているのかな?とさえ思うような!?
またマラソン部員のサポートは、popieさんなら向いていると思います! ぜひ続けてくださいね♪
ユニバーサル登山???なるほどそういう事なのですね。
体力落ちてまだまだ五体満足(と思ってます。)なのにグータラしている自分はダメだなと思ってしまいました。天気悪いと山やめてしまいますし。
天気の悪い中おつかれさまでした。
高尾山の懐の深さですね。なるほど、車いすの方でも山頂に行ける!でも途中結構な斜度の所もありますからサポートは必要だなとコース思い出してみました。
五体満足なtsuyoshiさん、まだまだ頑張れると思いますっ!!
悪天候は残念でしたが、それでも果敢に攻める子供たちからパワーをもらえる一日でした
高尾山の「懐の深さ」という言葉に、なんだか打たれました。両足を動かせるのが当たり前で、その人たちだけが山に登れる、というのは、いささか寂しいことかもしれません。その意味では、高尾山のような山があってくれて、本当に感謝です!
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