愛山渓温泉〜御鉢巡りの黒岳テン泊

2022年08月28日(日) ~ 2022年08月29日(月)

• GPS: 13:14
• 距離: 29.2km
• 登り: 2,081m
• 下り: 2,100m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:09
• 休憩: 0:10
• 合計: 6:19

8:23 愛山渓温泉
8:43 8:46 三十三曲分岐
9:36 9:38 沼ノ平分岐
9:48 9:49 滝ノ上分岐
11:53 11:54 永山岳
12:11 12:11 国立峰
12:18 12:19 安足間岳
12:32 12:32 比布岳
13:35 13:36 北鎮岳
13:49 13:49 北鎮岳分岐
14:10 14:11 お鉢平展望台
14:42 黒岳石室

2日目

• 山行: 7:58
• 休憩: 0:36
• 合計: 8:34

4:48 黒岳石室
5:04 5:15 黒岳
6:42 6:43 黒岳石室
8:02 8:04 北海岳
8:14 8:14 松田岳
8:41 8:41 荒井岳
8:45 8:46 間宮岳
9:02 9:03 中岳分岐
9:29 9:30 中岳温泉
10:01 10:02 裾合平
10:52 11:06 当麻乗越
11:59 12:00 六ノ沼
12:03 12:04 沼ノ平
12:19 12:19 八島分岐
13:02 13:04 三十三曲分岐
13:22 愛山渓温泉

コース状況／危険箇所等

ピウケナイ沢の渡渉で両足ドボンしました。登山道すぐ近くでは水没せずに渡るのは難しかったと思います。靴脱いで渡ればよかった・・・。渡ってから落ち着いて観察すると、登山道の上流20m付近に浅いところがあるように見えました。
裾合平〜ピウケナイ沢は水たまり＆泥濘多数
当麻乗越〜沼ノ平は大岩＆水たまり＆泥濘多数

写真

8/28 8:22

登山口の入山届と携帯トイレ回収BOX

8/28 8:19

看板のマップ

8/28 8:22

8/28 8:31

8/28 8:41

がっちりした橋だけど、濡れてると滑りそうで緊張

8/28 9:03

ここから三十三曲り、急登の始まりです。

8/28 9:04

全体的に水が走っているか、水たまり。

8/28 9:37

沼ノ平分岐。真ん中に見える永山岳に向かいます。写真右に斜めに続く登山道が見えます。

8/28 9:46

一度大きく降りて、徒渉です。
近づくまでの間、大きな水の音がずっと聞こえていたので増水かとヒヤヒヤしましたが、全く問題なかったです。

8/28 9:48

8/28 10:33

沼ノ平の紅葉はまだですね。

8/28 10:55

この辺りから冷たい風にさらされ始めます。

8/28 11:04

寒いので、ここでレインウェアの上だけ着ました。

8/28 11:09

おにぎりは、固めに炊いたコシヒカリで握ったワカメご飯が一番だと思う。

8/28 11:20

暗い雲。
「午後から晴れる」の天気予報を信じていましたが・・・

8/28 11:23

ガスまで・・・

8/28 11:51

ものすごい強風なので、写真だけ撮っておしまい。

8/28 11:52

ガスの切れ間に不気味な愛別岳

8/28 11:52

8/28 11:53

8/28 12:18

字が消えてしまっています。彫ってあるので盲牌ならOK？

8/28 12:19

高所恐怖症には厳しい道。

8/28 12:19

怖いなら見なけりゃ良いのに、つい下を見てしまう。

8/28 12:22

ガスの向こうに北鎮岳。

8/28 12:27

渡り終わって、「ああ怖かった」の一枚。

8/28 12:33

ここでも爆風。

8/28 12:34

比布岳から北鎮岳までのルートはお初です！

8/28 12:53

左の鋸岳の右側をかわすように登山道が続きます。

8/28 13:00

振り返って右は比布岳、左は当麻岳？

8/28 13:07

比布岳から一度大きく下り、北鎮岳まで再度結構な高度を稼ぐことになりますが、時計回りに大きく回り込むので、傾斜はさほどではありません。

8/28 13:24

途中から振り返ってみる。

8/28 13:32

真ん中、黒岳が見えた！

8/28 13:35

道内標高No.2の北鎮岳到着です。

8/28 14:11

御鉢は2年振りです。

8/28 14:32

さあ、北鎮を降りたら今夜の寝床へGO！

8/28 15:30

初の黒岳テン場です。
地面は全体的に斜めってる。
条件の良い場所（平ら、風よけのハイマツ近く）には既に先客さんが。
寝転んでも身体がズレない程度に平らなところをなんとか確保。

