池口岳
- GPS
- 09:38
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,640m
- 下り
- 1,640m
コースタイム
面切平 0543-53
黒薙の頭 0659-0711
1902標高点付近 0744
1971標高点付近 0802-16
ザラ薙平 0825
ヤセ尾根 0850
高度計読み2075 0902-12
2155標高点 0927
ジャンクション 0950
池口岳 1007-36
ヤセ尾根 1121
1983標高点付近 1131-39
ザラ薙平 1159
1902標高点付近 1222
黒薙の頭 1255-1307
高度計読み1520 1349-55
登山口 1432-50
天候 | 曇りのち晴れ。山頂強風ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車スペースは直下に2台+一段下に4台ほど。その他かなりの台数の路駐も可。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
長丁場という以外は特に問題なし。黒薙他、崩壊地では道がガケ上ぎりぎりの所が多いが この山に来る人なら問題ないでしょう。 登山届入れは林道入口。用紙、プライバシー配慮有。親切な登山ガイド図もおいてある。 登山口にトイレあり。 |
写真
感想
好天、気温も高い予報で、多めに水を持つなど、暑さ対策に重点をおいて出発。
ギンリョウソウばかりがやたらに目につく、他にフタリシズカがあったが開花前。
標高1500mを超えると樹間から北方が見える。奥茶臼山あたりだろうか?
山頂部のみ雲に覆われている。
気温が低く、風が強いのでとても涼しいが、長丁場なので、ペースは意識してやや抑え気味に。
コバイケイソウ(花はまだ)の群落を過ぎると急な登りとなり、黒薙の頭(1838m)。
南側は黒薙のすさまじい浸食で、登山道はほどなく付け替えを強いられるだろう。
ミツバツツジはほぼ終わりで、このあたりはマイヅルソウが開花しているが、
見慣れた姿に比べると矮性というのか、丈、葉共に小さい状態で咲いている。
1902標高点付近からイワカガミが現れてすごい密度。ありふれた花だが、
実はこの花、北海道には少なかったので、割とうれしい。
その先は今度は北側が崩壊していて展望がある。雪を戴いて見えたのは
中央アルプスだろうか?
1971標高点先の崩壊地(ザラ薙)では山頂方面が見える。空の明るさから
見当はついていたが、残念ながら雲の中。
このあたりから、オサバグサがイワカガミに互して多数咲いている。
コミヤマカタバミもあるが、この天気では開ききらない。
2155標高点の下りとその先にはロープのある岩場がある。
ジャンクションを越えるとサクラソウが数株あった。バイカオウレンもこのあたりから
出てくる。残雪をわずかに見るが、間もなく完全に消えるだろう。
1007山頂着。時間が早いので南峰へも行くつもりだったが、濃霧と強風で、
若干の降雨もある。行くとも行かぬとも決められず30分ほどウダウダと待ってみたが、
好転のきざしがないので、下ることにする。歩き始めると手がかじかむほど。
小一時間ほど下ってみると、少し好転してきたように感じる。ヤセ尾根のあたりまで来ると、
ついに鶏冠山方面に青空まで見える。天気は悪くても南峰へ往復していれば、
時間の経過とともに好転のきざしを感じ、さらに待ってこの好天を捕まえたかもしれない。
2度3度と来る山ではないので残念ではある、が仕方がない。怠惰への罰ともいえるが、
怠惰ないしは臆病な行動の積み重ねが、無事故へつながってきたともいえる。
その後、ラン科の見慣れぬ花を見つけた。(あとで調べるとイチヨウランらしい)
下るに従って、天候はどんどん回復。往路、薄暗い中で見た光景も違って見える。
気温も上がってきたが、もともと朝方が低かった上に、北側からの風が
樹林の中まで通る場所が多くてそれほど暑い思いもせず、かなりの水を残して
登山口に着いた。
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