登山道状況報告 大輪〜霧藻が峰
- GPS
- 06:43
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,599m
- 下り
- 918m
コースタイム
天候 | 晴れときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:西部観光バス三峯神社〜三峰口駅下車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
詳細は感想の項目でお伝えしますが、表参道、大輪〜三峯神社間は橋崩落しています。 一応通行止めの看板がありましたが、状況を把握するため登山道に入りました。 歩かれる方は自己責任でお願いします。 |
写真
感想
今回の山行。
なかなか行けていなかった三峯神社表参道の様子を確認するのと、霧藻が峰休憩所の管理人さんに会いに行ってきました。
さて表参道の様子です。
大輪バス停前、旧ロープウエイ横の登山道入り口に、『橋崩壊に付き通行止め』との看板がありました。
少々気まずい思いを胸にしまい、遮断しているロープをくぐります。
自分は行ってしまいましたが、今後歩かれる方は是非自己責任で!!!
この道には橋が全部で6つあります。
以前、3月の終わりか4月の初めだったでしょうか?訪れた際、三つ目の木橋が雪崩で崩壊しており、雪も腐ってぐずぐずな状態で、迂回するにも危険なかんじだったので、撤退を余儀なくされました。
今回再度訪れて半ば愕然としました。
冒頭三つの木橋がほぼ同じように崩壊、見事にくの字に折れていました。
最初の橋、木橋。
頑丈に鉄骨で補強しているにも係わらず、土台のセメントもろとも谷へ落下寸前です。
慎重に、しかも大げさに山側を迂回します。
2個目橋は鉄骨製。
試しに相当力を入れて揺すってみましたが、びくともしませんでした。
安心して渡れます。
3個目、木橋
この橋も以前は雪に埋まっているだけでしたが、今回はくの字に折れています。
土台を確認しようとのぞき込んだら、目検では割としっかりしているようです。
後で考えると無茶なことをしたと思うのですが、橋を渡ってしまいました。
万一渡ってる最中に崩壊が起こったら、一巻の終わりでした。
山ではこういう行為が「遭難」という悲劇を引き起こします。
深く反省。
よい子のみんな、マネしないように!!
ホントに反省してます。。。
4個目、木橋
ここも2番目の橋と同じようにくの字にへし折れてます。
山側を迂回。
清浄の滝までは、普段水が流れていない箇所でも立派な滝になっており、迂回する際にうっかりすると、ブーツのみ鳴らず、全身水浸しになってしまう危険性があります。
それを避けるためには、少々時間がかかっても大げさに迂回することをおすすめします。
ただし山側は急峻ですので、それも頭に入れておく必要有り。
5個目、パイプで組まれた橋
ここも、3個目の鉄製橋同様に、普通に渡れました。
6個目、木橋
清浄の滝手前に架かる橋です。
非常に堅個に作られているので、全然大丈夫でした。
すぐそばに崖や谷が無いため、雪崩や土砂崩れの影響を免れたのでしょう。
清浄の滝以降は、以前の静かな表参道です。
高度も徐々に上がり、涼しくなってきたけど、同時に息も上がってきました。
でも無事に約2時間の道のりを経て、三峯神社遥拝殿にたどり着きました。
妙法ヶ岳奥宮、霧藻が峰・雲取山への登山道入り口で登山届けを出し、霧藻が峰を目指します。
登山道はいつもと変わらず、奥秩父の静かな佇まいを見せていました。
山頂もしかり。
三角点がひっそりと。
真北〜北西が開け、両神山〜西上州の稜線が望めます。
休憩所へ。
一人息子がご飯を炊きすぎたため巨大になったおむすびが、今日の山メシ。
しかも2個。
結構エネルギーを使ったため、平らげてしまいました。
休憩所には数人がお想い想いにランチをとっていました。
一人のハイカーと話し。
熊谷なんですよ、
あ〜〜それなら楽ですねぇ、自分川越だから乗り換えが面倒で
え!ワタシは出身が川越で!!
などなど。
そのうち人がいなくなり自分一人で物思いにふけります。
ここで管理人のARAI翁登場。
久しぶりですねぇ、どうしてましたか?携帯もつながらず、、と皮肉を。
北八つに出かけたり、兄弟の手伝いしたり、山開きの準備したり、どうのこうの、とオジサンの言い訳が始まります(笑)
去る2月の大雪直後、県警レンジャーと一緒に雪道ラッセルしたとか、山頂標識がてっぺんまで雪に埋まってたとか、
なかなか窓が開かず、蹴破って中に入ったとか、ご苦労様でした、年も年なのに(笑)
そういえば甥っ子はどうした?山岳救助隊に志願すればいいのに。
いやいや高所恐怖症なので、消防士のくせに。
次姉の息子が消防士で、そのつながりでARAI翁とお知り合いになれた、といういきさつがあります。
それも一昨年、数年前のぶどう沢での多重遭難事故慰霊碑のお披露目に甥っ子が代理出席し、たまたまARAI翁と話をさせていただいたのがきっかけです。
まだまだ引退しないでね、後継者いないんだから、などと悪態付つきなが下山します。
飛ぶように下山し、秩父味噌をGET!!
バス中で、ご褒美の甘味をほおばりながら、山行を振り返ります。
繰り返しますが、橋が崩壊しています。
これから歩かれる方は、最新の注意で望んでください。
おわり。
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