8/28 15:31

桂月岳をバックに。
テントは自分を含めて9張でした。

8/28 15:31

石室利用も数組おられたようでした。

8/28 15:44

で、買っちゃいました！
約30年ぶりの石室ビール＠500円也。
記憶が曖昧だけど、30年前も同じ価格だったような・・・

8/28 17:21

8/28 17:26

ようやく雲が取れた。

8/28 17:26

北鎮岳と凌雲岳の間に沈む夕日

8/28 17:27

8/28 18:24

夕焼け。
明日の天気はどうかな。

8/29 4:57

で、朝です。
ちょっと出遅れ、黒岳ピーク到着前に、太陽が雲に隠れてしまいました。

8/29 4:59

8/29 4:59

朝日を浴びる白雲岳

8/29 5:03

8/29 5:04

8/29 5:04

誰一人居ない黒岳ピーク。

8/29 5:04

8/29 5:05

多分、左が雄阿寒岳、右が阿寒富士と雌阿寒岳。

8/29 5:06

8/29 6:54

朝ご飯を食べて、強風に難儀しながらテントを撤収。
未踏の黒岳石室〜北海岳を歩きます。
最初の渡渉は木材と飛び石で楽々です。

8/29 7:11

こんな巨大な雪渓がまだ残ってます。

8/29 7:14

もうすぐ初雪の便りも届きそうなこの時期に、健気に咲くチシマクモマグサに癒やされます。

8/29 7:17

ここ、つい真っ直ぐ進みそうになりましたが、左にカクッと曲がります。

8/29 7:23

対面の北鎮岳方面はガス。

8/29 7:29

8/29 7:36

8/29 7:41

左から凌雲岳、桂月岳、黒岳。
またね！

8/29 7:55

8/29 8:01

左端、雲の上にちょぴっとトムの頭。
中央やや左は十勝連峰かな。
うーん、ガス＆雲が憎い。

8/29 8:02

北海岳からの白雲岳。

8/29 8:02

対面のガスがとれた隙に御鉢を。

8/29 8:02

8/29 8:03

8/29 8:10

松田岳方面へ進みます。

8/29 8:11

白雲岳の右肩奥にニペどん？

8/29 8:22

8/29 8:41

今日も風が冷たい。

8/29 8:44

間宮岳分岐

8/29 8:47

8/29 9:01

8/29 9:03

中岳分岐ですね。
一部を残して御鉢一周路を離れます。

名残惜しいPart1　北海岳、白雲岳、松田岳方面

8/29 9:10

名残惜しいPart2　永山岳、北鎮岳方面

中岳温泉付近は3回ほど沢またぎがあります。
ピンテやペイントのおかげで迷うことはないでしょう。

このときは旭岳のガスもとれていました。

今回3箇所目の未踏区間、裾合平〜当麻乗越に突入です。

利用が少ないせいか、この区間の木道修繕の優先順位は低いのかも。

ピウケナイ沢までずっと水たまりorドロドロです。

クマさんに大分かじられてますね。

ピウケナイ沢に降りるところ。
渡渉後はぐいっと登って、左へ進みます。

靴脱いで渡れば良かったのになーと後の祭り。

8/29 10:51

旭岳はすっかりガスの中。

当麻乗越で、靴を脱いで靴下を絞りました。

沼ノ平です。
ドボンした上にどんより曇り空で、テンション下がってます。

テンション下がってるのに一応撮ってしまうPart1

テンション下がってるのに一応撮ってしまうPart2

ここもクマさんカジカジ。
ここからの2.5kmが長く感じた。

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

asakamurasaki

月曜日の休みをゲットして3連休なのに、土曜日は午後から雨予報。
残念だけど土曜日は捨て、大雪で日月の1泊2日作戦に。
混んでるからと避けてきた黒岳テン場も、日曜日＆紅葉シーズン前なので空いてるだろうということで、愛山渓温泉を起点とするほぼ一筆書きでお鉢ほぼ1周の、ほぼほぼ山行を決行。
日曜日の朝は、前日からの雨が残る予報だったので、当日早朝自宅発で8時過ぎと遅めの登山開始。
雨にはあたらなかったけど、強烈で冷たい南風にほぼずっと吹かれっぱなしでかなり消耗しました。
テン場は予想通りの空き具合でしたが、夜中から明け方までずっと強風でテントが揺さぶられ、熟睡できませんでした。
翌朝、風は残っていたものの、誰も居ない黒岳ピークでご来光を拝み、朝日に染まる山並みを堪能することができました。
ピウケナイ沢では、もっと落ち着いて渡渉ポイントを探せば濡れずに済んだように思われ、反省です。
それでも、未踏の3区間を歩くことができ、思い出に残る山行となりました。